jamko

jamkoさんの1月の読書メーター
記録初日
2010年04月09日
経過日数
2517日
読んだ本
598冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
184171ページ(1日平均73ページ)
感想/レビュー
457件(投稿率76.4%)
本棚
5棚
性別
職業
その他
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介
翻訳系、ミステリ、エッセイ、雑誌、漫画、映画。最近のお気に入り→ウィリアム・トレヴァー『アイルランド・ストーリーズ』、ジュノ・ディアス『こうしてお前は彼女にフラれる』、山内マリコ『さみしくなったら名前を呼んで』など。

読書グラフ

最近の感想・レビュー(457件)

大声でがなり立てる人に異を唱えるのはなんてめんどくさくて勇気のいることなんだろう。攻撃の矛先が自分のほうを向いてないなら、とりあえず黙っていたほうが楽だ。それを繰り返して私たちは何度も決して短くないフィルの時代を経験してきている。そして今も。独裁者と社会をストレートに皮肉りながら、どこまでもシンプルで寓話的であるゆえか、どんな時代にもフィットする強さのある物語。でも私たちの世界には〈大ケラー国〉は存在しなくて、だからフィルの時代は終わらない。それに代わるものは何だろうかと考えてる。
★9 - コメント(0) - 2月25日

こじらせ女子は読んだけど、あとはwebで読める記事を追っかけてるくらい、な距離感だったけどこれを機に(というのも悲しいけど)ファンの多いこの本も読んでみた。文章が上手いのは知ってたが改めて、とくに女性を観察する文が秀逸だ。「六本木の女」というエッセイでは、森瑶子がパーティから抜け出しタクシーに乗る様子が想像の中で描写される。その美しさ。かつての森瑶子のように雨宮まみもまた、年若い女子が憧れる存在だったはずだけに。改めてご冥福をお祈りします。
★12 - コメント(1) - 2月18日

一応数日前に読み終わってたのだけどちゃんと読み切れてる気がしなくて、手元に置いてパラパラ読み返してる。テーマも角度も多岐に渡って情報量が凄まじい。文章のキレはいいが読みやすいとは違う。回りくどいほど重ねる言葉に著者の誠意があるような気がしてグッとくる。あとタイトルに構えず、アメリカンカルチャーに興味がある人なら絶対面白いと思う。映画やドラマ、小説や音楽もたくさん引き合いに出されてるし。とりあえず私は『ロー&オーダー:性犯罪特捜班』DVDセットをぽちりたくてフルフルしてます。
★11 - コメント(0) - 2月18日

この料理クラスに参加する女性たちほど料理に恐怖心があるわけじゃないけど、食材を無駄にすることはあるし、カレールーもスープの素も使っちゃう。それがダメというわけじゃないけど、でもそれ本当に必要?とちょっと立ち止まって考えさせてくれる本。さっそく丸鶏買って捌いてみたり(楽しかった!)、今度捏ねないパンもつくってみたい。あとクラスに参加する女性たちも講師陣もキャラが立ってて話が面白いので普通に読み物として楽しい。料理のモチベーション落ちてるなーなんて時にまた読み返したいな。
★10 - コメント(0) - 2月12日

中米で大きな社会問題となっている「マラス」と呼ばれる少年ギャング団。ストリートチルドレン問題に取り組む著者がこのマラスに関わる人々に取材を敢行し、その本質的な問題を迫るノンフィクション。もちろん根っこにあるのは貧困の連鎖であり日本もまったくもって他人事ではないわけだが、個人的に興味を惹かれたのは宗教の存在だった。基本的にマラスから抜けようとすると殺される。しかしその理由が宗教的なものだと容赦されるのだ。「現代のマラスもそうだが、重い罪を背負ってることを心の奥で自覚している者たちは、社会の誰も自分を→
★11 - コメント(3) - 2月11日

70年代の韓国舞台に労働者問題や障害者差別をテーマに描かれた連作短編集。読みながらイ・チャンドン監督の映画すべて、あと最近見た『サフラジェット(未来を花束にして)』を思いだしたりして。文字通り自分の人生を犠牲にして権力と闘う人たちのドラマに胸熱ではあるが、この小説では権力側の人たちの視点もフラットに受け入れるのも相まって物語が重層的で惹きつけられる。韓国小説、もっとチェックしていきたい。
★10 - コメント(0) - 2月9日

アメリカの新政権が容赦なく世界を混乱に陥れたこの数日間にこの小説を読んだ巡り合わせ。〈壁は隔離された人間の精神より大きくなることは決してできない。なぜなら他者はなおもそこにいるからだ。他者は消えない。他者がいなくなることはない。他者にとっての他者は私なのだ〉決して届かない祈りの言葉のよう。ラストの「修道院」はやはり圧巻だったが、「トウェインしながら」「テルアビブは竃のような暑さだった」はテーマもタイトルも好みで何度も読み返したくなる。あとグアテマラのジプシーの音楽を聴いてみたい!
★17 - コメント(1) - 1月30日

シャーリー・ジャクスン『絞首人』の訳者あとがきで関連を知って再読。ずいぶん前にミステリを読み漁ってた頃ヒラリー・ウォーをほぼ読んだように記憶してるけど今回再読してみるとまったく内容を覚えてないので新鮮な気持ちで読めた(ポジティブ)。真面目な女子学生が突如行方不明となった事件を追うシンプルな警察小説。ノンフィクションのような硬派さの中でフォード署長とキャメロン巡査部長の不機嫌で皮肉たっぷりな会話がよいスパイス。そしてラストの幕切れの鮮やかさに痺れた。
★9 - コメント(1) - 1月24日

jamkoさんの感想・レビュー

最近のつぶやき

『すべての見えない光』で幕を開けたおかげで寸暇を惜しんで本読みたい気持ちが高まった今月。恩田さんがついに直木賞受賞したし、『夫のちんぽが〜』なんてとんでもないタイトルの傑作に打ちのめされ、映画『沈黙』も最高だったし、ラストを締めたのが『ポーランドのボクサー』という充実。今年は読みまくるぞー!★1月に読んだ本一覧はこちら→ リンク
★6 - コメント(0) - 2月2日 0時29分

著者グラフ

最近読んだ著者:ジョージ・ソーンダーズ 雨宮まみ ロクサーヌ・ゲイ キャスリーン・フリン 工藤律子 チョ・セヒ エドゥアルド・ハルフォン ヒラリー・ウォー 遠藤周作 こだま
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