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2024年3月の読書メーターまとめ

ガクガク
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2024年3月に読んだ本
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2024年3月のお気に入られ登録
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  • りす

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ガクガク
ネタバレ読メでどなたかが「成瀬って『隠蔽捜査』の竜崎みたい」と書いていたが全く同感だし、私はちょっとスタートレックに出てくるバルカン星人みたいだなとも思った。それにしても久しぶりに爽快痛快な青春小説だ。この主人公の成瀬というすてきなキャラは、ひょっとすると今年の読書界で、天下の一つを取っちゃうかもとも思えるほど魅力的なキャラだ。成瀬は一見何も考えていないようでけっこう考えている。地元の西武デパート愛は半端じゃないし、親友島崎との漫才コンビ『ゼゼカラ』もとてもいい。そう言えば大学の山岳部の先輩に膳所さんていたなあ。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ガクガク

いつもたくさんのナイス、コメントありがとうございます。2月は本屋大賞ノミネート作品(5冊)を中心にじっくり読んで楽しめた。ベストは『宙わたる教室』(伊予原新)。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:2826ページ ナイス数:4056ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/348140/summary/monthly/2024/2

いつもたくさんのナイス、コメントありがとうございます。2月は本屋大賞ノミネート作品(5冊)を中心にじっくり読んで楽しめた。ベストは『宙わたる教室』(伊予原新)。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:2826ページ ナイス数:4056ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/348140/summary/monthly/2024/2
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
2024/03/30 08:45

2022年12月1日~2023年11月30日に刊行された日本の小説が対象でした。「宙わたる教室」は10月20日だったので対象作品でしたが、期間があまりなかったからかなぁ。残念。

ガクガク
2024/03/30 08:57

正確な情報ありがとうございます。

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2024年3月の感想・レビュー一覧
11

ガクガク
ネタバレ知性は本能(食欲)を凌駕するのか?ふとした出合いで本が大好きになったオオカミ。もちろん本に書いてある物語に夢中になったのです。ところがオオカミは文字が読めない。だから森に住む色んな動物たちに「読んでくれ」とせがむ。おそらく普段は「エサ」になっている動物たちは食べられるのが怖くて断る。だが勇敢なウサギが読んであげると・・・。何度読んでも飽きないオオカミは、ついに文字を習うことにした。文字を覚えたら食べられちゃうと心配したウサギでしたが・・・何と信じられないことにオオカミは森のみんなに本を読んであげたのです。
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ガクガク
ネタバレ本屋大賞ノミネート作10作目。聖イジョルニ帝国の中の「呪われた独立国」レーエンデを舞台にした偉大な英雄とその娘の物語。ファンタジーは得意なジャンルではないのでやっと読了したという感じ。レーエンデと北の国シュライヴァを結ぶ交易街道を整備しようとする話を縦糸に、呪われた不治の病「銀呪病」を横糸に物語は展開していく。最初は頼りなくひ弱だった娘ユリアが、徐々に自身の生き方と使命に目覚めて、力強い人間に成長していく様が描かれる。プラトニックな愛で結ばれた弓の名手トリスタンも魅力的。第2部はどんな展開になるのだろう。
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ガクガク
ネタバレ2024本屋大賞ノミネート作、9冊目読了。ちょっとテレビドラマ化してみたいような作品。それこそ昔から、カバヒコみたいなご利益のあるものは、全国の神社仏閣にゴマンとあるんだけど、それを小さな公園の薄汚い遊具に設定したところがミソ。実際そんなにパワーがあるわけでもなく、登場人物たちは、それぞれ自分で悩みや問題に向き合っていく。第2話と第5話が良かった。「人呼んで、リカバリー・カバヒコ」「・・・・・カバだけに」の決まり文句には笑えます。クリーニング屋のおばあちゃんと息子夫婦の話には、グッと来るものがあったなぁ。
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ガクガク
ネタバレ【本屋大賞ノミネート作】『汝、星のごとく』のスピンオフ3編。最初の『春に翔ぶ』では、北原先生の謎だった過去が明らかとなり、それがどう今につながっているのかが分かって興味深く読めた。表題作『星を編む』は、櫂の作品(漫画と小説)にそれぞれ深く関わった二人の編集者の話。作品は決して作者だけで創り上げるのではなく、そこには周囲の様々な人々との共同作業によって生まれる。中でも担当編集者は最も重要な役割を担う。編集者もある意味「命懸け」で作品と向き合っているのだ。最後の話は、登場人物たちが成功し過ぎてちょっと鼻白む。
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ガクガク
ネタバレ本屋大賞候補作7冊目、読了。著者が今も現役ドクターであるなら(実際どうか知らない)、本書は小説の形を借りて、現在の医療の現実と著者の考える理想の間で、悩み思考することを書いたものなのだろう。もちろん小説としても十分に読み応えがあり面白いが。医療の最先端を切り開いていく花垣教授、病気ではなく病人にフォーカスしようとする哲学者のような雄町(この医者は思想だけでなくスキルも凄い)。どちらも魅力的なキャラだし、原田病院の鍋島や中将、秋鹿など周囲のドクターもそれぞれ個性的で魅力的。研修生の南先生との関係も気になる。
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ガクガク
ネタバレこいつは決して、何か飲食しながら読んではいけない本。ヤバそうだからフツーは食べないでしょう~(笑)。だがさすが高野さん、ヤバければヤバいほど食欲がわき、ドンドン食いついちゃう。まあ、読むだけなら味は当然、見た目も小さなモノクロ写真でしか分からないからいいけど、本当に「食べてみる?」と誘われたら絶対にお断りです、絶対。巻頭カラーページをマジマジ眺め、本文中のモノクロ写真にも目を凝らしつつ読む。ムカデの姿挙げ、中国の胎盤餃子、ペルーのヒキガエルジュース・・・試してみます?タイの爆発ナマズは食べてみたいけどね。
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ガクガク
ネタバレ読メでどなたかが「成瀬って『隠蔽捜査』の竜崎みたい」と書いていたが全く同感だし、私はちょっとスタートレックに出てくるバルカン星人みたいだなとも思った。それにしても久しぶりに爽快痛快な青春小説だ。この主人公の成瀬というすてきなキャラは、ひょっとすると今年の読書界で、天下の一つを取っちゃうかもとも思えるほど魅力的なキャラだ。成瀬は一見何も考えていないようでけっこう考えている。地元の西武デパート愛は半端じゃないし、親友島崎との漫才コンビ『ゼゼカラ』もとてもいい。そう言えば大学の山岳部の先輩に膳所さんていたなあ。
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ガクガク
ネタバレインドでは、タフじゃないと生き延びられない。当地で長らく研究に携わってきた著者が研究視点ではなく、身近に関わりのあった人々から見たり、聞いたりした話を中心に、ちょっと前のインド人の生々しい実態について語る。それにしてもインド社会にしっかり根をはる「カースト」というのは、ちょっと説明されたくらいでは理解できないほど複雑怪奇だ。著者の日雇いドライバーの話、NGO組織やグルとなって様々な社会活動や解放運動に取り組む人たちの話は、やはりどこか遠い国の話のようだった。こんな国では、強さと智恵がなければ生きられない。
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ガクガク
ネタバレ「人間の世もオニの世も社員不足は皆同じ」。笑える楽しい絵本なのに、仕事の現実に引き戻されそうになるのをグッと堪えて(笑)読む。地獄カンパニーの求人を出したら、早速三匹の鬼が応募(うらやましい)。そこから新鬼研修がスタート。「よりよい地獄を」との閻魔大王の挨拶に始まり、一般常識テスト、職場体験では「釜ゆで地獄」、「冷え冷え地獄」、「コチョコチョ地獄」を実体験。三途川のクリーンアップ作戦のあとは大歓迎会。新鬼の隠し芸は素晴らしい。こんなにしっかりしてたら即戦力だね。気になるのは流されて行った桃太郎の行方(笑)
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ガクガク
ネタバレこの巻は不安定な要素があまりなく、五鈴屋江戸店の地道な努力が徐々に実って江戸での地歩を固めていく様子が語られていく。前半は無料での帯の結び方教室の継続、木綿の面地に絹の裏地を合わせる工夫など「蟻の眼」での努力を怠らず、後半では独自の小紋の型染めを作り上げるまでの「鶚の眼」の仕事が語られる。型染め師の力造を本当にやりたかった仕事に戻すまでの粘り強い働きかけや、歌舞伎役者の「お練り」の晴れ着を手掛けることになるまでのくだりは圧巻。そして何よりも涙腺を緩ませるのは、花形役者の富五郎が亡き智蔵の親友だったことだ。
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ガクガク
ネタバレ以前から著者の『雪のひとひら』を読みたいと思いつつ、まだ実現できないうちに、本書を書店の「にゃんこフェア」で入手。人間向けに書かれた本ではなく、ある聡明な猫がこれから成長して家猫になろうとする猫に指南するというスタイルの本。なので、のっけから「人間の家を乗っ取る方法」(笑)。人間とはどんな生き物なのか、美味しいものの入手方法、獣医のかかり方、魅惑の表情を作るには? 食卓でのおすそ分け、旅行にお供するコツなど。一番傾聴に値するのは第14章「愛について」。猫に家を乗っ取られたいすべての人間が読むべき本(笑)。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/04/24(4015日経過)
記録初日
2013/01/01(4128日経過)
読んだ本
1759冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
398803ページ(1日平均96ページ)
感想・レビュー
1759件(投稿率100.0%)
本棚
19棚
性別
血液型
O型
職業
事務系
現住所
熊本県
自己紹介

 小さな町で小さな読書会を開いています。
 「読書メーター」は個人の読書記録として、また選書の参考に活用しています。
 読友さんの読書を巡る興味深い様々な話題や、読書とは関係ない趣味のつぶやきも大いに楽しませてもらっています。

 私自身は、ジャンルにとらわれず興味を抱いた本には何にでも手を出す雑食派の読者です。熊本弁でいうところの「わさもん」(新しもの好き)です。とは言え、手にする本はやはり小説が中心ですが、自然科学や社会科学系の新書、絵本、コミックなども積極的に読んでいます。
 読友さんの感想やコメントなども参考にしながら、より充実した楽しい読書ライフを過ごしたいと思っています。

 読書のほか、登山(最近不安を抱えつつの単独行)と水泳(普段プールで泳いで年1回Open Water Swimmingの大会に出る)が趣味です。星空の下、一人テントの中で読む探検紀行とか、最高のひとときです。

 プロフィール画像は、2013年秋に訪問したスロベニアの首都リュブリャナで見かけた書店のディスプレイです。自宅ではこんな書棚に囲まれて、住む街にはこんな書棚のある本屋さんがあればいいなあ、という密やかな希望を込めて。

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