恋愛小説なんて久しぶりに読んだわ。今風に言えばBLだけれど、これは歴とした The 恋愛小説よ。前に何かで読んで確かに！って思ったんだけど、知らないことや分からないことって自然と不安だったり怖かったり苦手に感じたりするんだよね。だからLGBTQってのはある程度大人になんなきゃ放っておけないのはこの先も世界共通変わらないんだろうな、残酷。しかし美佐子さんは良かった、美佐子さんカッコイイ、美佐子さん万歳🙌

恋愛小説なんて久しぶりに読んだわ。今風に言えばBLだけれど、これは歴とした The 恋愛小説よ。前に何かで読んで確かに！って思ったんだけど、知らないことや分からないことって自然と不安だったり怖かったり苦手に感じたりするんだよね。だからLGBTQってのはある程度大人になんなきゃ放っておけないのはこの先も世界共通変わらないんだろうな、残酷。しかし美佐子さんは良かった、美佐子さんカッコイイ、美佐子さん万歳🙌

こんなに薄い本なのに思った以上に力強い短編集だった。女性の為に書かれたと言っても過言ではないだろう内容。女性だからこそ共感し、女性だからこそ怒り、女性だからこそ畏怖する。

読み始めて早々にエーネッヤカ・ダーヴァナ・パンニャッターがモデルかな？と思ったがちょっと違うような気がして意識せずに読むことにした。主人公 啓美の犯した罪は何だったのか？そうなんだよ、啓美の罪には名前などないし、そもそも教団とは全く関係なかったのだよ。

三津田さんより、加門さんには実話系怪談、名梁さんには異界系怪談、菊地さんには時代劇怪談、霜島さんには民族系怪談、福澤さんには会社系怪談、をそれぞれの作家さんに依頼し、ご本人の建物系怪談も加えて纏められた読み切り怪談短編集。どれも良き。