すっかり忘れ去られた感のある佐村河内騒動。本書は大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した、センセーショナルな作品である。佐村河内にかかわる人々への取材から、告発へ。。。それにしても、なぜ佐村河内に多くの人たちが騙されてしまったのか？その中には五木寛之氏までいるのだから、もはや稀代の天才というべきだろうか。ノンフィクションという分野の醍醐味をとことん味わうことのできる一冊であることは、間違いなく保証する。

すっかり忘れ去られた感のある佐村河内騒動。本書は大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した、センセーショナルな作品である。佐村河内にかかわる人々への取材から、告発へ。。。それにしても、なぜ佐村河内に多くの人たちが騙されてしまったのか？その中には五木寛之氏までいるのだから、もはや稀代の天才というべきだろうか。ノンフィクションという分野の醍醐味をとことん味わうことのできる一冊であることは、間違いなく保証する。

元祖・女三四郎の著作。歯に衣着せぬ発言でJOCすら追われたんだろうが、筋の通った意見に納得。世界基準から置いていかれている感のある日本スポーツ界。さまざまな意見は、耳を傾ける価値があることばかりであった。そんななかで印象に残ったのは、東京五輪におけるスケートボードやサーフィン競技に対する賞賛とも思える意見だ。他者を尊重し、尊敬するスタイルに、スポーツの未来があるように思えた。