マチ子

マチ子さんの2月の読書メーター
記録初日
2012年10月10日
経過日数
1630日
読んだ本
363冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
112487ページ(1日平均69ページ)
感想/レビュー
17件(投稿率4.7%)
本棚
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性別
外部サイト

読書グラフ

最近の感想・レビュー(17件)

山下敦弘監督が2016年に収録作『オーバー・フェンス』を映画化するということで手に取った本。閉塞された青春の只中のぬるま湯のような倦怠と痛みにヒリヒリしながら読んだ。しかしこのオフビート感、山下監督が映画化しないで誰がするんだって感じである。公開を楽しみに待ちつつ、彼の他の作品も手に取ってみようと思う。
★1 - コメント(0) - 2015年6月12日

ベトナム戦争終結40周年ということで再読。歴史というのは後になってはじめてその全貌が分かる。淡々と行われる処刑、降り掛かる弾丸、後々まで禍根を残す枯れ葉剤の散布、その全てが、渦中に飛び込んだ筆者の手では、何のフィルターも通さない生々しい筆致でもって描かれる。リアリテイを通り越して夢のようでさえある。繰り返し綴られる、人間は大脳の退化した二足獣なのだろうか、という問いかけが重い。
★3 - コメント(0) - 2015年5月2日

AKB時代から応援していた彼女に影響されて映画を観るようになったと言っても過言ではない自分にとっては大変タイムリーな本でした。「論じたいわけではなく、ただ浅く軽く好きでありたい」というのは何かのインタビューでの彼女の言葉だが、その言葉が象徴するように、知識人ぶった大上段からの評論ではなく、あくまでソフトな語り口で淡々と、しかし心底楽しそうに映画を紹介する文章は、良い映画を人と共有することの楽しさを実感させてくれる。映画を観るたび本書を読み返すだろう、読み返すたび映画を観るだろう、そう思わせてくれる良著。
★2 - コメント(1) - 2015年4月21日

恩田陸の新刊は必ず買うと決めている。そんなわけで発売直後にうきうきしながら読んだ本。これが大当たり。小説ともエッセイともルポルタージュともつかない構造のこの本は、吸血鬼を名乗る謎の男の存在や、合間に挿入される作中作も相まって、恩田陸が東京という街を形容するのにしばしば用いる「モザイク構造」そのもの。土地からインスピレーションを得ることが多いという恩田陸そのものの作風で、東京へ行きたくなった。ふとした時に適当なページを開いて一章ずつ何気なく読み返しても楽しい。好みは分かれそうだが、私は大好きな本。
★2 - コメント(0) - 2015年4月9日

再読。イヤミスの金字塔。冒頭一行から既に不吉。何度読んでも読後は力が抜けてしまう。ゴシックロマンとはつまり、その屋敷、その土地が持つ逃れられぬ運命の物語であり、登場人物たちはその掌の上で踊らされる哀れな傀儡に過ぎないのだ。
★5 - コメント(0) - 2015年3月29日

人魚伝説を軸に展開される壮大なSF大作。物語は頁を繰るにつれともすれば非現実的と呼べる方向に進行していくが、読者を捕まえて離さない抜群のリーダビリティと、虚構と現実の境界を埋めて溶かす科学考証が根底にあるので常に説得力を持ち、読みながら白けるということが全く無かった。物語は終盤に至っても収束するどころかどんどんスケールを増して膨張していき、読む者を圧倒させる。
★1 - コメント(1) - 2015年3月5日

パレスチナ問題については何冊か本を読んで勉強してきたが、今の所これが決定版。タイトルに「世界史の中の」とある通り、各国の歴史の流れから多角的にパレスチナ問題に考察を加えているので詳しい上に分かりやすい(尤も幅広い知識を要求されるので山川世界史と首っ引きだった)。発行年も割合最近なので状況の変化の激しいパレスチナ問題の今を追うには最適の書なんじゃないかと。こういう本を読んでいると、世界史の中に他の事象と繋がっていない出来事など一つもないのだと実感させられる。
★1 - コメント(1) - 2015年2月28日

すべての若者の憑き物であり良き友人である、不遜な夢と法外な自信をひとつづつ摘み取られて、それでもこれで良かったのだ、若さゆえの過程の一つだ、と、凡人である自分自身を穏やかな心情で受け入れる主人公。その姿、その一過程を、人は成長と呼ぶのだろうが、まだそれなりに若く、夢と自信を手放しきれぬ自分には、やがて訪れる自分の姿を見るようで読みながら大変こたえた。
★2 - コメント(2) - 2014年7月23日

マチ子さんの感想・レビュー

読みたい本(2冊)


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最近読んだ著者:木下順二 松尾スズキ チェーホフ 恩田陸 ウィリアムシェイクスピア 滝本竜彦 チョチャンイン 樋口有介 乃南アサ 中勘助
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