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2024年3月の読書メーターまとめ

yoshimi
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2024年3月に読んだ本
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2024年3月のお気に入られ登録
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  • ソウ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yoshimi
『汝、星のごとく』のスピンオフと登場人物達のその後のお話。前作同様切なくも美しく、辛いことも苦しいことも起こるのだけど、柔らかな雰囲気を纏った大人のファンタジー。ネット社会の今も、村社会の昔も、他人のことをアレコレ言う人は必ずいる。これも人間の業だなぁとしみじみ。いろいろあるけれど、わかり合える人達と揺れる柳のように生きていければ。幸も不幸も一点に留まり続けるものではない。この一文が胸にすとんと落ちてきた。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年3月の感想・レビュー一覧
14

yoshimi
巷で話題の一穂ミチさん初読み。 コロナ禍の日本を舞台にした六篇の短編集。 それぞれテイストが異なり、短編とは思えない読後の満足感。 不思議だったりホラーっぽかったり、ダークな感じの話も面白かったけど、やはりどこかほろ苦くも心温まるものが印象に残った。 世界観を過不足なく描く見事な筆致に、そりゃ世間で話題になる訳だと納得。 佳作です。
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yoshimi
理瀬シリーズ初の短編集。 かなり前に発表され他の短編集に収録されていた作品も、無事この一冊に収録。 ファンとしては嬉しい限り。 書き下ろしもあり、新たに文芸誌で連載されていたものもあり、満足満足。 今ではなかなかお目にかかれないゴシックロマンミステリ。 この世界観が大好きなので、また新作を何年でも待ってます!
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東京のとある街の純喫茶とメンタルクリニックを舞台に展開する短編集。 心を擦り減らしながら日々を送る人々にそっと寄り添ってくれる。 最後の二篇は特に胸が痛く、息を詰めながら読み進めた。 人生うまくいかないことの方が多い。 そんな毎日も誰かに手を取ってもらい、自分も誰かの手を包み込んで過ごしていけたら。 欠けた月を胸に抱いて生きていける。 そんな風に思える温かい物語。
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海と忍。2人の恋愛模様を中心に描かれる物語。視点がこの2人のみで展開されていたら物足りなさを感じただろう。しかし同級生や血の繋がらない海の母、そして海の実父。それぞれが語り手になる章が面白かった。最後は希望の見える終わり方だったが、もう少し先の将来を掘り下げて描いて欲しかったという気持ちも…。
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yoshimi
これ、感想書かれへんやつやん(笑)。二次元コードを読み込んで音を聴きながら文字を追う新感覚の読書体験。なるほどなー!ほーー!そうくるか!と感心しきり。ただ、本を読むことを中断させられる小さなストレスを感じるのは、活字中毒者のワガママかな。音量調節が難しくて、小さすぎて聞こえないからボリューム上げると爆音になって、本編とは関係ないところで心臓がバクバク。物語の世界観に浸れず。話はとても面白かったし企画も楽しいけど、視覚と聴覚への刺激がもう少しシームレスに繋がると良かったかな。
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yoshimi
『汝、星のごとく』のスピンオフと登場人物達のその後のお話。前作同様切なくも美しく、辛いことも苦しいことも起こるのだけど、柔らかな雰囲気を纏った大人のファンタジー。ネット社会の今も、村社会の昔も、他人のことをアレコレ言う人は必ずいる。これも人間の業だなぁとしみじみ。いろいろあるけれど、わかり合える人達と揺れる柳のように生きていければ。幸も不幸も一点に留まり続けるものではない。この一文が胸にすとんと落ちてきた。
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1947年、敗戦の色濃い東京が舞台。主人公はある日本人への復讐に燃える英国人。人種や立場の違う人々が、国家の思惑やそれぞれの信条を胸に敵味方入り乱れて駆け巡る。登場人物の多さと主人公の人種差別的思想に読むスピードがなかなか上がらず読了できるか不安だったが、日本人少女の視点が増えた後半からは一気読み。無事読み終えられてホッとした(笑)。
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yoshimi
ネタバレお久しぶりの湊さん。さすがです。徹頭徹尾イヤミスです。先が気になって一気読み。あんまり言うとネタバレになるのでアレだけど、一言だけ言うならば。みんなもっと話をしよう。友達であっても親子であっても。想像だけ逞しくしちゃダメ!笑
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yoshimi
タイトルの軽快さ通り、スキップするように、しかし力強く人生を、北京を、超速で駆け抜ける主人公・菖蒲がすごい。激烈鬼強メンタルが一貫していて清々しい。身内や友達がこうだと疲れるが(笑)、少し離れたところで見るのはさぞや楽しかろう。食べ物の描写がめちゃくちゃ美味しそうでちょっと中国に行きたくなった。綿矢さんいろんな引き出しがあって面白いなぁ。
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yoshimi
姫川玲子シリーズ第10弾。姫川班にあの魚住刑事が配属され新たな十一係が動き始める。このシリーズはもちろんずっと追いかけてるし(ジウ・セブン・魚住シリーズも)、毎回面白いなぁと読み続けてるけど、玲子は相変わらずイマイチ好きになれないというか、しっくり来ないというか。ただ、今回は魚住さんといい感じに相性がマッチしていて新章に相応しい雰囲気だったと思う。今作はいつものグロさはかなりマイルドだったが、胸を締め付けられ考えさせられる内容だった。次作も期待。
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yoshimi
『栄花物語』を書くことになる赤染衛門が語り手となる作品。藤原道長が貴族の頂点を極めんとする時代を斬新な切り口から取り上げ、宮城の人々の一筋縄でいかない複雑な権力争いや心の機微を描き上げる。遥か千年も前に生きた人々も現代人と変わらず、人を妬み嫉み陥れ、権力に阿る。男社会の世で翻弄されつつも、力強く生きようとする女性達が凛々しく健気だ。大河で良いフィルターかかっちゃってるけど、道長のイメージって本来こっちよね(笑)。そう考えると物語というものの懐の深さをしみじみ感じる。
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yoshimi
テーマの切り取り方とタイトルが秀逸な短編集。どのお話にも不穏な空気が漂っていて、ドキドキしながら読み進めた。『コーヒーサーバーの冒険』と『水餃子の机』が個人的には好き。各タイトルの始めに挿入された写真もとても素敵だった。読み終えるのが勿体なく思える作品。
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yoshimi
いつもとは違う少しライトな貫井作品。ゲームの世界観と現実の連続殺人事件をどうやって絡ませていくんだろう?と思いながら読み進めた。ゲーム好きなので作中のゲームパートは楽しく読めたし、現実世界の軽ーいチャラ男のような捜査一課の南條も違和感なく受け入れられたけど、思っていたよりあっさりと読み終わってしまった。このコンビ?(トリオ?)でまだ続きのお話があるのかな。だとしたら今後に期待。
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yoshimi
ムムム…ムズカシイ…。新時代の本格ミステリ。しかも密室モノ!ということで読んではみたけど。確かに今までにない発想で、この真相に辿り着けた読者は恐らくいないのではないか。これだけ謎解きが出し尽くされた感のあるミステリ界に新風を巻き起こしたのは確かだと思う。ただ全てが語られた後の爽快感がなかったなぁ。この発想力が更にブラッシュアップされるであろう今後の作品に期待かな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/03(4013日経過)
記録初日
2012/05/03(4378日経過)
読んだ本
1748冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
597518ページ(1日平均136ページ)
感想・レビュー
1640件(投稿率93.8%)
本棚
14棚
性別
自己紹介

小説は恩田陸さん、伊坂幸太郎さん、桜木紫乃さん、窪美澄さん、江國香織さん、中山七里さん、角田光代さん、山本文緒さん、彩瀬まるさん等の作品が好きです。

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