あれ？こんな話だっけ？というのが一番の感想。小学校の頃に読んだ時は「時間泥棒と戦うモモにワクワクドキドキ」してたけれども、今読むと、時間がないと言いながら心の豊かさをどこかへ捨ててませんか？という問いかけにしか思えない。一見無駄なことと思われるような、役に立たないようなこと、それが余暇ですが、余暇を楽しんでますか、と物語からそう問いかけられてる気がしてならない。一日一日を心から楽しく生きよう。

いろいろあって、少し疲れてた今。この本を読んで、そっと背中に手を当ててもらったような安心感がありました。インターネットでつながってる世界は、正義という棒を振りかざして暴れる人もいるけれど、ゆるりとつながった先に見ていてくれてる人もいる。頑張れるならそれを乗り越えて辛かったら少し引いてみればいい。 一休みして、また頑張ろう。

「サラリーマンやってたころ、いつも無理してとんがって、誰かにキリキリ怒っちゃあ、そんな自分に落ち込んでた」 私もそうだったんだよ、と涙が溢れた。誰もそんなことを見てる人なんていないと思ってるけど、案外周囲は見てくれてるものだったりする。このお話の中の方は、自分のやりたいことをやって、今、いい時間を過ごしている。私も自分のやりたいことをやって、自分かま楽しいと思う時間を重ねようと思う。