ユメ

ユメさんの2月の読書メーター
記録初日
2013年02月19日
経過日数
1496日
読んだ本
690冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
212408ページ(1日平均141ページ)
感想/レビュー
690件(投稿率100%)
本棚
26棚
性別
年齢
24歳
自己紹介
読んでみて好みだった本もそうでなかった本も、何処かに良さを感じられるような感受性を磨き、それが伝わる感想を書けるように心を砕きたいです。

幼い頃に家にあった絵本に夢中になってから、とにかく本が大好きな子どもで、小学生になると図書館に通いつめる立派な活字中毒となりました。進学するにつれて多忙になり、段々活字離れしてしまっていましたが、大学生になってからまた読書を始めました。のんびりと紙の匂いを味わいながら読んでいます。拙い言葉ではありますが、読んだ本の感想を共有できることを楽しんでいます。

*好きな作家、気になっている作家
有川浩、上橋菜穂子、大崎梢、大沼紀子、荻原規子、加納朋子、北村薫、クラフト・エヴィング商會〜吉田篤弘、吉田浩美、吉田音〜、坂木司、佐藤多佳子、司馬遼太郎、小路幸也、髙田郁、辻村深月、原田マハ、万城目学、三浦しをん、村山早紀、森見登美彦、柚木麻子、L.M.モンゴメリ、A.リンドグレーン(敬称略)

読むのは主に日本の文芸書です。好きなのはほっこりしたり、爽やかな気分になれる読後感の小説ですが、様々な文体、作家の本を読み、読書の幅を広げることを試みています。最近は、子どもの頃好きだった児童文学を読み返したりもしています。漫画は『PEANUTS』とムーミンのみ登録。


読書メーターを見て読みたい本が増える一方なのが嬉しい悩み。どうぞよろしくお願いします。

読書グラフ

最近の感想・レビュー(690件)

シャーロック・ホームズが帰ってきた!『シャーロック・ホームズの思い出』で大悪党モリアティ教授にあんな目に遭わされたホームズを、いったいどうやって「帰還」させるのかと思っていたが、その手段はあっさりしたものだった。だが、とにもかくにも、あのシャーロック・ホームズが帰ってきたということが嬉しくてならない。ワトスンの気を失うほどの驚きと感動ぶりも微笑ましい。やはりこの二人が揃っていないと。今作も、暗号あり、冒険活劇あり、事件の背景に人間ドラマあり、充実した短編集だった。「六つのナポレオン」がいちばん好き。
★39 - コメント(0) - 3月24日

シリーズ第3作、小料理屋「ゆきうさぎ」の料理が一段と美味しそうに映る。定番メニューもたまらないが、今作はなんといっても冬季限定のおでんと、商店街のイベントのための新作おやき。表題作「熱々おでんと雪見酒」では、在りし日の先代と大樹の思い出が描かれ、大樹が「ゆきうさぎ」の味を大切に受け継いでいるのだということを改めて感じて、味の染みたおでんの牛すじのようにほろり。常連さんたちにとって「ゆきうさぎ」は単なるお食事処ではなく、心のよりどころなのだなと思う。私も、ここの暖簾をくぐるたび心が軽くなるのを感じている。
★45 - コメント(0) - 3月24日

夜中にジャムを煮る。なんと魅惑的な響き。真夜中という特別な時間、台所の片隅で、小鍋の中のいちごがとろんととろけてゆく。その甘美な香りは、どこか官能的ですらある。翌朝できあがったジャムの別人のような顔つきも心憎い。どきりとさせられた一文は、「食べることはたのしいけれども、つくるのはたのしくなるための滅私奉公にすぎないと思っていた」。けれど、なるほど、つくるたのしみは季節の中にあるのか。十日しかない旬を追いかけていれば年中いきいきしていられる。私も食べることとつくることが少しずつ近づいていくよう、精進しよう。
★47 - コメント(0) - 3月23日

震えるような読書体験だった。ちょっとした失敗のせいで、高校のクラス内で孤立して幽霊扱いされている一居士架。そんな彼に突然話しかけてきたクラスメイトの玖波高町。彼女が「架は生きてるんだよ」と言った瞬間、不思議なタイトルの意味に思い至って、鮮烈な感動が湧き上がった。ところが、この物語はここで終わりではない。高町が抱える秘密について、読者は架と共に不穏な想像を重ねながら、二度三度と裏切られることになる。自分が生きられる場所を求めてじたばたともがく青春の痛みと、その先に見える一条の光に心を揺さぶられるミステリ。
★39 - コメント(0) - 3月22日

主人公ライラが友人に依頼されて作ったチリコンカンを食べた女性が死んでしまう。秘密のお料理代行という設定ゆえの、チリコンカンを作ったのは自分だと話すべきか否かという葛藤がライラを事件の真相へと近づけていく。ライラが作る料理の多くは私には馴染みがないものだったが、巻末のレシピに助けられ、アメリカのパーティーではこんな料理が振る舞われるのかと想像して楽しむことができた。ラストシーンの、ビートルズの〈ブラックバード〉は実際に聴きながら読み、歌詞とライラの心情のリンクにほろり。ライラには幸せになってほしい。
★34 - コメント(0) - 3月21日

超自然現象研究会の会誌〈エリア51〉の「市立七不思議」特集が配布された直後、七不思議のうち元は「市立三怪」と呼ばれていた三つに見立てた事件が相次いで起こる。犯人の目的は何か、それぞれの事件に関連性はあるのか、なぜ「市立三怪」に見立てたのか、など推理の余地が多く面白かった。全ての真相が明らかになったあと、英語タイトルが哀切をもって胸に沁みる。伊神さんや柳瀬さんといった個性的なキャラクターが存在感を放つ中で、平凡な存在として思い悩む葉山君の視点は自分と等身大のもので、しばしば共感を覚えた。
★37 - コメント(0) - 3月20日

村上春樹さんが物語について語る言葉を読むと、まったくの暗闇の中に佇んでいたはずの己が、ふと上を仰ぎ見て星をひとつ見つけたような気持ちになる。村上さんが、神宮球場の外野席で小説が降ってきた瞬間のピュアな喜びをずっと抱き続けているということを知って、胸にあたたかなものを覚えた。このエッセイの中で、小説を書くことは「どこまでも個人的な営み」と表現されているが、ひとりの人間の個人的な営みの産物に大勢の人間が寄り添い、深いところで共感して繋がれるということこそが、物語の醍醐味なのではないだろうか。
★45 - コメント(0) - 3月19日

7つの頃、兄に連れられて見た夕陽の沈む川の金と銀が、物語を象徴する主人公・幸の心象風景として、私の心にも美しく焼きついた。家族との別離を経て、五鈴屋に奉公することになった幸。父から「商いとは、即ち詐なのだ」と言われて育った幸が商家に放りこまれ、価値観の違いに戸惑いながらも、やがて商いの面白さを見出していくのに、私もぐんぐん引きこまれた。知恵を身につけようとひたむきに励む幸を応援せずにはいられない。女衆は一生鍋の底を磨いて過ごすのが定めだというが、幸にはその聡明さで商いの道を切り拓いていってほしいなと願う。
★53 - コメント(0) - 3月18日

ユメさんの感想・レビュー

最近のつぶやき

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★10 - コメント(0) - 3月23日 12時58分

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★12 - コメント(0) - 3月20日 17時45分

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