雪芽

雪芽さんの2月の読書メーター
記録初日
2008年07月05日
経過日数
3188日
読んだ本
173冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
50856ページ(1日平均15ページ)
感想/レビュー
6件(投稿率3.5%)
本棚
5棚
性別
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読書グラフ

最近の感想・レビュー(6件)

異文化圏から来たマーヤの視点に映る、日本の日常的謎と謎解き。米澤さんの作品らしいとうきうきと読み進めたら、最後に鋭い痛みと苦味が待っていた。またしてもやられた。これもまた、米澤さんなのだ。それにしても重い読後感だ。
★12 - コメント(0) - 2014年3月23日

ある冬の夜突然やってきて、自由気儘、好き放題に振舞う客を、やれやれという感じながら受け入れているようにみえる家族たち。この「客」の正体はいったい?わからないまま読んで解説で納得。わかってみると家族と客の行動のやりとりもほのぼと思えたりする。あるある、こんなことありそうだ。カギ鼻頭の見るからに珍奇な客の姿から受ける印象に反して、行動はけっこうユーモラスで、ときにはかわいく思えてしまう不思議さ。うろんな客の「客」のところに身近な存在を思い浮かべて、少し温かな気持ちになる。
★21 - コメント(0) - 2010年5月11日

凍てつく酷寒の地で生と死がせめぎ合う緊張感。革命の希望を、家族を養う糧をかけて戦うボクサーたち。ちょっとユニークなのは執拗に競い合うふたりが向かえた結末と、二重人格を持つ男の顛末。色合いの異なる短編が9つ並んでいて、どの作品も透明で張詰めた空気がある。柴田さんの訳文も読みやすい。命を削る寒さ、痛み、感覚の喪失、リアルな描写が迫ってくる。老いたボクサーの戦いを終えた最後の場面に涙したくなる「一枚のステーキ」、種を繋いでいくことの厳しい掟を前に死が迫りくる老人を描いた「生の掟」がとくに心に残る。文章を噛み締め
★15 - コメント(1) - 2010年2月7日

性急過ぎる時代の流れとは無縁に、人も物も日常という時間を大事に生きてきた、そんなゆっくりとした営みの積み重ねで出来ている7つの短編でした。穏やかに語られる雪沼の人たちに、隣人みたいな親さを感じ、物語の息遣いに静かに耳を傾けるように読みました。登場人物たちの物への愛着や拘りに、彼らなりの生き方が窺えます。人も物も老いていく。老いていくうえでの悲哀もあるけれど、温もりのある話で、これは後からふと思い出してじわりときそうです。
★16 - コメント(0) - 2010年2月3日

お芝居を創る側の情熱、金は正義だ!と彼らの甘々ぶりをぶったぎる鉄血宰相・司の徹底した潔さ、どれもこれも一方通行な恋の思惑、面白くていっき読みでした。続きはないの、あるでしょ、あって欲しい。それにしても女たち、みんな男前っ!
★33 - コメント(0) - 2010年1月24日

今世で叶わぬ禁断の愛。ひと粒みいだした希望が鷲をこの世の終わりまで運ぶだろう。そう信じたくなった。月桃夜、なんといってもこの響きに魅了されてしまう。遠い昔、奄美で奴隷としての境遇を支え合い生きる兄妹を、これでもかこれでもかと辛い出来事が襲う。苛酷さに読みながらズキズキと痛みを感じる。それでも月桃夜から抜け出せない。鷲が語る哀しく残酷な物語から目をそらせない。強く引きつけられる話だった。
★15 - コメント(0) - 2010年1月21日

読んでる本(2冊)


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最近読んだ著者:米澤穂信 伊坂幸太郎 よしもとばなな よしもとばなな 吉野朔実 池井戸潤 大野更紗 吉田篤弘 岸本佐知子 佐々木譲
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