saku

sakuさんの2月の読書メーター
記録初日
2009年10月19日
経過日数
2715日
読んだ本
1519冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
466244ページ(1日平均171ページ)
感想/レビュー
1517件(投稿率99.9%)
本棚
38棚
職業
専門職
自己紹介
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趣味は、ランニング、パン・スイーツ作り、音楽(大橋トリオ・くるり・Bach・ベンフォールズ、ピアノ)ライブも行きます♪ 文房具雑貨。部屋作り。サイクリングなど。

読書グラフ

最近の感想・レビュー(1517件)

ザザザ… 引き潮時に見える穴に住んでいる。独特の不思議な世界観から、どんどん深みにハマっていく川上さんワールド。22の物語。ここに登場する女性たちが、不器用でいじらしくて愛おしい。自分の想いだけではどうにもならない片想い。溢れる感情。「あたしは本当に好きだった。そしてもう好きではなくなった。でもまだこんなに待っている」ほろ苦いゴーヤは噛みしめるほど美味しいんだ。純粋な「ヤマグチさんと誠子さん」「中林さんへの恋をおかまの修三に相談するアン子」の散りばめられた連作の挿入が粋。「富士山」のオチには、やられた笑
★64 - コメント(0) - 3月25日

「結婚してやる」なんて恩着せがましく上から言われたら、たしかに抵抗を感じると思う。お互い独身だった仲良しのチサトとも、恋人のタケダくんとも変化し、溝を感じるようになっていく。このどうしようもない孤独感。どんなに親しい人でも、全く同じ価値観ってことはないだろう。決めつけられたくない。誰のものでもない。自分だけの城を作りたい。けど、こんな自分で作れるんだろうか? 出口の見えない迷路で足掻いているようなハナの葛藤に、共感できるところもあった。間違ったら手放して、転んだら起き上がって、自分で見つけていくいかない。
★66 - コメント(0) - 3月24日

二泊三日でレンタルされるブランケット・キャッツ。お気に入りの毛布さえあればどこでも眠れるようにしつけられている。重松さんの描く人間模様と心情に、感情がぶるぶると震えてしまった。猫たちは旅先で、身代わりになったり相棒になったり、もう一人の自分だったり。レンタルする人の心に、何かを残していく。グサリときたり、哀しいのになぜか心が慰められたりする。痴呆のおばあちゃんのブランケット・キャットが断トツ印象的で、心にジンワリと響いた。長野さんもとても素敵な人。最後の話には胸が痛んだけど、賢い猫だから、大丈夫と信じたい
★71 - コメント(2) - 3月23日

見てはいけない、見たくないものを見てしまった。少年の心のトラウマから始まって、繋がりをもちながら次の章へ伝播していく。蝶が花から花へ舞うように。季節が厳寒の冬から、温かい春へと移り変わるように。闇を抱え硬く閉ざしてしまった心に、誰かがそっと気づいてくれて温めてくれる。少しずつ溶解して、温かい涙がこぼれ出す。道にはぐれてしまった人を見落とさないような、道尾さんの優しさを感じる作品。兄弟愛の話がとても良かった。重ねられる光や虫の情景描写も、幻想的で印象に残る。童謡って噛みしめると、悲しい内容のものが多いなぁ。
★90 - コメント(0) - 3月22日

冒頭から語られる自転車のシーンは爽やかで、高校時代の教科はとても懐かしかった。親愛ある母と妹をあの憎き男から守るために。ただそれだけのために聡明な少年は怒りの炎を燃えあげる。それは知力の限りを尽くして立案した計画で完全犯罪のはずだった。それなのに…。脂汗が流れ、眩暈がする。追いつめられる描写に心臓が早鐘を打つ。俺は山月記の虎のように化身し、夏目漱石の「こころ」のような道しか残されていないのか? ちっぽけなオキサイド・オブ・クロームのチューブの重みに、そして母と妹に…。心理描写が巧みで、せつなさに心が痛む。
★90 - コメント(0) - 3月21日

滝羽さんの描く京都のお話が好き。これは中でも大人の恋愛というだろうか。和食器「辻猿工房」で働く紫(ゆかり)と草木染職人の光山。ひとりでも生きていけると思っていた紫は、彼と出会うことで心が揺らいでしまう。光山はズルイ。こんな魅力を感じない軽薄な男に、なぜ? と共感できないが、本人の想いは誰にも止められない。自分の思い通りにはいかない恋。最初、藤代の存在に不穏を感じたが、同じ想いを持つ者同志、わかり合えるものがあるのかもしれない。人との関わりあいの中で染められる色は変化し、自分独自の色が作られていく。
★74 - コメント(0) - 3月20日

どうやら世界は本当に終わりを迎えるらしい。青い光がぼくらを終わりに導く。転入生の白野さんと仲良くなった吉野くんの別離は突然にやってきた。世界が終わる前に、彼は彼女に会いに行くために旅に出る。道中出会った人々の優しさや愛に触れながら、自らの想いも強くなっていく。終わりがあるなら思いのままに生きたい。市川さんの一途で純粋な愛の物語に、二晩かけてじっくり浸れた。愛だけでは生きていけないと思う私は、薄汚れてるのかもしれないけど、せめてこの物語の中だけは^^ 「保証期間は一生だよ」「あなたは私の風変わりな王子様」
★72 - コメント(0) - 3月20日

末期がんで灯が消えゆく命と、これからこの世に生まれようとする命。二つの命に悩みながら向き合う柳美里氏。見る目の厳しい世間に、よくここまで赤裸々に描かれたものだなぁと、その思い切った勇気が凄いと思う。何が彼女をそうさせたのか。彼女の決心の強さ。赤ん坊の父親の狡さに許せない気持ちになる。絶望的になる中、彼女の心を支えてくれたのが東だったんだろう。自らが重篤な不治の病なのに関わらず、柳氏を思いやる東氏に人間の大きさを感じる。この赤ちゃんは今や多感な思春期に。彼はこの事実をどう受け止めて生きているのだろうか。
★69 - コメント(0) - 3月19日

sakuさんの感想・レビュー

最近のつぶやき

おはようございます(^^) 見た目ではわからないと思うけど、ほんのりいちご味のクッキーを焼きました。クッキー言葉は【たいへんよくできました!】 桜の開花は来週末くらいになるのかな?
★72 - コメント(18) - 2017年3月25日 6時31分

おはようございます(^^) 夜読んでるとうつらうつら目が閉じてくるから、コーヒー飲んだら、今度は寝つくのに時間がかかるという自業自得(^◇^;) 昨晩はポークソテーデミグラスソースでした。金曜日クリアして、よい週末を迎えましょう✨
★70 - コメント(12) - 3月24日 5時51分

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最近読んだ著者:川上弘美 角田光代 重松清 道尾秀介 貴志祐介 瀧羽麻子 市川拓司 柳美里 山本文緒 篠田節子
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