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2024年4月の読書メーターまとめ

八岐
読んだ本
27
読んだページ
8102ページ
感想・レビュー
23
ナイス
315ナイス

2024年4月に読んだ本
27

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • ひでぼう

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
ネタバレ★★★☆ これは実に新人賞作品らしい粗さと伸び代を感じさせる作品で良かったなあ。ちょっと驚いたのは文章自体はほぐれていない辿々しさのある硬めなんですけれど、これが不思議と読んでると情景がありありと脳裏に浮かんでくる。場面場面で背景や動きが自然と鮮やかにイメージできて、感情が乗り、空気に色や匂いが宿る。ぎこちなさすら感じる硬い文章でこれだけ自然とイメージ浮かんでくる体験は新鮮ですらあった。これは特筆すべき特徴で武器だろう。文章も物語もこなれてきたら、面白さのスケールがいくらでも拡張できそうな期待が膨らむね。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:28冊 読んだページ数:8610ページ ナイス数:241ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
23

八岐
ネタバレ★★★☆ 千年間眠ってたと思ったら精神の方はイラ様のお仕事手伝ってたの!? 色っぽい事全くなかったとはいえ、完全にイラ様のお世話係やってて、一番長く一緒に過ごした人になってるじゃないですか。元々、ノア様よりも親身になって助けてくれる女神様ですし、ポンコツであんまり裏表もないんでなんか一番ヒロインらしいんだよなあ。アヤとルーシーはマコト抜きでもラブラブですし。国同士ごちゃついていて立場あるヒロイン達との関係どうなるのか。大魔王との決着とノア様の解放とまだ課題山積みなんだけどあと1巻で片付けられるんだろうか。
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八岐
ネタバレ★★★☆ そんな有名なビッグタイトルと一文字だけ違うゲームとかある!? なるほどミリしらってこういう場合に使うのね。ミリしらとはいえ、タイトル間違えて記入しても転生希望選択が通ってしまった事から、内容も大まかに似ているはず、と当たりをつけて手探りでシナリオを進めていく主人公なんだが、そもそも自分がゲーム主人公だという判断は合っているんだろうか。似たような立ち位置能力で悪役の方だったという作品を多々見ているだけに、なんか前提から間違っていそうで先が読めずにワクワクする。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 田中一家だけじゃなくて、スチュワート一族全体ちょっとおかしいよね、これ。そしてそんな彼らより彼らの窮状を救い今も帝国の襲撃を察知して防ぐ、連絡経路を確保する、ついでに魔法使いもゲットだぜ、をやってるヨシュアが一番やべえ人間なんじゃないだろうか。エマへの想いはこれっぽっちも報われなさそうだけど! そして王国を救うローズ様の魔乳……いや、どんだけやねん、ローズ様のお胸の魅力w
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八岐
ネタバレ★★★☆ エルフさんにこそこそ復讐してご満悦。相変わらず何時までも根に持つ陰湿な小物気質の主人公である。でもレアの場合そこの残念さに妙な愛嬌があって可愛げを感じるんですよね。流石にこれがずっとソロプレイだと嫌な部分が目立ってしまうのですが、ブランとライラという友達と身内ができたせいか陰湿さが内に籠もらなくなって、野生のラスボスのはずが妙に小物臭いのも微笑ましい。普段NPCは使役を躊躇わないように尊厳ある存在として全く認めてないのに、いざ対面して接すると気遣ったりしてしまうの、凄く普通の感性らしくていいなあ
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八岐
ネタバレ★★★☆ それぞれ別の場所で決戦を戦うことになりながら、それらの戦いが連動して苦戦するセリアの助けになっていく、というのはイイですね。セリアの歴史介入がなければ、本来レオを導いた師匠・剣聖シャダルク。やはり彼との決着がレオにとっての集大成となるのか。これまでの六英雄との対決にそれほど思い入れなさそうだったレオも、師匠だけはやはり反応違ったな。レギーナもついに王女として表舞台に立ち、咲夜の前にも直接の仇が現れる。そして行方をくらましていたセリアの父と異界の魔王がついに現れ、物語も最終局面だ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 第二側妃が予想以上の悪女で、敵役として中々の逸材ではないだろうか。頭悪い性格悪いだけじゃ役者不足ですし、同情共感の余地のない悪一色でありつつ、冷酷非情で奸智に長ける、というのはいざ倒すときのカタルシスが違ってくる。元々じわりじわりと対抗手段と勢力を築いていたエディアルドですけれど、クラリスが狙われ出した事でもう本気で動き出しましたね。頼もしいと同時にクラリス愛されてるなあ、と。クラリスの方もテレスの実態を知らないだけにまだ状況を甘く見ていた所もありましたけれど、変に勝手に動かないので安心できる
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八岐
ネタバレ★★★★☆ 人々を信じる事が出来なかった、か。皇女の言葉が重い。優秀であり責任感が強いからこそ、任せ預け委ねる事が出来なかった。決着をつけねばもっと救えぬ者が増えると思ったか。ただアリオスに始末つけさせた点だけは許せぬ。魔王雷によって奪われたモノの大きさを、残された人たちの心の傷から実感させられる話でも在りました。事前の心構えもなく唐突に人生変わっちゃってるんですよね、みんな。その事実を前に思うか、一人ひとり違う人生が在りそれが奪われて今ここにいるというのが、なんか一際くるものがあったなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ ハカセが残念イケメンすぎるんだけれど、超絶イケメンとしては言動が非モテオタすぎるだけで、人間的にはとても素敵(でも重い)というキャラが良すぎる。悪の組織も代替わりして穏健派に移りつつも内部分裂で弱体化。でも幹部同士はとても仲良し。ただし仕事は全部ハカセにくる、というまさにアットホームな職場です。幾つも役職を掛け持ちしてる上に外に会社作って資金確保と生活支援まで行ってるわけだから、研究者としても経営者としてもバケモノ並に優秀なんだけど、みんなの愛されキャラなハカセがほんとかわいい。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 攻略キャラが全部彩禍なんて無色と瑠璃のために作られたようなゲームじゃないかっ、と思ったら彩禍キャラ作った人がほぼ無色らと同類だった件について。おい、また一人同好の士が増えたんですが。黒衣さんドン引きなんですけど。これだけ色物が増えてくると、彩禍さんがメンタル普通すぎてマトモな人に見えてくる不思議。にしてもNPC彩禍さん最高ですね。狂三ばりにバリエーション揃ったコスプレ大会が繰り広げられてるんですが。そして無色・瑠璃兄妹の反応が予想通りすぎるくらいキモいw ほんとに似た者兄妹だなこの二人w
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八岐
ネタバレ★★★★ 皇季くん、崩壊した家庭を立て直したの小学生の時なんですよね。しかも自力で頼れる大人、小学生の話を真剣に聞いてくれる弁護士と探偵を見つけて。とんでもない男だな。その原体験のせいか、事前に調査し情報を収集しておく、物事人物を把握しておかないと気が済まないという人間になっている。呼吸するように調べるんですよね、この人。ただ自分でも客観視が出来ていないと反省しているように、自分に向けられる感情に対して非常に分析力が低い一方で、実妹も義妹も溺愛といっていいくらい可愛がるものだから、実妹が壊れたよw
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八岐
ネタバレ★★★★ 「俺、ツインテールになります」このタイトルがまさか作中で総二のセリフとして回収されるとは思ってもいなくて、しかもあんな劇的なシーンで。見開き2ページで全員変身の前後を挿絵入れてくれたの最高すぎません!? 一度心折れながら皆の声援によって立ち上がった時に思い出すのが、ドラグギルディから贈られた言葉だったのもイイんですよね。結局最後まで敵であるエレメリアンが最高の敵で在り続けてくれた事が嬉しい。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 神様、ルミナスターキラシャンドラって結構イケてるネームじゃありませんか!? 自分でそう名乗ってしまったシャンドラちゃん的には恥ずかしいかもしれませんけれど、他人事だとルミナスターキラって結構格好良い……。誰からも愛されず闇に落ちて世界を滅ぼしてしまったシャンドラ。彼女が本気でやり直そうと思えたのは、散々お叱りをくれながらも神様がそれでもシャンドラを愛情で包んで送り出してくれたから。神からの愛を支えに、ちょいちょい傲慢さを滲ませながらも敬虔に徳あらんと生きようとするシャンドラ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 戦列歩兵と騎兵と砲兵の時代だ! 軍人への憧れで独学で軍学と砲術を学び、義妹と商家の実家をかっぱらってきた砲を引っ張って飛び出し、戦火の只中に飛び込んだお嬢様。そこで彼女は思い描いていた戦闘と軍人としての栄達とは異なる、現実の戦争とそこで戦う人々の想いを目の当たりにする事になる。国家のあり方や戦争の仕方が激変していく過渡期ともいうべき時代の中で、机上や想像の中ではわからない人の死に様、生き様を浴びせられながら成長していく破天荒令嬢の物語としてエンタメと質実剛健が合わさった快作でありました。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 本作には主人公だけでなく複数の転生者が登場し、彼らは原作シナリオからの引用で流星の子と呼ばれるのだが。彼らは前世の記憶を持っているからこそ、この世界で生まれながら異邦人であり、価値観も違い前世の故郷に因んだものもなく、自分の居場所を見失っている。それはとてつもない孤独であり、彼らは皆迷子のように蹲り怯えていた。そんな子らに心から寄り添おうとし続けるのが主人公のイーディスだ。前世の職がホテルのコンシェルジュだったというのもあるんだろうけれど、親身になって励ましてくれる彼女に皆が支えられる話だった。
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八岐
ネタバレ★★★☆ これは実に新人賞作品らしい粗さと伸び代を感じさせる作品で良かったなあ。ちょっと驚いたのは文章自体はほぐれていない辿々しさのある硬めなんですけれど、これが不思議と読んでると情景がありありと脳裏に浮かんでくる。場面場面で背景や動きが自然と鮮やかにイメージできて、感情が乗り、空気に色や匂いが宿る。ぎこちなさすら感じる硬い文章でこれだけ自然とイメージ浮かんでくる体験は新鮮ですらあった。これは特筆すべき特徴で武器だろう。文章も物語もこなれてきたら、面白さのスケールがいくらでも拡張できそうな期待が膨らむね。
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八岐
ネタバレ★★★ カップルごと頂いてしまおうというアグレッシブな恋愛モンスターが相手なのかとドキドキしてしまったんだが、何やら事情がありそうな展開だなあ。静乃はこれ、イケメン王子様女子というより節操のないチャラ男っぽい振る舞いに見えるんだが本人的にはそれでいいんだろうか。本当に江奈が静乃に奪われたのではないのは、その後の二人が全然イチャついている様子がない事からも伺えるのだけれど、わざと別れて主人公の反応を引き出そうとしているにしては、わりと静乃が本気でアプローチしてきているらしき所が事情が見えないままなんだなあ
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八岐
ネタバレ★★★★ これ代償の重さが人によって全然違ってるんですね。主人公、ヒロインの娘の事を熱烈に推してプライベートでも妹分として非常に可愛がっているんだけれど、あくまで推しと区切っているようにも見えて、命かけて寄り添ってるのは幼馴染の方にも見える。ヒロインの方もむしろそんな二人を理想のカップルとしてこれもある意味推してるのか。そんなヒロインが真相を知った事で推しを変えないまま拗らせて背徳系ヒロインになってしまうの、なんか琴線に触れるものがあるんですが。ヒロイン側からもタイトルに当てはまるようになるのね。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ ルイス滅茶青春してたんじゃないかーっ! これを読むと本編の方のルイス、若い頃と根本的な所が何も変わっていない事がよく分かるんだけど、これを読まないとルイスという人物が一体どういう人間なのかという解像度が全然違ってきますね。過去の彼を知ってから本編を思い返すと、何も変わってないはずなのに言動の意味合いがまた全然違って感じるのは面白いなあ。第一王子とはドライな関係なのかと思ったらあんた殆ど親友レベルじゃないですか。そして不良と優等生の恋物語を地で行く青春模様。胸ときめきます。
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八岐
ネタバレ★★★☆ テレビの黎明期で紙芝居は当たり企画ですなあ。映画という映像技術の前史が存在していない世界故の企画の手探り感がなかなかに面白い。武人としても魔獣相手とは言えみっちり大暴れ出来てだいぶ欲求も満たされたんじゃないだろうか。あれくらいでは全然足りない?なるほど。弟子達も気の扱いを覚えて順調に成長しているものの、アンゼルがニアの強大さを理解したのに、リノキスがさっぱり全くニアのスケールを把握できていないのはあれポンコツなのかしら?
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八岐
ネタバレ★★★☆ どこのマフィアに支配された中南米の無法国家だよ!! というくらい法律なにそれ食べれるの?と言わんばかりの無茶苦茶な国家権力の暴走に、暴力、暴力だけが立ち向かえる、とばかりに異能で大暴れする主人公サイド。いやこの厚生大臣の権力凄いな。足利義満や藤原道長レベルでもここまで無茶苦茶出来ないだろう。独裁国家ならまだ理解できるんだが、表向き社会秩序が機能しているように見えているのが逆に怖いよ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ ……うん、リスクの退学案件が学院側の理不尽とかじゃなく、成績不振、貴重な物品の破壊行為、召喚物の危険状態の解消不備、とスリーアウト。完全にリスク側の問題で、これ大人しく退学した方がいいんじゃないかな? と思ってしまうくらいだったんだが、何とか退学を回避できるようにチャンスを与えてくれる学院側の配慮に教育機関の矜持を見たw トランは登場の際から竜であるとわかった上で話しが展開していくのは意外で面白かったなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ バルシャスよ、ザガンにやり返すとアゲアゲになって仕掛けてたけど、それって実質仲人じゃないんすかね? そしてマルク、宣戦布告に来て逆にザガンファミリーに玩具にされるの事。特におばあちゃんにはコテンパンにされてませんかね、前から。トドメに千年ぶりに再会した旧友にお前の妹と交際はじめたからヨロ、とNTRみたいな事を言われた挙げ句に惚気けられる、とほんともう可哀想以外のなにものでもないんですが。なんでラスボス候補なのにこんなに可哀想なの?w でもマルクってつまり血縁上はザガンの伯父になるのか
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八岐
ネタバレ★★★★ こ、これはーっ!? いや想定して然るべきはずだったんだが、魔女となった少女たちの壮絶だけど確かに青春だった過去の話に心奪われていたからか、皆に感情移入していて無意識に除外しちゃってたんだろうな。西の魔女絶対死んでないだろこれ、と思ったのにっ! しかしこうなるとロロが命じられたスカウトすべき魔女のコンプはこれ実質不可能になったと考えるべきなんだろうか。モネの思惑というか何を目指しているのかも余計にわからなくなったし、グリンダは嘘はついていないように見えたんだけど。一人でいるときの様子からしても。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(5778日経過)
記録初日
2000/01/07(8892日経過)
読んだ本
13740冊(1日平均1.55冊)
読んだページ
3518099ページ(1日平均395ページ)
感想・レビュー
2938件(投稿率21.4%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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