二海堂ボドロ

二海堂ボドロさんの2月の読書メーター
記録初日
2013年07月31日
経過日数
1335日
読んだ本
28冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
9844ページ(1日平均7ページ)
感想/レビュー
8件(投稿率28.6%)
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読書グラフ

最近の感想・レビュー(8件)

読んで真っ先に浮かんだ感想は、「道尾作品っぽくないな」でした。それもそのはず、これまで読んだ道尾作品は全て叙述トリック系の作品だったからです。道尾作品=叙述トリックという先入観があれば、本作を道尾作品とは思えないのも当然でしょうネ。しかし、本作には「道尾作品らしい」との感想も抱きました。これまで読んだ道尾作品の多くと同様に、本作でも子供、それも、陽よりも陰な部分を多分に抱えた子供が登場するからです。陰の要素が強い気もしますが、それでも本作で描かれているのは等身大の子供…残酷で、無垢で、悩む子供です。
★11 - コメント(0) - 2013年9月4日

とある依頼を受けた主人公が、その依頼を解決する中で依頼にまつわる過去の事件の存在を知り、その真相を解き明かす…ミステリーにおける黄金パターンの1つ。本作では、そんな典型的ミステリーが展開されます。ただ、本作に特徴的なのは、典型的パターンにリドルストーリーという要素をブレンドするコトで、作品に新鮮味が加味されているコトでしょうか。しかも、結末がないはずのリドルストーリーに結末が用意されていたというのです。何故、結末があるのか、その内容やそれが意図するトコロは何か…それが気にならずにはいられない作品でした。
★7 - コメント(1) - 2013年8月21日

「重い」、「暗い」、「救いがない」…それらが、本作を読んでの率直な感想でした。タイトルである「ボトルネック」の意味するトコロには気がついていたので、本作での個人的な興味は、それとどう向き合うかに集中していました。ハッピーエンドまでは期待しなかったものの、前向きな結末を望んでいました。排除ではなく改善するコトで「ボトルネック」を解消する…そんな途を模索して欲しかった。しかし、そんな個人的期待は裏切られました。考えさせられるテーマですが、読み終わった後の虚無感はなんとも。特に最後の1文は…ダメ押しすぎです。
★15 - コメント(3) - 2013年8月17日

有川浩作品との親和性の高さは、過去の経験から自覚していました。高確率で好みに合致するんですよネ。経験則通り、本作も楽しく読めました。本作は、阪急今津線を舞台とした連作短編小説であり、群像劇です。女性作家さんだからでしょうか、有川作品においては、特に女性の登場人物が魅力的に書かれています。強く、筋が通っていて、自分の主張があり、でも、恋や人間関係等の悩みを抱える女性達です。時には弱く、時には強い女性達の存在は、有川作品の特徴の1つ。本作を面白く思えるのも、そんな魅力的な女性達が活躍するが故かな。
★39 - コメント(1) - 2013年8月15日

本作は、「古典部」シリーズ4作目にして、初の短編集。また、前作とは異なり、語り手が主人公のみという従来の方式に戻っています。本シリーズの中では、本作が最も好きです。扱っているのは、コレまで同様、取るに足らない謎や事件。しかし、前作までが、どちらかといえば謎の解明が主であったのに対し、本作では、謎の解明や事件を通じて古典部の部員相互の人間関係(特に、他者に対する想い)を明らかにする点が物語の中核をなしているように思います。本作を本シリーズで1番と感じた理由は、きっとその点に求められるんだろうなぁ。
★18 - コメント(0) - 2013年8月13日

「古典部」シリーズ3作目。本作はいわゆる「安楽椅子探偵」モノであり、探偵役たる主人公は、事件に遭遇するコトもその現場に赴くコトもありません。それ故に、本作は、前2作とは異なり、主人公に加えて他の古典部部員も語り手になっています(誰が語り手かは、節冒頭のトランプ・マークからもわかります)。探偵役が現場に赴かない以上、事件を見聞し、それを探偵役に伝える人間が必要だからです。語り手が複数人という本作の特徴には、好みが分かれるかもしれません。個人的には、前作までの主人公視点の物語構成の方が好きだったりします。
★15 - コメント(0) - 2013年8月10日

「古典部」シリーズの2作目(前作は『氷菓』)。アニメ『氷菓』にも、本作の話が登場します。アニメを部分的ながらも観ていたコトもあり、ざっくりとしたあらすじは知っていました。だからこそ楽しめた部分あり、だからこそ楽しめなかった部分あり、というのが読了後の正直な感想です。個人的には、アニメ版の方が内容の理解が楽でした。コレは、本作では部屋の配置や登場人物の位置の理解が重要になってくるのですが、本では文章を元に位置関係等を想像しなければいけないのに対し、アニメでは位置関係等を視覚的に瞬時に把握できるからです。
★17 - コメント(3) - 2013年8月5日

アニメをきっかけにして、コノ本に辿り着きました。いわゆる「古典部」シリーズ(アニメきっかの人にとっては「氷菓」シリーズでしょうか?)の1作目。個人としても、初めて読む米澤作品です。アニメを何度か観たコトがあるので大筋の内容は知っていたのですが、それでもなかなか楽しめました。ただ、やはりアニメを観る前に読みたかった…そうすれば、より楽しめたように思います。ちなみに、アニメで印象に残った言葉は「わたし、気になります」でしたが、本で最も印象に残ったそれは「きっと十年後、この毎日のことを惜しまない」です。
★20 - コメント(3) - 2013年7月31日

積読本(2冊)


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最近読んだ著者:我孫子武丸 歌野晶午 乾くるみ 乾くるみ 支倉凍砂 横山秀夫 酒見賢一 殊能将之 仁科裕貴 法月綸太郎
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