ユメ

ユメさんの1月の読書メーター
記録初日
2013年02月19日
経過日数
1464日
読んだ本
657冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
201840ページ(1日平均137ページ)
感想/レビュー
657件(投稿率100%)
本棚
26棚
性別
年齢
24歳
職業
大学生・院生
自己紹介
読んでみて好みだった本もそうでなかった本も、何処かに良さを感じられるような感受性を磨き、それが伝わる感想を書けるように心を砕きたいです。

幼い頃に家にあった絵本に夢中になってから、とにかく本が大好きな子どもで、小学生になると図書館に通いつめる立派な活字中毒となりました。進学するにつれて多忙になり、段々活字離れしてしまっていましたが、大学生になってからまた読書を始めました。のんびりと紙の匂いを味わいながら読んでいます。拙い言葉ではありますが、読んだ本の感想を共有できることを楽しんでいます。

*好きな作家、気になっている作家
有川浩、上橋菜穂子、大崎梢、荻原規子、加納朋子、北村薫、クラフト・エヴィング商會〜吉田篤弘、吉田浩美、吉田音〜、坂木司、佐藤多佳子、司馬遼太郎、小路幸也、髙田郁、辻村深月、原田マハ、万城目学、三浦しをん、村山早紀、森見登美彦、柚木麻子、L.M.モンゴメリ、A.リンドグレーン(敬称略)

読むのは主に日本の文芸書です。好きなのはほっこりしたり、爽やかな気分になれる読後感の小説ですが、様々な文体、作家の本を読み、読書の幅を広げることを試みています。最近は、子どもの頃好きだった児童文学を読み返したりもしています。漫画は『PEANUTS』とムーミンのみ登録。


読書メーターを見て読みたい本が増える一方なのが嬉しい悩み。どうぞよろしくお願いします。

読書グラフ

最近の感想・レビュー(657件)

己の翼ひとつで海峡を越えた先に見える大地を想像してみる。生き抜くために渡りをする鳥と、定住する自分、種としての差異を興味深く咀嚼しつつ、一方で、人間もまた渡りを選択することがある生き物なのだ、ということを思う。物理的な移動を伴わなくとも、人の生涯には生きるために環境を渡っていくことがきっとあり、だから渡り鳥たちの意思の強さにひきつけられるのだろう。鳥たちは、自分の内に持つ星々を夜空と照らし合わせて飛ぶのだという。導くものが自分の内部にあるという心強さ。私も、北極星を持っているのかもしれないのだ。
★43 - コメント(0) - 2月19日

偲と杏二の姉弟が営むリストランテ アモーレ。ここで供されるメニューは、季節の美味しいイタリアンと、ままならない男女の恋模様。杏二が腕をふるう料理は、食への欲望を強く刺激し、どこか艶かしくさえある。恋情と料理の絡め方が巧い。杏二にたらされる女の子たちが、もれなく彼の作る料理にも惚れこんでいるところがなんだかいいなあと思った。アモーレを訪れた女性の中で、唯一杏二に興味を示さなかったリコが食に無頓着なのが象徴的。世界が恋と美味しいものを中心に回っている、アモーレに集う人々が、いつしかすっかり愛おしくなっていた。
★42 - コメント(0) - 2月18日

函入りの美しい装幀が相応しい、格調高い文章で綴られたスズメとキップス夫人の日々。スズメと人が、対等な命として暮らしているのに感銘を受けた。スズメが恍惚と歌う歓喜の歌のことを記すキップス夫人の筆は、幸福と愛惜に満ち満ちている。後半、老いゆくスズメが、衰えた自分の身体に順応して最後まで生を謳歌する姿は、やがて老いるであろう私に大きな教えを授けてくれた。読後、静かな熱いものが胸の内に押し寄せる。家の本棚にこの本が収めてあることがとても嬉しい一冊になった。誇り高いスズメの魂が宿っているような気がするからだ。
★49 - コメント(0) - 2月17日

改めて、鹿乃は人の思いを大切にする子だなと思う。栗ご飯のエピソードが印象的。彼女は天の川にかかるかささぎのようだ。今回星座にまつわるお話があったので、そんな連想をした。鹿乃だから橋になれる。切れた赤い糸を繋いで、鬼を退治し、雪をやませて、思いを結ぶ。鹿乃と慧の恋、そして鹿乃と良鷹の兄妹愛にも心がぎゅっとなって、泣きたくなった。このシリーズは、蔵の着物にこめられた思いをよみとく鍵が文学作品になっているのも魅力的。今回はギリシャ神話に能、『北越雪譜』……ロマンチックだ。京都の寒空の下、人の情がそっと沁みる。
★46 - コメント(0) - 2月16日

私にとって、物語の役割は、「人間は素晴らしい生き物だ」という認識をさせてくれる、ということだ。人間社会の中で生きることがしんどくなったとき、本を開いて登場人物の愛情や優しさに触れると、「やっぱり人間ってそんなに悪いものじゃない」と思えてきて、本を閉じても、自分の現実を生き抜いていく活力になる。また、調子が悪いときというのは感情がこわばりがちだが、そういうときに物語を読んで笑ったり感動したりすると、私の感情はきちんと生きているのだという標になる。それが私にとっての物語の役割だ。
★46 - コメント(0) - 2月15日

本屋さんで見かけた「人付き合いに疲れた方へ」というPOPが気になった本。それを念頭に読んだら、正直、最初は困惑した。祖母から外国人向けアパート・ランタン荘の大家を受け継いだ瑞輝。言葉や宗教、文化の違いは埋められない深い溝として瑞輝と住人たちのあいだに横たわり、トラブルも続出する。しかし、読み進めるにつれ少しずつわかってきた。ランタン荘の人間関係には、上辺だけの愛想笑いも社交辞令も存在しない。ここでの意思疎通は常に素手で手さぐりだ。なるほど、これは人付き合いの疲れに効くかもしれない。直球ではなく、変化球で。
★38 - コメント(0) - 2月14日

あらすじには「さりげない日常はたくさんの奇跡に満ちている」という一文が。ぼんやりしていればただ過ぎ去ってしまう日常の中から、きらきらしたものを掬い上げられるのは、平松さんの「目」がすぐれているからだ。その眼差しは、特に人に向けられるとき、温もりを増すように思う。平松さんの文章は、「食」がテーマであっても、料理の美味しさと同じぐらい、食卓の向こうにいる人の表情を印象に残す。人の営みを慈しんでいるのだな、そう感じる。だから、平松さんの目を通して見た日常は心に沁み入るのだ。私にとって憧れの女性である。
★50 - コメント(0) - 2月14日

文化祭の準備真っ最中の市立高校に「天使」が舞い降りる。これまで、伊神さんや柳瀬さんに振り回されてばかりという印象だった葉山君が、文化祭を守るために自ら決断を下したのは恰好いいと思った。青春の一部を捧げる文化祭のために彼が決心したことは、どれほど苦渋に満ちていただろう。そんな葉山君の心中を慮る柳瀬さんとの関係が急進展してどきどきした。そして、ここぞというときに現れてびしっと決める伊神さんはさすが。このシリーズの長編のトリックには、いつも事件を見事に錯覚させられる。事件の「ズレ」が巧いなあと唸った。
★42 - コメント(0) - 2月13日

ユメさんの感想・レビュー

最近のつぶやき

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★13 - コメント(0) - 2月13日 14時14分

【献本プレゼント】読書メーターで小説すばる新人賞受賞「星に願いを、そして手を。」の献本に応募しました!締切は2月16日!応募はこちら→ リンク
★15 - コメント(0) - 2月9日 13時47分

著者グラフ

最近読んだ著者:梨木香歩 井上荒野 クレア・キップス 白川紺子 小川洋子 吉永南央 平松洋子 似鳥鶏 モンゴメリ 小湊悠貴
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