jamko29

jamko29さんの12月の読書メーター
記録初日
2010年04月09日
経過日数
2478日
読んだ本
588冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
181363ページ(1日平均73ページ)
感想/レビュー
447件(投稿率76%)
本棚
5棚
性別
職業
その他
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介
翻訳系、ミステリ、エッセイ、雑誌、漫画、映画。最近のお気に入り→ウィリアム・トレヴァー『アイルランド・ストーリーズ』、ジュノ・ディアス『こうしてお前は彼女にフラれる』、山内マリコ『さみしくなったら名前を呼んで』など。

読書グラフ

最近の感想・レビュー(447件)

リョサ初読み。2つの話どちらもがドラマチックで最後の最後までハラハラしながら読み終えた。いわゆる老年期に差し掛かる男たちの話なのに、だからこそか。そんなに長い小説ではないのに、信念もお金も幻想も宗教も芸術も男も女も捨てられない過去も諦められない未来も取りこぼさない物語の色彩の豊かさに、読後の満足感が高い。あと回想シーンと現在のシーンをパッパッとスイッチングするかのような独特な語り口が面白かった。話が混乱することはないのにあまりの鮮やかさに惑わされたような感覚が残っている。
★7 - コメント(0) - 1月18日

現実のきわきわのところを必死でよたよたと歩いてる。だけど気付けば現実は悪意を持ってナタリーもわたしもはじき飛ばしていた。戻れる気がしない。戻ったとしても、という絶望。シャーリー・ジャクスンは10年くらい前に読んだ『くじ』という短編集以来なのだけど、邦訳されてるものは全部読みたいと思った。あと訳者あとがきにヒラリー・ウォー『失踪当時の服装は』との関連が出てきて驚いた。好きなミステリなので。そっちも改めて読み返したい。
★10 - コメント(0) - 1月13日

残酷な指輪物語、だと思った。まったくの異世界で使命感もって目的を果たそうとするも幾度も命を狙われ誘惑もされ揺さぶられる。そこに宗教とは何かという深すぎるテーマぶっこんでこの枚数におさめるとか読んでおいてなんだが信じがたい。生活が苦しすぎるゆえにキリスト教に救いを求める農民たち、しかし彼らは自分達側に引き寄せて解釈しており、そこに違和感を感じるパードレたち、という流れは日本人の宗教観の本質的な話で面白いなと思った。
★30 - コメント(1) - 1月11日

1900年代から(なんと70年代まで!)国家ぐるみで行われていたイギリスの児童移民についてのノンフィクション。最近の本ではないがたまたま知る機会があって手に取ったら一気読みでした。著者のマーガレット・ハンフリーズさんはこの問題に初めて光を当てた人で素晴らしい仕事ぶりなのだけど、その没頭ぶりは読みながらハラハラするほど(実際体調や精神バランスを崩したり脅迫されたりしてるし)。しかしこうして社会的弱者(若いシングルマザーとその子供)に国が素知らぬ顔で犠牲を押し付けるの、既視感ある。
★9 - コメント(1) - 1月10日

ただ面白そうだから、という理由で夫婦でブラジル移民となった角野さんの行動力!1960年の話だよ!?まったく知らない街に降り立ったキキは角野さんそのものだったのだなぁ。フォークナーに会ったことがあるとか、カーソン・マッカラーズが卒論テーマだったとか、ブラジルで出会った素敵な少年のこと、本物の魔女を訪ねてルーマニアまで行った話、終戦直後に訪れた初恋の話…延々と聞いていたいようなエピソードの連なり。
★8 - コメント(1) - 1月6日

年始に読めてよかったブックガイド。今年の課題本は『薔薇の名前』に決まり!あと映画のイメージだけで原作ちゃんと読んでない『ティファニーに朝食を』『トレインスポッティング』あたりも読みたい。都甲さんの激しい谷崎愛ゆえか『痴人の愛』話は大盛り上がりで読んでるこちらも面白かった(笑)
★10 - コメント(0) - 1月5日

タイトルからしていわゆる遠藤周作作品のイメージからすれば通俗小説寄りかと軽い気持ちで読み始めたのだけど案外そうでもなく、「えーそうなの!?」とページをめくる手が止まらなくの一気読みでした。誰かのために生きるとはどういうことかという問いのフックとなるような作品。当時の社会問題との絡ませ方も絶妙。今年は遠藤周作イヤーとなるでしょうか。『沈黙』も未読なので映画前に読んでおきたい。
★10 - コメント(1) - 1月4日

うまく言葉にできないが、交響曲を聴いてるような感覚があった。心が踏みにじられる戦争の愚かさと空虚。大勢に容易に飲み込まれた母親と飲み込まれまいとした息子の運命。宝石と伝説に囚われたものたち、守ろうとしたものたち。激しい空爆の最中たったひとつの送電機によって盲目の少女とドイツの少年兵が繋がった1944年は、無数の電波に乗って言葉と感情が飛び交う2014年、私たちが生きる今に繋がっている。別れた兄妹、親子さえも。読後世界が違って見えた。消え去っていく記憶の集積でありながらこんなにも豊かでキラキラした世界。
★18 - コメント(0) - 1月4日

jamko29さんの感想・レビュー

最近のつぶやき

2016年の読書メーター 読んだ本の数:80冊 ★2016年に読んだ本一覧はこちら→ リンク カウントしてみたら80冊のうち小説は48冊、ノンフィクション11冊でした。毎年言ってるけどもっと読めるといいな。
★2 - コメント(0) - 1月3日 16時24分

「2016年おすすめランキング」を作ってみました! リンク 今年はノンフィクション面白いの多かった気がする。来年はもっと読めますようにー!
★3 - コメント(0) - 2016年12月31日 15時53分

jamko29さんのつぶやき

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最近読んだ著者:マリオバルガス=リョサ おかざき真里 シャーリイ・ジャクスン 遠藤周作 マーガレットハンフリーズ 角野栄子 都甲幸治,武田将明,藤井光,藤野可織,朝吹真理子,和田忠彦,石井千湖,阿部賢一,岡和田晃,江南亜美子 アンソニードーア フィリップ・K・ディック 山岸凉子
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