ユメ

ユメさんの12月の読書メーター
記録初日
2013年02月19日
経過日数
1429日
読んだ本
622冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
191250ページ(1日平均133ページ)
感想/レビュー
622件(投稿率100%)
本棚
26棚
性別
年齢
24歳
職業
大学生・院生
自己紹介
読んでみて好みだった本もそうでなかった本も、何処かに良さを感じられる様な感受性を磨き、それが伝わる感想を書ける様に心を砕きたいです。

幼い頃に家にあった絵本に夢中になってから、とにかく本が大好きな子どもで、小学生になると図書館に通いつめる立派な活字中毒となりました。進学するにつれて多忙になり、段々活字離れしてしまっていましたが、大学生になってからまた読書を始めました。のんびりと紙の匂いを味わいながら読んでいます。拙い言葉ではありますが、読んだ本の感想を共有できることを楽しんでいます。

*好きな作家、気になっている作家
有川浩、上橋菜穂子、大崎梢、荻原規子、加納朋子、北村薫、クラフト・エヴィング商會〜吉田篤弘、吉田浩美、吉田音〜、坂木司、佐藤多佳子、司馬遼太郎、小路幸也、髙田郁、辻村深月、原田マハ、万城目学、三浦しをん、村山早紀、森見登美彦、柚木麻子、L.M.モンゴメリ、A.リンドグレーン(敬称略)

読むのは主に日本の文芸書です。好きなのはほっこりしたり、爽やかな気分になれる読後感の小説ですが、様々な文体、作家の本を読み、読書の幅を広げることを試みています。最近は、子どもの頃好きだった児童文学を読み返したりもしています。漫画は『PEANUTS』とムーミンのみ登録。


読書メーターを見て読みたい本が増える一方なのが嬉しい悩み。どうぞよろしくお願いします。

読書グラフ

最近の感想・レビュー(622件)

高峰秀子さんのことは、お名前ぐらいしか存じ上げないという状態で手に取った。よく知らない人のエッセイを読むという行為には、不思議な厳かさが伴い、読み進めるにつれてやがて親しみへと変わってくる。ご自分の交友録を語る高峰さん。小津安二郎監督、黒澤明監督、佐藤栄作夫人、美智子妃…次々と偉大な人々の顔が浮かび上がる中、彼らと対峙した銀幕の大女優の表情も自然と見えてくる気がした。人との思い出を綴る文章は相手への慈しみに満ちていて、高峰さんの真摯さがうかがえる。自らのことを「本喰い虫の病い」と称するのにも親しみが湧く。
★28 - コメント(0) - 1月16日

最後の砦であると思っていたふるさとに拒絶され、絶望の淵にいた海里が、「ばんめし屋」を営む夏神と出会って、自分の居場所を見つけていく物語。傷ついた海里のことも、幽霊の客さえも受け入れてしまう夏神の包容力に惚れた。そして、ばんめし屋で働くようになった海里が出会ったロイド。いかにも慇懃な英国紳士、でも常にちょっと上から目線なロイドと海里のすっとんきょうな掛け合いが楽しい。最後に海里が焼いただし巻き卵は、私の心もあたためてくれた。誰かの特別な存在になれるということの、ありったけの幸福感が伝わってくる味。
★57 - コメント(0) - 1月15日

アヴォンリーに住まう人々のささやかなドラマを切り取った短編集。アンは一編で語り手を務め、あとは数編に間接的に登場するだけだが、十二分に楽しめた。夢見る少女だけでなく、世代や性別を問わずに人間をいきいきと描き出すモンゴメリの観察力に唸らされる。彼女は、日常の中にひそむユーモアや隠れたロマンスを掬いあげるのが実にうまい。さすがはアンの生みの親と言おうか。モンゴメリの手にかかると、様々な形の家族愛も見事に浮かび上がる。アンに負けず個性的な人々の生活と美しい自然をたたえたアヴォンリーに、さらに愛着が湧いた。
★40 - コメント(0) - 1月14日

舞台がアラビアンナイトの世界から都立高校へ移っても、私は上田ひろみという女の子にどこか気になるものがあるらしい。彼女の思考を反芻するようにして読んだ。学校に巣くう名前のない顔のないもの。ヨカナーンだけを欲するサロメたる有理に惹かれながらも、ひろみは辰高生であることに踏みとどまる。名前のない顔のないものの存在に気付き、それに敵対して暴走する有理のことを理解しつつも、自分の立ち位置を守れる彼女のバランス感覚が、私は好きなのかもしれなかった。私としても、「学校と社会は違う」という江藤夏郎の言葉の方を信じたい。
★40 - コメント(0) - 1月13日

人と人との絆に強く心を打たれた最終巻だった。タルシュという大国の爪牙、そしてナユグの春が巻き起こす未曾有の大天災を前に、手と手を携え、あるいはしっかりと繋いでいた手を握り直して地を歩んでゆく人々の生命力に、自分も力をもらった気がする。ラストシーンの幸福感がしみじみと胸に沁みた。懸命に己の力で日々を生きる登場人物たち、ナユグという異世界の不思議、国ごとにつくりこまれた統治制度や文化、国と国との駆け引き、〈守り人〉の世界の全てが私を大きく動かし続けた。大人になってこのシリーズに再会できたことに心から感謝する。
★58 - コメント(0) - 1月12日

チャグム。彼は本当に、いつも私の期待を軽々と超えて翔んでみせる。チャグムには、大多数の人間が大人になる過程で身につけるある種の諦めがない。高い理想を夢見たままでいられる、稀有な気高い魂の持ち主だ。彼は他の誰もが諦める困難な、けれど真っ当な道を進んでいく。その魂には、こちらまで熱くさせられる。イーハン王弟からの書状が届いたとき、そしてチャグムが決して折るはずのない膝を折ったとき、私はボロボロ泣いた。まったく、この青年には敵わない。厳しい旅路だったけれど、チャグムとバルサが再び旅を共にしたことが感慨深かった。
★55 - コメント(0) - 1月11日

〈守り人〉の登場人物たちは、皆孤独な魂を抱えている。だが、彼らの脳裏にはいつも大切な人との思い出がある。バルサが、チャグムが、互いに共に過ごした日々のことを思い出すように。それぞれの険しい道を歩むための活力として、人と人との情が通っているところが好きだ。チャグムとバルサが出会えて本当によかった。ロタとカンバルの同盟。厳しい道に一筋の光が見えた。チャグムのひたむきさがイーハン王弟の心を動かしたこと。バルサがカンバル王の前で槍舞いを舞ったこと。彼らのこれまでの物語が、これからの彼らを助けてくれると信じている。
★55 - コメント(0) - 1月11日

「皆さんに、カザマ・ジンをお贈りする」芳ヶ江国際ピアノコンクールに送りこまれた風間塵は、その演奏で聴衆を惹きつけただけでなく、他のコンテスタントたちの才能と共鳴し合い、次々とギフトボックスを開いていく。塵、マサル、亜夜、明石、それぞれのギフトが華のように咲いていく光景に陶然とした。私は楽器も吹くし、文章も書く。だが、同じ趣味でも、その二つは容易には結びつかないこともよく知っている。言葉で音を鳴らすことのどれほど困難なことか。音楽と人間を描き切ったこの物語の聴衆となれたことを幸福に思い、最大限の拍手を送る。
★83 - コメント(0) - 1月10日

ユメさんの感想・レビュー

最近のつぶやき

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★12 - コメント(0) - 2016年12月29日 12時45分

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★13 - コメント(0) - 2016年12月22日 14時14分

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