読書メーター KADOKAWA Group

2023年の読書メーターまとめ

徒花
読んだ本
62
読んだページ
14124ページ
感想・レビュー
62
ナイス
8072ナイス
月間平均冊数
5.2
月間平均ページ数
1177ページ

年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

徒花
まあまあよかった。結末に意外性のある、ちょっとブラック色の強いミステリ短編集。思ったよりはライトで初心者でも読みやすい感じの本で、一話目の「惨者面談」と最後の「#拡散希望」がよかった。特にラストの話はすごく現代っぽい話の作り。まあキャラクターの行動原理が突飛にすぎる感が否めないものもあるけど、さらさらっと読んでて気になるほどではない。いい感じのエンタメ小説集。
が「ナイス!」と言っています。
徒花
おもしろかったー!頭脳明晰、冷静沈着、大胆不敵で突拍子もない事をし始めては唐突にやめる滋賀の女子中高生・成瀬と、それを取り巻く人々の連作短編集。閉店するデパートのテレビ中継に毎日写り続けたり、M−1に出場したり、かと思えば競技カルタを始めたりする成瀬の目標は200歳まで生きることだったり。まあ一言で言えば変人なんだけど、でもしっかり感じたり考えたりした素振りを垣間見せるのが人間的で、魅力にあふれている。最高。
が「ナイス!」と言っています。
徒花
よかった。レビー小体型認知症の祖父のところに、学校の先生をしている主人公が身の回りで起きた謎の解明を頼む連作短編集。日常の謎とはいえ、普通に殺人事件は起こるし、ラストはなかなか緊迫感のある物語。ぶっちゃけそんなに好みの雰囲気の世界観ではないしそれぞれの話のトリック自体はまあ普通だけど、随所に古典ミステリへの愛が散らされていてミステリ好きをニヤニヤさせる。そしてなにより、受賞時よりもはるかに作品全体の雰囲気を表したこのタイトルは秀逸すぎる。いいぞこの本は。
が「ナイス!」と言っています。
徒花
よかった。かねてより言われていた「子どもの国語力の低下」についてルポライターが学校や少年院などへの取材から見えてきた現状とその原因として考えられる事柄についてまとめた一冊。冒頭は『ごんぎつね』のワンシーンを取り上げながら、いまの子どもたちが見当違いな解釈をすることを問題視しつつ、単純な読解力の低下以前の「なにか」が子どもたちに欠如していることを指摘する。それはなにかというと、共感力とか「相手の立場になって考える能力」のようなものかもしれない……という感じの一冊。いろいろ興味深い。
が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

徒花

2023年2月の読書メーター 読んだ本の数:24冊 読んだページ数:4737ページ ナイス数:2382ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/577113/summary/monthly/2023/2

が「ナイス!」と言っています。
徒花

2023年1月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3065ページ ナイス数:1715ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/577113/summary/monthly/2023/1

が「ナイス!」と言っています。
徒花

2023年3月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:4039ページ ナイス数:2346ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/577113/summary/monthly/2023/3

が「ナイス!」と言っています。
徒花

ブログ更新しました。「『「人それぞれ」がさみしい』(石田光規・著)のレビュー」 https://ada-bana.hatenablog.com/entry/2023/03/06/100000?_ga=2.223832991.526664385.1678063424-940331038.1674089764

ブログ更新しました。「『「人それぞれ」がさみしい』(石田光規・著)のレビュー」
https://ada-bana.hatenablog.com/entry/2023/03/06/100000?_ga=2.223832991.526664385.1678063424-940331038.1674089764
が「ナイス!」と言っています。

年間で読んだ本62elkイメージ