ひでき

ひできさんの1月の読書メーター
記録初日
2005年01月16日
経過日数
4422日
読んだ本
42冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
13124ページ(1日平均2ページ)
感想/レビュー
41件(投稿率97.6%)
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読書グラフ

最近の感想・レビュー(41件)

感想をまとめ中。この方の言葉は古くて新しい。原理原則、歴史の試練を経た思想、考えの中に新しさがある。
- コメント(0) - 2014年5月13日

実業家、菊池寛実の伝記。明治大正昭和の激動を駆け抜けた人生であった。中学生にしてこれからは肉食だと豚を飼っては退学処分を受け、石炭事業に手を染めてからは赤化した労働争議に巻き込まれ倒産を経験し、最期は好意から手伝った鉄道事業で疑獄事件に巻き込まれと波瀾万丈。それでも、この方は転ぶ度に起き上がってきた。激動であったからこそ、乱世であったからこそ、菊池寛実さんの持ち味が生きたのだろう。本当に怒濤のような人生だったらしい。七転び八起きそのもの。事業家というものは、それでも最後に「起」れればよしとするしかない。
- コメント(0) - 2014年3月24日

「英霊の聲」の帰神の会、英霊たちが依り代に語らせる場面は目に浮かぶようだった。日本における個人の幻想と共同の幻想の相克とはと。「憂国」の夫婦のやりとりに真摯さに胸を打たれた。息づかいひとつ、ふれあった官能まで伝わった。男と女というゲシュタルトの美しさ、対の幻想が共同の幻想と見事に一致する境地とはと。「十月の菊」はぜひ実際の舞台作品として見てみたい。舞台作品としての起承転結、期待がよい意味で裏切られていく。そして、死ぬべき時を失った人間とはいかなるものであるかが見事に描きだされる。
★2 - コメント(0) - 2014年3月20日

「神やぶれたまはず」に吉本隆明の「終戦」体験が引用されていた。「わたしは徹底的に戦争を継続すべきだという激しい考えを抱いていた。死は、すでに勘定に入れてある。年少のまま、自分の生涯が戦火のなかに消えてしまうという考えは、当時、未熟ななりに思考、判断、感情のすべてをあげて内省し分析しつくしたと信じていた。」吉本さんは、いかに貨幣が生成し、消滅するかのように、国が(正確には国という「共同幻想」が)生成し、消滅するのかを自分に取り戻すために本書を書かれたのではないだろうか。切実さを強く感じた。
★4 - コメント(1) - 2014年3月18日

人の認識の能力は、瞬間の間に試される。現在、ウクライナで進行中の「事態」もそうかもしれない。片方で高度に知的で、お互いに信頼し、協力しあう力を持ちながら、非常なストレスや数秒という短時間で判断をもとめられる場合に、「殺人ザル」の地が出てしまうのが人間なのだ。悲しい現実だが、軽妙な語り口でマルコム・グラッドウェルは見事にこの現実を語って見せてくれている。
★1 - コメント(2) - 2014年3月13日

異様な興奮と感激を持って本書を読了した。なぜ本書がこれまで書かれなかったのか?いまだから書かれ得たのか?戦中世代は分かっていても言葉にならなかったのか?日本国民は本気で本土決戦という死を覚悟していたことを?昭和20年8月15日正午の「生きよ」との詔とは、その覚悟の裏切りであったことを?この答えを求めて一気に本書を読んだ。
★1 - コメント(2) - 2014年3月10日

長谷川三千子氏の本を読むのは、初めてだった。いわば、私にとって初体験だった。ほんとうにこれは名著。日本語の奥底にある哲学を見事に切り出しておられる。にしても、長谷川女史にかかるとデカルトも、ヘーゲルも、ハイデガーも、廣松渉氏も、見事にぶったぎられている。もう切れる、切れる、切れる。女史の哲理と感性の切れ味はするどい。
★1 - コメント(1) - 2014年3月6日

本書は日本の危機において天皇陛下がいかなる役割を果たされたかという問題を描いている。直接的に書いているのは、関東大震災であり、戦前の農村をおそった米作不況であり、太平洋戦争であり、ゴジラである。
★1 - コメント(1) - 2014年2月28日

ひできさんの感想・レビュー

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