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2024年3月の読書メーターまとめ

こんぺいとう
読んだ本
3
読んだページ
1180ページ
感想・レビュー
3
ナイス
156ナイス

2024年3月に読んだ本
3

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

こんぺいとう
かなり複雑な家庭で育つ宙の成長物語かと思いきや、母であるカノさんの成長物語でもあった。章ごとにすっと時間軸が飛ぶので、ちょっと前まで平穏だった人間関係が拗れていたりして、妙にリアルに親戚の子どもの人生を眺めている気分になる。食べることは生きること。押し付けがましくない優しさって難しいもの。徒然にそんなことを思った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
3

こんぺいとう
ドラマをやってたのは知っているけど未聴。池井戸さんには珍しいミステリー。縁あって田舎に移り住んだ作家が、少しずつ生活を築きながら、その過程で事件に巻き込まれていく。田舎あるある的なものや、信仰宗教、地縁、いろいろ盛りだくさんだけれど、さすがの筆致ですいすい読めた。ラストもほろりで良かった。
が「ナイス!」と言っています。
こんぺいとう
終始不穏な空気がつきまとう小説。自己主張をせず、そつなく人付き合いをするタイプに見えて、なぜか周囲には波乱が起こる想代子。夫が殺されるという事件を機に姑との軋轢も増していく。こういう人が一人いるだけで、周囲は振り回されて大変だろうなぁ。嗅覚の鋭いタイプは敬遠し、鈍感な人は取り込まれていく。本人の視点からのラストがまた意味深。擬態とでも言うのか心の底から自分自身を信じ込めちゃう人っているからなぁ。モヤモヤのまま終わらせたのは上手いと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
こんぺいとう
かなり複雑な家庭で育つ宙の成長物語かと思いきや、母であるカノさんの成長物語でもあった。章ごとにすっと時間軸が飛ぶので、ちょっと前まで平穏だった人間関係が拗れていたりして、妙にリアルに親戚の子どもの人生を眺めている気分になる。食べることは生きること。押し付けがましくない優しさって難しいもの。徒然にそんなことを思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/30(4220日経過)
記録初日
2012/07/02(4310日経過)
読んだ本
1133冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
360597ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
1062件(投稿率93.7%)
本棚
1棚
性別
外部サイト
自己紹介

大学図書館勤務中。小説なら、ほぼどんなジャンルでも読みます。短篇は少し苦手…。漫画もいけます。「本の虫」歴は小学生時代、先生に登校時の読書禁止令を出された頃から。今は仕事に、家事に時間をとられ、なかなかたくさん読めませんが、平均月10冊くらい。お気に入りの一冊との出会いは、日々の糧です。

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