戎橋焼き肉

戎橋焼き肉さんの1月の読書メーター
記録初日
2010年07月23日
経過日数
2404日
読んだ本
426冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
92787ページ(1日平均38ページ)
感想/レビュー
208件(投稿率48.8%)
本棚
32棚
年齢
14歳
自己紹介
読了本100冊目 高橋さんが聞いている(2)
読了本200冊目 もののがたり(2)
読了本300冊目 学戦都市アスタリスク(1) 姫焔邂
        逅
読了本400冊目 化物語(上)

現在、「万城目学先生・湊かなえ先生・原田マハ先生全小説読破祭り」、「ひとりブランチブックアワード2017」を開催中です。後者は図書館さんに感謝しながらできるだけ読んでいこうと思います。

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読書グラフ

最近の感想・レビュー(208件)

戦後から現在まで「塾」を通して教育に関わり続けた大島家の物語。大島家の人々―特に女性―にそれぞれ個性があり、それぞれの教育の考えをぶつける様は面白かった。/本書は約470ぺージの大長編なのだが、時代を経るごとに変化していく登場人物の心情の描写が繊細で、40年の長きに渡るクロニクルにさらなるドラマ性を付与しており、読み終えた時には静かに打ち寄せる感動があった。何かが欠けた人々がそれぞれに補填し合い弱さに寄り添い、時代の荒波に立ち向かう姿を描く「人間の強さと弱さ」を描く小説だった。
★24 - コメント(0) - 1月22日

あるタワーマンションに存在する得体の知れない少年・葵が住人の心にぬるりと入り込み、内側から崩壊させていく―。/本書は5つの短編で構成されており、それぞれに葵と葵によって壊されていく人々の姿が描かれている。また葵の正体を含め葵の保護者の存在等作中に散りばめられた謎が読み進めるごとに解かれていく構成になっている。語り手やその家族が葵によって段々と狂わされ堕ちていく様にはホラー映画のような「驚きのある怖さ」ではなく、じわりと染み込む「静かな怖さ」があった。そして最終話で謎が解けたときそれはぞわわと心を侵蝕した。
★8 - コメント(1) - 1月21日

アルテが女性が一人で生きていくことの苦労を知る巻。そうしたことを実感しても強く生きようとする、自分を貫き通そうとするアルテには素直に感服。
- コメント(0) - 1月11日

貴族出身の主人公・アルテが性別の差別根強い古きヨーロッパで画家(工房の親方?)を目指し奮闘する物語。/この作品は当時のΓ女性差別」が大きなテーマとなっているが、それは現代にも通じるテーマであり、それがこの作品を「歴史観を楽しむ」というよりも「人間同士の複雑な感情の衝突」を読ませる作品にしていたと思う。その上で偏見を乗り越えようと画家見習いとして努力するアルテの姿は痛快で非常に面白い。その他のキャラクターも面白い人物ばかりで、社会の非情さと温かみある人間性の二面が上手く描き分けられていた。
★1 - コメント(1) - 1月11日

この物語には、大きな起伏は無い。だから、スリルある展開を楽しみたいのなら、この物語は期待に沿うことはできないだろうが、そこには静かで、それでいて確かな青春が描かれている。そして瀬名氏ならではのサイエンス的描写もあり、ファンにとって楽しめる仕上がりになっている。/登場人物達の織り成す優しい言葉達が心に染み込んでくるようだった。その優しさはタイトルにありそして作中で度々印象深く描写される「空」のように大らかで希望溢れていた。しかしそこには確固とした意志が感じられ、その意志が心に言葉を刻み付けるようだった。
★2 - コメント(3) - 1月8日

表題作の短編「自生の夢」を中心とした言語と文字を巡るSF。仮想空間で繰り広げられる言葉の応酬、そして文字によって構築される世界には美しさすら感じられた。/帯で穂村弘氏が仰るように、この短編集には「世界の秘密」が詰め込まれている。活写される恐ろしき、そして美しき末来は私達の世界と隣り合っているようにも感じた。/最近西加奈子氏「i」の帯に「世界に存在しなければならない小説」とあったが、この作品は反対に「生まれてきてはならない小説」だと思った。私達が迎え得る未来をこんなにも容易に、生々しく覗けてしまうからだ。
★7 - コメント(0) - 2016年12月30日

モニターに当選しました。/主人公のコノカの一人称のライトな語りと関西弁の台詞で非常にテンポ良く読めた。/ストーリー自体もハリネズミが突然話しだしたりとライトで、その点も物語の読みやすさを増幅させているのだが、一方でこの物語はコノカとその故郷、大阪との相剋を描くものでもある。コノカは所謂大阪の「ノリ」に馴染めずにいた。そうしたものを乗り越えていくコノカの姿に勇気を貰えた。ラストには切なさが残るが、そこには悲哀ではなく過去への訣別による未来への希望が感じられ、自分もこれから何かをしてみようか、と思えた。
★6 - コメント(0) - 2016年12月30日

読み終わってまず、この物語は語り手の美久、そしてその姉の由紀、その婚約者の悠介、それぞれの愛のかたちの物語であると感じた。/この物語の中には、私達が夢想したり、また純愛小説に見出すような「幻想的正義の愛」は存在しない。美久の悠介への狡滑ともとれてしまうような愛、由紀の美久・悠介への突き放すことで示した愛、悠介の移ろう愛情・・・。何処か歪んだ愛の形が、美久の語りで赤裸々に明かされていく。しかし、そこには一人称ならではの感情の誤魔化しもあり、その点著者はより「愛」を人間らしく描写しているのだ、と感じた。
★1 - コメント(0) - 2016年12月27日

戎橋焼き肉さんの感想・レビュー

最近のつぶやき

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- コメント(0) - 2月13日 14時34分

【献本プレゼント】読書メーターで小説すばる新人賞受賞「星に願いを、そして手を。」の献本に応募しました!締切は2月16日!応募はこちら→ リンク
- コメント(0) - 2月9日 13時55分

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