MURAMASA

MURAMASAさんの2月の読書メーター
記録初日
2009年07月16日
経過日数
2809日
読んだ本
1155冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
225657ページ(1日平均27ページ)
感想/レビュー
336件(投稿率29.1%)
本棚
48棚
性別
年齢
48歳
血液型
A型
職業
教員
現住所
愛知県
自己紹介
2012/09/15
 ずいぶん久しぶりに感想を書き込みました。今年も3年担任で、図書室担当で、なんだか変わらぬ日々を過ごしているようですが、そんな中にも何とか楽しみを見つけようとがんばっております。
 皆様にご協力いただいたおかげで図書室の方も充実してきました。今年のテーマは、「自分の面白いと思った本をどんどん入れる」ことと、「新刊をどんどん入れる」こと。ネット書店で毎日の新刊をチェックしながら、週に1度は2~30冊ほど、本屋さんに注文しています。それでもなかなか使い切らないくらい、潤沢な図書の予算があることに感謝。図書室の開館時間に来室する生徒と「今回入荷の中でオススメはね…」なんて会話を楽しむ毎日です。

読書グラフ

最近の感想・レビュー(336件)

水戸の黄門様と言えば、私たちの世代には月曜夜8時40分頃の「ええい皆の者、この紋所が目に入らぬか!」でお馴染みの、東野英治郎の顔が思い浮かぶもの。高校の頃には日本史の授業で『大日本史』の編纂に着手したことを暗記したりして、身近なつもりでいました。しかし同じ冲方さんの『天地明察』に描かれたのは、人一人くらいは簡単にひねり殺しそうな、それでいて魅力に溢れる豪放磊落なキャラクター。次作にこの『光圀伝』を計画していると知ったときから、読みたくてたまらない一冊でした。(続)
★72 - コメント(2) - 2012年9月15日

主人公・草子はアル中の画家である父と二人暮らしの、おとなしいと言えば聞こえはいいけど、暗い女の子。楽しみと言えば本を読むことだけ。でも本を買うお金はなく、ひょんなことから古本屋「音永遠屋」で本を借りることができることになります。その代償は、ブックガイドを書くこと。そのブックガイドがとても面白くて、でも読んでいるうちにいつのまにか心が震わされているのは、草子の心が私の心の中に入ってくるからでしょうか。というのは草子の受け売りですが(笑)。本を読んで心を震わされ、その本について語ることで誰かの心も 続
★46 - コメント(0) - 2011年10月23日

この作品についてはまったく知らなかったのですが、ネット書店の新刊案内に続編の文庫が出ていたことで興味を持って購入しました。登場人物の優しさや語り手との恋愛事情などから、どことなく北村薫さんの「覆面作家シリーズ」を思い出しながら読みました。会社が舞台ということで、取り上げられる事件は「日常の謎」とはいえところどころ生々しい部分もあって、ほんわか読み進むわけにもいかないのですが、それでもキリコちゃんの可愛さにやられてしまっているので一気読みでした。 続
★94 - コメント(1) - 2011年5月29日

前作『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』では、万城目さんお得意の大風呂敷の法螺話から脱却を計ったように思えましたが、本作ではふたたび『ホルモー』を思い出すような突拍子もない世界観で、楽しく読み進みました。それでも、その設定の奇抜さに助けられている感もあったホルモーに比べ、本作は涼介や淡十郎、そして広海の成長を丁寧に描いている辺り、間に『マドレーヌ夫人』のような優しいお話を置いた影響があるのかな、なんて思いました。そう、私はこのお話を彼らの成長譚として読んだので、最後の最後で物語をひっくり返すような 続
★139 - コメント(0) - 2011年5月29日

有川浩さんの最新刊。修学旅行の下見に行く、新幹線や船の中で読みました。メールで依頼してそのまま放っておいたりとか、クーポンの件とか、ディテールがいかにもお役所的で、でも私の仕事にもこういうところがあるんじゃないかってちょっと冷や汗(笑)。おもてなし課の面々や清遠家の人々など、頑張っている人たちへの温かいまなざしや、権力側の人々への皮肉な視線など、有川さんらしい部分に加え、今回は高知ラブ!な描写に溢れ、人気作家になって書きたいものを書きたいように書いてるのびのびした雰囲気が心地よかったです。 続
★326 - コメント(5) - 2011年5月8日

奥田英朗さんの新作。組長から鉄砲玉に指名された若いヤクザ純平の、決行の瞬間までの週末の数日間を描いた物語。筋立てとしては至ってシンプルですが、そこに同じ組の兄貴分や同年代のヤクザ、オカマのダンサーに素人の女の子に食い逃げの大学教授に地元の後輩などなどたくさんの人が絡んでくることで、純平の心が動いていく様が面白かったです。決行直前の場面で、それまでに関わった人たちの幻覚を見て笑顔になりながらも、最後には一人で向かっていく純平が哀しいです。ネットの書き込みがときどきに挟み込まれて進んでいく部分は、 続
★77 - コメント(0) - 2011年2月28日

つい先日『冷たい校舎の時は止まる』を読んだので、ようやく本作が読める!と満を持して(笑)購入しました。あの物語の前の、後の彼らや、そして彼らの周辺の人たちの物語。小さな子どもも、中高生も大学生も、等しく悩み、傷つき、そして成長していく姿に打たれました。一つの物語として完結させた世界の「その後」や「その前」が読めるのは、読み終えた人にとってはご褒美のようなものですが、辻村さん自身、こうやって幾編もの作品としてさらに書きたいという愛情のもてる作品であるということなんでしょうね。 続
★101 - コメント(0) - 2011年2月20日

なんだか久々に感じる、森見さんの京都阿呆大学生もの。巻頭の「四畳半王国建国史」淡々としたモノローグで進み、んーなんだか思ってたのとこう…って微妙な手応えだったのですが、「蝸牛の角」の円環的な世界や、「四畳半統括委員会」の断片をつなぎ合わせて全体像を描き出す筆致、そしてオーソドックスに可愛らしくも阿呆な人々を描いた「大日本凡人會」など、それぞれに異なる味わいを感じさせてくれる作品たちにどんどん引き込まれていきました。こうして読んでくると最初の作品だけなんだか浮いた感じだったのですが、 続
★128 - コメント(0) - 2011年2月13日

MURAMASAさんの感想・レビュー
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