小学生の頃読んで面白かった本の再読。読んでいる内にストーリーを想い出してきたので、新鮮な読後感とは言えなかったが、冒険小説として、一人の少年の成長/大人への通過儀礼を描いた教養小説(ビルドゥングスロマン)としてやはり傑作だと改めて思った。広くお薦めできるが、解説の最後で重要なネタバレがあるので、解説先に読む派の人も、先に本編を読むのが宜しいかと。
- コメント(0) - 1月7日

感想は下巻読了時
- コメント(0) - 2015年8月5日

前半は怪奇幻想もの。後半は明治〜昭和にかけての、俳人3人の伝記。怪奇幻想ものはちくま文庫版と2篇ダブり。この辺は、後発のちくま文庫版の方で、ダブリをなくして欲しかった。 作品のレベルは相変わらず高い。中でも表題作の、鬼気迫るエンディングは見事。 俳人伝記の方も、単なる伝記でなく、作者の感性が強く打ち出されたものになっていて面白い。後はもう少し安ければいうこと無いんだが、260頁で1300円(税抜)は高すぎます>講談社さん
- コメント(0) - 2015年6月24日

いつもどおり、肩の力の全く入っていないユーモアミステリ。ゆるいノリながら、謎は本格的だ。表題作ラストでの、あの人の意外な?面に注目。続編が待たれる。
★2 - コメント(0) - 2015年6月7日

吉屋信子を読むのは初めてだが、怪奇幻想小説の書き手としても、なかなかの手腕だと思った。どの作品も、独特の美しさと暗さを持っている。暗さについては、やはり戦争が陰を落としているように思えた。
★2 - コメント(0) - 2015年6月6日

短篇〜中篇5篇を収録しているが、5篇とも味わいは異なり、本格推理と言ってもいいようなものから、SFっぽいものまで様々。映画『赤い影』の原作と言うこともあって巻頭の「今見てはいけない」に期待していたのだが、他の作品も充分に面白い。
★4 - コメント(0) - 2015年5月1日

全集最終巻のこれは、今までとは違った感じがある。特に最後の1篇は、道東ではなく函館を舞台にしているせいか、華やかな雰囲気を感じる。作者が筆を折らずに創作活動を広げていれば、函館を舞台にして、また違った趣の作品が書かれていたのでは?と思わずにはいられない。
- コメント(0) - 2015年3月26日

全集第3巻は昭和30年代に発表された短編13篇を収録。内容は様々だが、共通しているのは、道東の暗く沈鬱な雰囲気。ネガティヴなはずのそれが、この作品群を読むとなんとも魅力的に感じてしまうから不思議だ。
- コメント(0) - 2015年1月25日

山田正紀の、「ミステリ作家」としての力量を見せつけた傑作長編。トリック構築の鮮やかさ、読み始めたら止まらない叙述の巧みさ、そこはかとない青春小説の香り、など評価するべき点は多い。もっとメジャーになってしかるべきと思う。一時期、絶版になっていたが、幸い再刊されたようだ。
★2 - コメント(0) - 2014年8月18日

中町信の初期短編集。短編という性格上、どうしてもワントリックという形になってしまう。それはそれで読者を飽きさせないようにいろいろと工夫がしてあって面白いのだが、やはりトリックを二重にも三重にも重ねていくこの人の真骨頂の面白さを表現するのはむずかしい。著者が短編を書いていたのは初期だけで、その後長編専門作家になっていくようだが、それも宜なるかなと思わせる短編集だ。
- コメント(0) - 2014年8月17日

著者のデビュー当時の中編を加筆して創元推理社から出されたものだが、結果的に著者の遺作となってしまった長編。いわゆる「雪密室」ものだが、密室よりは殺人の動機、そしてアリバイ崩しが見ものだ。最終章に「読者への挑戦」あり。 著者の作品はまだまだ多数あるが、その殆どが絶版で入手不可。創元推理文庫からの再刊が期待される。
★3 - コメント(0) - 2014年6月26日

全くの暗闇の中から、刑事たちの地道な努力で得られる手がかり。だが、新たな手がかりは新たな謎を呼び、事件はますます混迷を深める。 二重三重に設定されたトリック、強固な密室&アリバイを崩せるのか? 「本格」の名に恥じない力作。
★1 - コメント(0) - 2014年6月21日


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