また、著者が中央政府の農村選挙の狙いとして「短いスパンで基層レベルのリーダーの交代を促し、地方ボス化を防止するための、基層幹部制御の政治の一環」と指摘しているのも興味深い。
自分の場合、生存戦略として「擬態」はしてきたけど、あまりうまく擬態はできておらず、しばしば人間関係で失敗してきた。そこで、むしろ開き直りつつ、相手を自分のペースに巻き込むやり方を練ってきた。世間の「常識」に合わせるところは必要最低限合わせてきたけど。
さらに、本書で興味深かったのは、さまざまな過程を経てフリーランスになった発達障害者たち。自分もそうだった。ただ、本書にもあるとおり、フリーランスにも発達障害者にとって大変な面は多いので発達障害者が必ずしもフリーランスに向いているとは限らないように思う。
以前、タイトルを見かけて頭の片隅に引っかかっていたが、Kindleの読み放題に入っていたのを知り、読んでみた。自分が若い頃もそうだったけど、若者は大人たちをよく見ているんだろうなと感じた。こんな社会にしてしまって申し訳ないと思う。
電羊齋と申します。
清朝史と阪神タイガースをこよなく愛する大阪のオッサンです。
主な読書ジャンルは歴史物、スポーツ物と旅行記です。
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以前、タイトルを見かけて頭の片隅に引っかかっていたが、Kindleの読み放題に入っていたのを知り、読んでみた。自分が若い頃もそうだったけど、若者は大人たちをよく見ているんだろうなと感じた。こんな社会にしてしまって申し訳ないと思う。