年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

2023/12/13

面白かった。読み終わってから、直木賞受賞作と知った。夫曰く「直木賞取ったのは面白いよね、その作家が面白いとは思えないけど」まぁ、そうかもしれない。装丁が美しい。読み始めてすぐにこの装丁が象徴しているものが何だかわかるが、ずっと主人公の中にはこの美しい葉が生き続けるのだろう。ホントに、面白かった。

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遠田薫の書を書く時の描写に、そうなんだろうなぁと思った。ものを生み出す時、作家は孤独だ。などと、使い古されているフレーズを使うが、正にそうなのだから仕方がない。なのでカネコさんも近づけないのだろう。三浦しをんは「青白い炎」と表現したが、そうでもない。でも、長年連れ添っていても近付くことは‥‥、最近はできるようになった。倶利伽羅紋々があろうが、そのヒトの品性は変わらないのかも。それは続力もそうかもしれない。二人とも正直に生きてるってところがいいんだな。それにしても、三浦しをんって上手いなぁ。

が「ナイス！」と言っています。

「はるかブレーメン」がよかったので、この本を借りた。どうなんだろう。夫婦間の葛藤がなんかね・・・。はるか昔に過ぎ去った子供の受験期のことを思い出してもしっくりこなかった。二代にわたる父と息子の物語と、生さぬ仲の父と息子の成仏をしないことを選んだこと。ワタシは母の娘であり、子供たちの母親なので、父と息子の間の感情は理解しがたい。が、息子が父を理解し大人になってゆく過程は横で見ていてもハラハラしていた。結局のところ、父と息子も母と娘もよい先例であり乗り越えていかなければならぬ存在だという事かもしれない。

が「ナイス！」と言っています。

面白かった。一冊の小説と作者について思いを述べる人々・・・。久しぶりに一気に読めると喜んでいたが、翌日からジジババ日光旅行に行かなくてはならないので中断。帰宅後、読み続ける。こんなにのめり込んで本を読むのは久しぶりだった。そんなに面白いの？と夫が言う。ワタシは読みながら「うん」とだけ答える。ただ、梢と幸宏の今後はどうなるのだろうか。恩田陸にそんなことを望む方が失礼だな。この終わり方も恩田陸だ。堪能した。

鈍色幻視行

恩田陸

あらすじ・内容

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年間でナイスが多かったつぶやき

Eiko

2023/09/30 09:03

昨日の朝、烏瓜の花のしぼんだのを見つけた。蕾もあったので夜半になってから撮りに行く。と言っても我が家の二階の物干し場だ（どんなところに棲んでいるのか分かってしまうか）ニュースで十五夜さんは見えないといっていたが一瞬見えた。思わず拝む。けれども、日付が変わってから煌々と輝く十五夜さんが山里を照らし、夫にも教え、大満足だった。お供えの団子作らなくてすみません・・・

はれひめ

2023/09/30 11:17

わー幻想的！烏瓜の貴重な夜のお写真、それも中秋の名月に。我が地元では満月綺麗に見えました🌕

Eiko

2023/09/30 11:59

はれひめさん、ごぶさたしてます。烏瓜の花って夏の夜に咲くものなのに「今頃ですか？」て花に問いかけしましたが、残念なことに答えてはくれませんでした。何年か前、真夏の夜中に夫と二人で真っ暗な山の道で烏瓜撮ったんですけど、まさか物干し場に・・・って感じでした（笑）

が「ナイス！」と言っています。

Eiko

2023/06/09 09:57

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が「ナイス！」と言っています。

Eiko

2023/12/11 11:35

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