イン・ザ・プール。読了。ブックオフ108円。奥田英朗の連作短編集。この次のシリーズで直木賞を受賞します。 面白かった。伊良部医師の言動と行動にただただ感心。。。。。看護婦さんのたたずまいにも興味津々でした。 この二人の関係をもっと描いてほしかったのは私だけでしょうか。 黄緑色のポルシェを街で見かけたら目で追ってしまうと思います。「ぐふふ」
★11 - コメント(0) - 3月22日

四日間の奇蹟。読了。図書館からの借用。このミスの金賞受賞作ではあるか、これはミステリーなのだろうかという疑問が最後までぬぐえなかった。 序盤からだらだらと続き、4日の間にどんな奇蹟が連発されるのだろうかと期待して読んだが、なんか残念な作品。ベートーベンのピアノソナタが聞きたくなりました。
★7 - コメント(0) - 3月16日

邂逅の森。読了。図書館からの借用。第17回山本周五郎賞、第131回直木賞をダブル受賞した傑作。妻の実家が鶴岡なので、月山にも登ったことのある私には想像が容易な風景で繰り広げられたマタギのお話。 関西弁の小説は沢山読んだけれど、東北弁の小説というのはあまり読んだ記憶がなく、その独特なリズムを美しく感じることが出来た。 長い物語だが、一気に読める。どうぞあなたも富治と一緒に活字のうえで冬マタギの旅に出ることをお勧めする。
★8 - コメント(0) - 3月1日

犯人に告ぐ(上下巻)読了。図書館からの借用。大藪春彦賞受賞作。事件は大きく2つあるのですが、事件に関わった人の心に何が残るのか、人は何を引きずって生きてゆくのか考えさせられました。 主人公の巻島は、映画のCMでしか知らなかった巻島役のトヨエツの顔になってしまいましたが、一気読みでした。 昼時に最後の10ページぐらいを読んだのですが、会社のメンバがいるところで涙することは出来ませんので、どうかみなさんはひとりこっそりエンディングを迎えてほしいと思います。
★5 - コメント(0) - 2月16日

陽だまりの彼女。読了。図書館からの借用。恋愛小説はきらいではありませんが、どうでもいいや、こんな話。 物語りはぜんぜん進展せず、中盤を過ぎても進展せず、後半になってやっと物語が進むけど、男の夢物語だね。 しかし、この図書館本は48刷りまで進んでいる。人気あるんですね。
★16 - コメント(0) - 2月7日

鹿男あをによし。読了。図書館からの借用。 万城目学、初めて読みました。面白いですね。コミックを読んでいるようでした。 私は日本に宿る八百万の神々の存在を信じているので、大変楽しめました。 小説には絶対的な文章の美しさや、美しい描写が不可欠ですが、過不足なく嫌味でなく、すばらしい物語でした。奈良行きたい。
★11 - コメント(0) - 2月2日

一茶。読了。ブックオフ108円。この本の主人公について私は俳人としか知らず、芭蕉や蕪村など他の俳人との時間軸についてもまったくの知識がなかった。 出てくるのは、日本を流浪したアウトロー一茶の物語。藤沢周平お得意のお家騒動とはまったく違う切り口のハードボイルトでした。 特に帰省した物語の後半は壮絶の一言。 藤澤周平の未読本もあと残りわずかで寂しいばかり。
★5 - コメント(0) - 1月23日

一路(上下巻)読了。図書館からの借用。すべて私の語彙力に起因することなのですが、読みづらかった。 でも物語は大変面白く、涙あり、笑いありの参勤交代。 東海道を江戸に上るのと、中山道を江戸に上るのではなにが違い、なぜ中山道が発展していったのかは本編を読めば分かります。なるほど、そういうことだったのね。
★6 - コメント(0) - 1月11日

ワイルド・ソウル(上下巻)読了。図書館からの借用。 大藪賞ですか。吉川新人賞ですか。推理協会賞ですか。素晴らしい作品です。 遠く遥かなるブラジルの熱帯に思いを馳せます。ブラジル人の優しさと陽気さに感銘を受けます。もちろんそれだけじゃないけど。 ケイがとくに良かった。本気で生きてる男ってかっこいい!いい加減な感じがまた魅力的。 題材、テーマ、登場人物。どこを切っても逸品の小説でした。
★2 - コメント(0) - 2016年12月2日

夜のピクニック。読了。 図書館からの借用。 最初は全然面白くなかった。どうでも良かった。ただダラダラと高校3年生が歩くだけ。読み続ける動機もなかった。それでも中盤を過ぎたあたりから高校生が感じる青春のきらめき、そして揺らぎ、これから続く将来に対する希望と不安。それらが見事に描写され、感動こそ少ないけれど、すばらしい作品だった。解説にも書かれているが、名作とはこのような作品を言うのかもしれない。
★34 - コメント(0) - 2016年11月8日

闇の梯子。読了。図書館からの借用。藤沢周平の短編集。「父と呼べ」「闇の梯子」「入墨」「相模守は無害」「紅の記憶」の5編。表題にもなっている闇の梯子以外の短編は既読でした。 市井物が前3編であとの2編は武家物です。このように作品を並べられると、やはり武士の日常を支配する緊張感、武家言葉の美しさが際立っておりました。
- コメント(0) - 2016年10月27日

株価暴落。読了。図書館からの借用。 半沢直樹とは違う主人公による半沢直樹シリーズと似た話し。本の題名と内容があまり一致せず、いま少し違うタイトルのほうが良かったのではないかと思う。エンターテイメント小説だけあって、内容はもちろん面白かったですが、社長交代劇の工作についてもう少し深彫りしてほしかったです。
★14 - コメント(0) - 2016年10月21日

海狼伝。読了。図書館からの借用。 白石一郎初めて読みました。第97回直木賞受賞作品。 ジャンク船。南蛮船。対馬に壱岐に、村上海賊。 戦国時代の聞き慣れた武将などは少ししか登場せず、海原での船と船との駆け引きでした。 船の構造。日本海賊の歴史。当時の操舵方法や日本海の季節風についてしっかりとした知識が作品のクオリティを上げています。 続編があるようなので、機会があれば読んでみたい。
★2 - コメント(0) - 2016年10月16日

深川澪通り木戸番小屋。読了。図書館からの借用。藤沢周平の未読本を探していたら、友人からすすめられた江戸の市井もの。一話目の火消しの勝次の話が面白かったので、そのテンションのまま進んでくれればよかったのだが、そこはやはり女性の作家さん。せめて主人公のふたりだけでももっと立たせて欲しかった。
★2 - コメント(0) - 2016年9月15日

再読も何度目となるだろう。馳星周の不夜城。 個人的には、この続編となる「鎮魂歌」がぶっ飛んでて好きなのだが鎮魂歌を楽しむためにはこの不夜城を読まなければならない。 読了後、「鎮魂歌」を読んでみたが、食傷ぎみになってしまい、一旦休憩。好き嫌いの激しい作家の作品だと思うが、これぞノワールの傑作だと思う
★1 - コメント(0) - 2016年9月3日

向日葵の咲かない夏。読了。図書館からの借用。前半からグイグイ引き込まれました。充分に通用するホラーです。 ただ、ただ!ただー、、、!おいそこかよという展開がファンタジーなのでしょう。チョイ役の登場人物をもっと際立たせてくれればよかったのに、あと先生のその後も。 今年もたくさんの向日葵が咲くことでしょう。
★14 - コメント(0) - 2016年7月18日

そのときは彼によろしく。読了。ブックオフ108円。いま会いに行きます。を映画で観て、なかなか面白いファンタジーだったので読んで見ました。あり得ない設定。あり得ない巡りあわせ。あり得ない展開。まあファンタジーなので許しましょう。でも文体は全くファンタジーではありませんでした。
★6 - コメント(0) - 2016年7月4日

かばん屋の相続。読了。図書館からの借用。 短編が上手い小説家は、長編も上手いですね。しかし何故か、その逆はありません。 ぐっと引き込み、転結させる手腕はさすがです。 お金には人が描かれていますが、それはお金には人格があるからでしょう。 その人格をたっぷりと見せてもらいました。 ハッピーエンドの話が少なかった印象です。
★9 - コメント(0) - 2016年6月24日

握る男。読了。図書館からの借用。面白かったです。 小説の構成が良いですね、まるでサスペンスのような章立です。 それぞれの章題もまた素晴らしく何度も目次を読み返し、今どのあたりなのか確認しながら読み続けました。 語り部の金森の気持ちをなぞると、私には追従できません。時代に吹き抜ける神風を自分のものに出来るのも、才能のうちなのでしょうか。
★8 - コメント(0) - 2016年6月20日

八つ墓村。読了。ブックオフ108円。 横溝正史の最高傑作と言われる小説。横溝さんの小説は人間関係が複雑で、いつもメモしながら読むのですが、以下はその一部。 要蔵、おさきと結婚、久弥、春代が子供。 要蔵の祖母、小梅、小竹。 鶴子、要蔵が拉致。鶴子の子、辰弥。 辰弥の養父、寺田虎造。 鶴子の父、井川丑松。 新井先生、丑松の主治医。 久野先生、新井先生の商売仇。 鶴子の恋人、亀井陽一。要蔵の弟、里村修二。その子、慎太郎と妹の典子。 野村家の西屋当主、荘吉。その子、達夫。森美也子の旦那、脳卒中。
★2 - コメント(0) - 2016年6月14日

すじぼり。読了。図書館からの借用。 これは面白かった!大藪春彦賞を受賞するだけのクオリティがありました。 銃に関するうんちく。徹底した暴力。そして殺人と犯罪。任侠。 一途な彼女がまたかわいいね。そして表紙の青年はすじぼりのまま大人になって行くのでした。
- コメント(0) - 2016年5月18日

阿修羅のごとく。読了。ブックオフ108円。 向田邦子さんは本当にすばらしいストーリーテラーです。残念なことに、そのほとんどはドラマシナリオであり、エッセイです。 傑作はやはり、「あ・うん」「思い出トランプ」でしょうか。 この本はテレビドラマのシナリオを中野玲子さんと言う方が小説化しており、行間に滲み出る向田邦子さんの美しさが一切なく、物足りないの一言でした。 是非、この本だけで、向田邦子を読んだと思わないでほしい。女史のすばらしさはもっと別な高い次元にあると思っています。
★1 - コメント(0) - 2016年5月13日

眠り猫。読了。図書館からの借用。花村萬月さん、はじめて読みました。ハードボイルドありますね。 この本は作家活動の初期に書かれた小説で、ミステリー小説のタイトルに応募しまくっていた当時に最終選考まで進んだ作品を改良したもののようです。 これから少しこの作家さんの本を読んでみようと思います。
- コメント(0) - 2016年4月27日

ビタミンF。読了。ブックオフ108円。重松清の直木賞受賞作。流石です、クオリティが素晴らしい!ひとつの物語だと思っていましたら、短編集でした。じゃあどの短編が直木賞を獲ったのかと言うと。。。この物語の並び順を含めて全てが直木賞であり、ひとつでも欠けたらそれは直木賞になれなかったと言うことなのでしょうか。よく分かりません。自分の家族があるからこそ、男は仕事を頑張ることが出来て、より良い未来に向かって前進して行くのだと信じたいです。
★15 - コメント(0) - 2016年4月21日

陽気なギャングが地球を回す。読了。図書館からの借用。 なかなか人気のある作家さんのようですが、まったく面白くありませんでした。題名はステキなのにね。 重力ピエロの時にも思ったけれど、人物が立ってこない。誰が喋っているのか分からない。無駄な会話が本当に無駄という印象でした。 良い編集者が担当されると小説自体も変わるかな。
★14 - コメント(0) - 2016年4月20日

君たちに明日はない。読了。図書館からの借用。私は決して、他人の不幸を喜ぶような人間ではありません。 リストラ面接官の話を嬉々として読む人間でもありません。題名にはいささかの躊躇はありましたが、山本周五郎賞作品ということもあり、読んでみました。 物語として完結していない部分もありますが、小説としては完成しているのだと思います。 仕事は人生のすべてではないと知り合いのインド人が言っていました。
★12 - コメント(0) - 2016年4月12日

ストロベリーナイト。読了。図書館からの借用。誉田氏の前作、「幸せの条件」が面白かったので、読んでみました。 こちらもテレビドラマのような展開。ってかテレビにも映画にもなってるか。幸せの条件と比べると、こちらの作品のほうが作家さんの本領のような気がしますね。
★15 - コメント(0) - 2016年4月5日

ビブリア古書堂の事件手帖。読了。図書館からの借用。 テレビドラマにもなったことは知ってたけれど、アレってもう3年も前の話なんですね。 夏目漱石から始まり太宰治で終わる。本好きにはなかなかのトリビアでした。 推理に今少しひねりが欲しかったのは私だけかな。次巻は読まないと思う。
★18 - コメント(0) - 2016年3月29日

盤上のアルファ。読了。図書館からの借用。漫才の掛け合いのようなやりとりが面白かった。 リズムよく繰り出される関西弁は良く練られているセリフだった。文体が人格を表すならば、きっと話しても面白い作家さんなのだろう。 こういう作家さんにベストセラーを出してほしいと思う。
★7 - コメント(0) - 2016年3月24日

ロスジェネの逆襲。読了。図書館からの借用。またまた一気読みしてしまいました、半沢直樹。 やっぱり彼は僕たちのヒーローです。人事に拘らない生き方はうらやましいの一言。 ちなみに私は俗に言う「失われた10年」に何回も転職を重ね、今の自分がここにあります。 時代に革命を起こせるのは君たちロスジェネ世代に違いありません。 世の中変えてこうぜ!
★17 - コメント(0) - 2016年3月17日

銀二貫。読了。図書館からの借用。高田郁さん初めて読みました。品の良い大阪弁が心地よかった。解説にも書かれていますが、これらの料理は実際に自分で作って文章にしているようで、そういうことであれば「みおつくし料理帖」も楽しみ。
★23 - コメント(0) - 2016年3月15日

幸せの条件。読了。図書館からの借用。 まるで、テレビドラマのような展開。参考文献の多さに驚かされる。意図した展開を裏付けするような、雑多な文献に作家としての資質を否めない。 表紙の女の子そのままの主人公が、自分を見つける物語。 片山社長の最後のことばが、感情に滲んで、まともに読めなかった。
★13 - コメント(0) - 2016年3月9日

天地明察。読了。ブックオフ108円×2。からん。ころん。冲方丁の文章を追っているだけで幸せだった。奇しくも閏年の閏日にこの本を読んでいたことは僥倖かも知れない。からん。ころん。暦は明日も幸せでいるための約束に違いない。
★12 - コメント(0) - 2016年3月3日

御宿かわせみ。読了。ブックオフ108円。 読了後にwikiで調べてみると、この「御宿かわせみ」は1973年から20年以上連載された著者の代表作であることが判明。 沢山続く物語は一冊目から読めるに越したことはない。捕り物自体は面白かったが、 藤沢周平氏の物語のように剣先が光るような描写がないので、少し物足りなく感じてしまった。
★4 - コメント(0) - 2016年2月21日

その女アレックス。読了。図書館からの借用。 読メですごく人気があるようだったので、読んでみました。 とにかく徹底したひどい話。救いなんてありません。それでもやっぱり2部の終わりの方を読み返しちゃいますよね???
★38 - コメント(0) - 2016年2月10日

天保悪党伝。読了。図書館からの借用。解説にも書かれていますが、下地になっているのは講談で、 歌舞伎にもなっている筋書に藤沢周平が脚色した作品のようです。 最初の一話からそれぞれの登場人物が主役になり脇役になる、連作短編集。 悪党がただの悪党ではなく、人情味あふれる繊細な物語の運び方は上手いの一言!
★1 - コメント(0) - 2016年2月2日

お金の味。読了。図書館からの借用。メルマガ、回天の力学でずっと連載されていたもので書籍になったらゆっくり読もうと思っていたもの。大変面白かった。この流れから「超・営業法」や「インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング」に繋がっていくんですねー。これらの本も再読してみたい気分になりました。
★1 - コメント(0) - 2016年1月24日

ダイナー。読了。図書館からの借用。これは面白かった!心当たりのある人は読むべし!読むべし!読むべし!ほぼ密室で繰り広げられる残忍な殺人とハンバーガーパテの焼ける美味しい匂い。そして酒。 今週末は絶対にチェーン店でない美味しいハンバーガーを食べてきたいと思います。
★16 - コメント(0) - 2016年1月21日

我が闘争。読了。図書館からの借用。ライブドア事件の本人が書いた自叙伝。 時代の波にのってビジネスが成長してゆくさまは圧巻。東大生ギャンブラーからシステム会社のアルバイトを経て起業してゆくスピード感は爽快でした。 当時ニュースとなった方々も多数登場してきて、楽しめました。ビジネスに対する姿勢には尊敬するものがあります。
★1 - コメント(0) - 2016年1月15日

背負い富士。読了。図書館からの借用。山本一力の描く清水の次郎長。 名前は知っているのだけれど、何故人気があるのか?何故これほどまでに有名になったのか? を知りたくて読んでみましたが、その答えは見つれられませんでした。 森の石松、大政、小政などの登場人物にも親近感をいだくことなく読了。
★1 - コメント(0) - 2016年1月11日


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