tomosaku

tomosakuさんの1月の読書メーター
記録初日
2006年12月18日
経過日数
3718日
読んだ本
1125冊(1日平均0.3冊)
読んだページ
263546ページ(1日平均70ページ)
感想/レビュー
504件(投稿率44.8%)
本棚
2棚
性別
血液型
O型
職業
IT関係
現住所
東京都
URL / ブログ
外部サイト
自己紹介
肉の妖精の読書ログ。
乱読派&仕事でも読んでいるので、冊数は増える傾向。

読書グラフ

最近の感想・レビュー(504件)

SFっていいもんだ。BISビブリオバトル部の作中で知った表題作を含む9つの中短編集で、原作の発表は概ね1950年代。アシモフなどの大御所作品も含めどれも色褪せない作品と思えるのがすごい。無論、訳者の新版のための再翻訳のおかげもあるが。重量と燃料という宇宙空間の移動で必ず課題になる事象からドラマを広げた表題作、ロボットのディストピア感ある「ハウ=2」、シンデレラの視点を変えた「みにくい妹」、科学者という立場の悩みを描く「信念」、子供の不安定な心を余すところなく書いたESPもの「危険!幼児逃亡中」等々、珠玉。
★10 - コメント(0) - 2月18日

コメディラブコメ、と重ね言葉にしたいくらいふざけた展開と内容が、今回も良い具合に笑いを誘う。タイトル詐欺にも既に完全に作者は開き直った感がある。メタネタとハチャメチャっぷりを引きずったまま突っ走って欲しい作品。
★10 - コメント(0) - 2月15日

正義という快楽。本書を読みながら連想したのは、ネットなどでよくある「正義を以て徹底的に糾弾する」風潮だ。著者はそれを皮肉っているのかなと感じつつだが、本作の“正義の化身”髙規範子はそれをも越えている。法を絶対と恃み、微かな情状も認めない。その執行の前には友情も優しさもなく、而して、当人は恍惚とする。これはかなり強烈なキャラクターだ。その狂気に怯えつつ、紡がれていく彼女の4人の女友達の物語を通じて、正義や法の不確かさを露呈しているようにも思えてくる。絶対正義という恐怖は他人事ではないのかもしれない。
★21 - コメント(0) - 2月14日

年に数ミリずつずれていく断層に思いもよらず足を取られてしまったかのような感覚。表題作を含む四つの中短編は、生活の中の夫婦や親子や動物との関係を描いているが、そこに存在する現実と幻想(あるいは空想)の狭間に、じわじわとした恐怖と不安を感じる。ただ、その幻想的な現象自体が、ワシにはいまひとつ理解できなかった。書かれている文字としては分かるのだが、意味というか意図というかが掴めない。傷口を見せられているのに対処法が分からないようなものだ。ただそこから生み出ている痛みを眺めている、そんな傍観的な読書だった。
★21 - コメント(0) - 2月10日

どうだろう、この圧倒的なドラマは。恐らく20年以上ぶりくらいの再読だったが、その時に感じた畏れと痺れを思い出した気がする。キリシタン弾圧下の長崎に潜伏した宣教師の絶望と痛み。江戸時代の風景描写も痛々しい心象描写も、これでもかと描く筆力に舌を巻く。信仰とは何か、我々はなぜ神に祈るのか、そしてどうして神は沈黙し続けるのか。本作は、あくまでキリスト教という宗教思想下に於いてではあるが、古来ヒトの根源的な苦しみを余すところなく描いていると思う。そしてやはり最後、かの宣教師は救われたのであろうと思う。
★45 - コメント(2) - 2月10日

普通じゃん!というのが第一印象。いや、書いてあることは充分トンチキなんだけど、文体が普通で、故に読みやすい。ananでのエッセイをまとめたものということで、もしかしたら読者層も意識してたのかもしれない。それなりに赤裸々に自らの体験、経験、思考を書いているので、なんとなく酒を飲みながら友達の愚痴や悩みや深い話を聞いている気持ちになってくるし、著者に興味がある読者としても面白い。そしてやはり、小説とはまるで違うが、言葉の選び方が丁寧なのは同じだな、と思わせられる。
★14 - コメント(0) - 2月3日

アーティスト、横尾忠則氏による「なぜ自分は本を読まないのか」を主題にしたエッセイ集。なのだが、途中からその主題は薄れ「本を読まなくてもこういうこと(著者のような芸術活動)はできる」というのを、氏の来歴とあわせて読んでいる気になってくる。だがもしかしたら、読書家ほどこの本を読むべきなのかもしれない。すなわち、本を読まない人が文字に頼らずに如何様に表現活動を行うか、という、読書家からしたら遠い世界の出来事を知ることができるからだ。やや同じ話題の繰り返しは気にはなったが、ヒトの新たな側面を垣間見れた気がする。
★11 - コメント(0) - 2月2日

漫画家の子供と、漫画家の好物を食べながら対談を行うルポ漫画。子供さんの描写に、いちいちその漫画家のタッチを模写する田中氏の技量がまずすごいが、飲み食べ物の描写や説明も良くて、単にグルメ漫画としても楽しめる。売れっ子漫画家とその子らではあるが、当然のことながらその家族模様や関係性も千差万別。とはいえ、日本の漫画史、文化史に名を残す諸氏の意外な一面、子供だから語れる逸話は面白い。好奇心も、食欲(食べたい欲)も満たしてくれる、面白い一冊。
★14 - コメント(0) - 1月23日

tomosakuさんの感想・レビュー

最近のつぶやき

映画「沈黙 サイレンス」鑑賞。語りたいが困難、という葛藤に駆られている。前日に原作を再読し臨んだことが、良くも悪くも影響した。映画としてみれば、原作のエッセンスを上手く抜き出し、目を背けたくなるような場面にも真摯に向き合っている。多少説明不足の箇所はあるが、全体としてのまとまりは良い。そして、構造がややシンプルになった分、新たに思索を広げたい領域が出てきたのだ。宗教とは、信仰とは、日本とは、日本人とは、キリスト教とは、異教とは、救いとは、迫害とは、死とは……答えは出ないであろう。でも、考えたくなる。
★7 - コメント(0) - 2月11日 23時45分

映画「虐殺器官」鑑賞。原作に衝撃を受けているので期待と不安をもって見たが、一言で言うなら「上手く映像化した」と言えるのではないか。原作のエッセンスの濃い部分を抜き出し、一編の物語として成立しうる説明を施し、二時間の作品として完成させている。ただ、これは原作を知っている故だが、驚きがなかった。映画ならではを感じられなかったのが残念。なので、この映画単体で見たか映画から原作に入った人と感想戦をしてみたい欲求に駆られている。エンタメでもあり、思想的でもあると思っているので、映画発で感じられることを知りたい。
★6 - コメント(0) - 2月11日 23時19分

tomosakuさんのつぶやき

著者グラフ

最近読んだ著者:トム・ゴドウィン・他 駱駝 秋吉理香子 本谷有希子 遠藤周作 村田沙耶香 横尾忠則 田中圭一,GMOクリエーターズネットワーク 西尾維新,VOFAN 原作:新海誠,永川成基
tomosakuさんの著者グラフ
ログイン新規登録(無料)