有理数

有理数さんの2月の読書メーター
記録初日
2013年01月01日
経過日数
1547日
読んだ本
679冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
224844ページ(1日平均145ページ)
感想/レビュー
679件(投稿率100%)
本棚
7棚
URL / ブログ
自己紹介
ミステリと文学と百合が好きです

【好きな作家】

城平京
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山尾悠子
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読書ブログ http://yulisea.hatenablog.com/
(ブログの更新頻度は極めて低いです)

読書グラフ

最近の感想・レビュー(679件)

ね、ね、ね、狙った獣~~~~! 私の負けだ、許してください。「結末が見えやすい」と評価されがちですが、全然見抜けず、終盤の畳み掛ける展開に恐れ慄き、ひれ伏し、絶叫しました。いい読者になれました。作者のミラーは一文一文をとても大切に、磨くように文章を紡いだそうですが、これだけ短い物語でこれだけの悪意と不安を詰め込めるのですから、文章が手練れているのでしょう、すごい作家です。とてもとても面白かったです。もっと読みたいマーガレット・ミラー。
★19 - コメント(0) - 3月20日

探偵・伊丹英典が活躍する本格探偵小説。作者の本格推理への愛が爆発しているような短編集で、まさに"純"で王道な本格推理が楽しめる。密室物と多重推理が見所の第一話「完全犯罪」は気合が入っているパズラーで、実際非常に面白いが、これを含めて何編かトリックが想像し辛い印象。ただ中盤辺りから物理トリックは減り、心理的なミスリードや手記、魔術的な謎の提示など、趣向も手広くなってきて、なかなか楽しい短編集だった。ベストは「赤い靴」。
★14 - コメント(0) - 3月19日

ああああ……なんということだ、これは素晴らしい。とある殺人事件と心臓病の赤ちゃんを巡る母親と記者の交流。警察パートが凄まじく単調で、亜紀子パートの面白さでどうにか持っていたのですが、中盤のとある推理にはものすごい説得力があったり、パート同士がついに接続する展開なども熱く、それで十分に私は楽しかったのです。しかし、このラストはいい意味でずるい……、とてもよかったです。夏樹静子は他にも読み進めてみたいです。
★24 - コメント(0) - 3月13日

娘が誘拐され、犯人の要求通りに指定場所に身代金を届けに行った母親が、ひっそり見守っていた警察たちの目の前で殺害される。とても面白いです。誘拐事件+衆人環視の殺人事件、という展開に、警察が地道にひたすら推理をああでもないこうでもないと練っては崩す。これだ! と思ったらまた新たな理由で成立せず……しかしどれも面白い推理というのがよいです。最終的な解決は、どうにも犯人は迂闊すぎるのでは……? と思わなくもないのですが、それはご愛嬌、展開が楽しすぎます。動機もよかったです。
★21 - コメント(0) - 3月12日

轢き逃げ犯人たちの弄した策に立ち向かう警察と新聞社員の構図を描いた倒叙形式の第一部、そこから視点を探偵役にすり替え本格推理の様相を呈す第二部、という大胆な構成をとった意欲作。交通犯罪に対するアプローチが精密に描かれていて、それに対する犯人側の戸惑いや焦りも含め、序盤中盤は非常に面白い。後半はとある衝撃的な展開でフーダニットへと姿を変える。ただ前半のスリリングさがなくなり失速、フーダニットとしても魅力ある着地になったとは言えない所が若干残念。ただ力作には違いありません。面白かったです。
★21 - コメント(0) - 3月12日

エンタメ的に決して面白いお話という部類の物語ではないはずなのですが、これが滅法面白く夢中になって読みました。家族の元を離れて大学の寮に入ったナタリーが、様々な人間関係の渦中で内省的になりながら、それらをひたすら見つめ続けるお話です。登場人物はいや~な感じの人たちばかりですが個性的。ただ「面白い」という感情と「息苦しい」という感情が共存しています。「見つめ続ける」ことが本当にそのまま行われるので、確かに周囲の生活や人間との断絶や違和が節々からせり寄ってくる不穏。装画も素晴らしいです。
★26 - コメント(0) - 2月16日

大変素晴らしい詩集だった。何度も読み返したい。「もしも海の水がぜんぶインクなら/ぼくは何人に さよならの/手紙を書くことができるだろう」「一ばん自分がきれいになれるのは/生まれてはじめて詩を書いたとき/だと/いいんだけどな」 「お月さまは一冊の本に似ています。/一晩中読んでいても飽きないからです。」
★29 - コメント(0) - 2月9日

「時間」に関する秀逸なアイデアを使い、恋人たちや恋を見つめる者たちのロマンスを描いたSF短編集。さすがに元は傑作短編集と銘打たれていただけあってどれも面白かったです。男性の考え方が若干独りよがりで乱暴なところがあったり、ところどころ説明不足なところもあったりと、手放しに傑作と絶賛はできないのですが(これは単純に好みの問題)、しかし「時間」を源にしたアイデアをシンプルに、物語のために巧みに料理する手腕が光ります。残念ながら表題作は気に入らなかったのですが「玲子の箱宇宙」「江里の“時”の時」が好きでした。
★25 - コメント(0) - 2月9日

有理数さんの感想・レビュー

著者グラフ

最近読んだ著者:マーガレット・ミラー 福永武彦 夏樹静子 土屋隆夫 佐野洋 シャーリイ・ジャクスン 寺山修司 梶尾真治 向田邦子 高原英理,浜崎容子
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