ネタバレあの人もこの人も大人なのにみんな変。おっ、この人はまともかと思ったら、ひたすら無償の愛を提供する観音様のような人、居ないよねそんな人（笑）。　そうかと思えば子供たちがあり得ないくらい達観していて見事に大人。　これはいくらなんでも無理筋でしょ、と思いますが、読み終えると何となく心穏やかになるから不思議！　なぜでしょう？　<(^_^;

ネタバレ文句なしに尊敬に値しますよ兜さん　素敵な恐妻家 いえ、愛妻家ですよね（笑）　妻のひと言ひと言に過剰なまでの相槌やオーバーリアクションで共感を示し、妻を怒らせないための対応ハンドブックも準備して…　魚肉ソーセージには笑えました。　しかし仕事が仕事だけにいつか自分も逆の立場に立つことに…　最後は息子・克巳たちが一矢報いて胸スッキリでしたね。

ネタバレ『784年 悩んで世の為　長岡京 794年 泣くようぐいす 平安京』と歌われた千年の古都・京都には、尽きせぬ人の怨念・執念・残念無念が時に不思議の力を借りて、うつつに思いを遂げんとて迷い出てくる面白さ　方向音痴の女子高生に、迷子の懸念無きように雑念捨てさす並走応援　御所グランドでは、戦争で捨てた野球への諦念・断念・観念を今ひとたびの花と咲かそう鉄腕エースの剛速球！　ホルモーで初めて万城目さんの面白さに触れた時の感激が蘇りました。秀作ですね。

ネタバレあの人もこの人も大人なのにみんな変。おっ、この人はまともかと思ったら、ひたすら無償の愛を提供する観音様のような人、居ないよねそんな人（笑）。　そうかと思えば子供たちがあり得ないくらい達観していて見事に大人。　これはいくらなんでも無理筋でしょ、と思いますが、読み終えると何となく心穏やかになるから不思議！　なぜでしょう？　<(^_^;

ネタバレDV夫を崖下に突き落として5年、一見平穏な生活を手にしたかに思えた茉菜でしたが、取引先のストーカー男に襲われるピンチに助けに現れた男はなんと崖下に突き落としたはずの夫でした。　推理の先を行く展開の連続で、ぐいぐい惹きこまれて一気読みでした。　貧困、ネグレクト、無戸籍、DV…　次々と重いテーマが続出しますが希望のありそうなラストで良かったです。

ネタバレ木挽町・森田座の楽屋裏に流れ着いたる若侍は、親の仇討ちの重責に喘ぐ菊之助。　委細を聞いた芝居者たち、「面白いじゃねえか」一寸の虫にも五分の魂、悪所に暮らす我らにもたぎる血潮と熱い人情、そしてあっと驚くからくり仕掛けとどんでん返しは十八番（おはこ）だぜ。　ありゃぁ、武士の一分（いちぶん）を立てた見事な仇討ちだったねえ！（笑）　さすがは直木賞受賞作、後半のドキドキ・ワクワクがハンパ無いです！