Shintaro

Shintaroさんの2月の読書メーター
記録初日
2015年01月19日
経過日数
798日
読んだ本
361冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
132820ページ(1日平均152ページ)
感想/レビュー
322件(投稿率89.2%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
職業
事務系
現住所
茨城県
自己紹介
・ナイス、コメントありがとうございます。読書メーターは読書エンジンです。
・異なる見解でも参考になればナイスを押すかもしれません。みんな違ってみんないい。
・近くにある図書館の地下書庫の古書のにおいが落ち着きます。
・娯楽小説、文藝、外国文学などを興味の趣くまま読みます。

読書グラフ

最近の感想・レビュー(322件)

苦手意識があったニシカナであったが、本作は良かった。フォントの大きさがローガンに優しいオジサンキラー仕様で、尺も適当。異邦人、旅人性、孤独、それでいて世界とのかかわりを希求する、というニシカナの世界観にようやく近づくことができたようです。『サラバ』の尺を短くした感もありますが、本作のほうがなぜかずっと素直に読めて感動した。アイとミナ、この世界に唯一の存在。思えば自分とは何者かという探求はずっと文学及び哲学のテーマであり続けた。ニシカナの若い感受性とそれを表現する才能が羨ましい。僕はその才能に嫉妬する。
★73 - コメント(2) - 3月25日

ゴリオファンなら懐かしいのではないか。『ゴプセック』はゴリオの長女アナスタジーの没落、ここに登場する代訴人デルヴィルは他の作品にも登場する名脇役である。『ニシュゲン銀行』はラスティニャックがどうやって蓄財したかという話である。本書の掉尾を飾る『骨董室』は失敗したラスティニャックとも言えるヴィクチュルニアン(ラスティニャック本人も登場)。そして従順な公証人シェネルはデグリニョン侯爵に殉じる。最後は元祖ジョン・グリシャムみたいな法廷闘争になる。「お金があれば貴族的になれるのです」にバルザックの本音が滲み出る。
★55 - コメント(1) - 3月20日

あ~ビブリアロスだよ。人物相関図が複雑にならなくてよかった。シェークスピアまで出して三上さんが言いたかったのは、外側じゃなくて中身が大事だということではないか。気に入った本は手元に置きたいし、好きな作家の文庫は集めたりする。でも稀覯本はいらない、キンドルでもかまわない。僕ら読書人が読むのはコンテンツだ。そのことには自信を持ってよい。図書館の古い本に手を伸ばし、再び輝かせるのは貴方だ。手塚治虫には親近感を覚えたし、太宰にも近づけたような気がする。この春、僕はビブリアを卒業する。本を愛する彼らと貴方に幸あれ。
★119 - コメント(5) - 3月20日

いつもは原作を読んでから映画を観る主義だし、伊藤計劃のような独特の世界観を持つ作品は、がっかりするのがせいぜいなので映画も見ない。しかし本作に限っては、作者である新海監督が言うように、映画という形が最もふさわしいのではないか。ヲッサンが今更見に行くのもめんどくさいので、地上波でやるまで待ってますけどね。僕は映画を否定しているんじゃなくて、むしろミュージカルやオペラと並ぶ総合芸術として評価しています。「天空の蜂」や「火星の人」→「オデッセイ」なんかは映像ならではの表現があって感心した。映画を観るのが楽しみ。
★94 - コメント(0) - 3月18日

平野啓一郎初読み。芥川賞作家ということも新聞連載も知らなかった。読友さんも賛否両論の本書。中盤で出来の悪い韓ドラのような展開になりそうなところ、きちんと畳んでくれてほっとしたというのが正直なところ。新聞連載はいくつかのヤマを持ってこなくてはならず、難しいですね、勉強になったんじゃないですか。どういうわけか小難しいテーマや言葉に走りがちなこの作家、bookishという言葉が似合います。でも後藤健二さんへの献辞があったので全てを許そう。中村文則さんと同様、これからのポテンシャルと次の作品に期待しましょう。
★88 - コメント(0) - 3月18日

恩田陸さん初読みでしたが、とても良かったです。一人になったところで心ゆくまで泣いた僕を誰が責められようか。弾けもしないのにピアノが弾きたくなったり、コンサートを聴きたくなったりした。本作がきっかけでピアノを習ったり、もう一度やろうかと思った人は多いはずだ。『BECK』を読んでギターを買った輩が多かったように。ミラー君、このような作品を文学と言うのだよ。明石君、君のピアノをずっと聞いていたかったよ。そしてCDを借りに図書館に走ったのは言うまでもない。全ての音楽を愛する者に、恩田さんからの素敵なギフトだ。
★139 - コメント(2) - 3月12日

一言で言えば本作はヘンリー・ミラーが垂れ流した排泄物である。ゴミの中を歩いても、バラの香りをさせるのが文学の技だと思っている。しかし本作からは生ゴミの臭いしかしない。既存の文学のフォーマットを破壊したことはレスペクトに値するが、本作が生み出したものは何だろうか。100ページを超えるところからようやく読めるようになってきた。当時、自称文士はパリを目指した。ゲスな文豪、島崎藤村も姪を孕ませてパリへと逃避した。パリとセックスへの執着。ゲスな作家であるヘンリー・ミラーと偽善者である読者の僕。似合いではなかろうか。
★53 - コメント(1) - 3月11日

モリミー初読みですが、エンタメに徹しているのか、なかなか楽しめました。本屋大賞は無理でしょうけどね。これもダークファンタジーというのか。10年前、鞍馬の火祭で英語教室の級友長谷川さんが失踪する。そのときのメンバーが再会するのだが、各自の経験談を語るごとに、各人が不思議な体験をしていることが共有される。長谷川さんのような少女あるいは女性。夜行列車。岸田道夫の「夜行」という版画の連作。終盤ではおどろおどろしい世界が鮮やかに反転する。テイストは違うだろうが「有頂天家族」も面白ければ読んでみたい。お勧めください。
★88 - コメント(4) - 3月5日

Shintaroさんの感想・レビュー

最近のつぶやき

梅の香りは、食べでもしなければ気付かないが、さすがに三千本ともなると香ります。体感してみませんか、梅の香。おこしやす、偕楽園。ポケモンも取り放題だ。そしてあっというまに桜の季節か。 2017年2月の読書数:10冊,3486ページ ★読んだ本一覧はこちら→ リンク
★52 - コメント(7) - 3月1日 9時12分

積読本(1冊)


著者グラフ

最近読んだ著者:アンデシュ・ルースルンド,ステファン・トゥンベリ 西加奈子 バルザック,Balzac 三上延 新海誠 平野啓一郎 恩田陸 ヘンリーミラー 森見登美彦 ポール・ギャリコ,PaulGallico
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