児童虐待という負の連鎖による哀しい事件。ただ、「親がクソだから」という理由だけで決して許されるコトではない訳で。。特筆すべきは、飯山晃弘の生き方てある。もう涙無しでは読めなかった。どんなに苦しくても「約束」を守る為にクサラずクヂケず「真面目に精一杯生きて、困ったヒトや苦しんでいるヒトを助けてあげられるような」生き方を貫く。。私も見習いたいモノである。結末の〆方も非常に良きであった。

BIASが生んだ悲惨なる事件…もうやり切れなさしかなかった。ソレを「雨が降らなければ」起こり得なかったとムリクリ自身に言い聞かせなければならない哀しさ。。でも、全ては自分自身が決めたコトなのである。読んでいてどんどん辛くなったが、LASTに少しだけ「信ぢる」コトの希望が描かれていてホッとシた。止まない雨はないのである。

児童虐待という負の連鎖による哀しい事件。ただ、「親がクソだから」という理由だけで決して許されるコトではない訳で。。特筆すべきは、飯山晃弘の生き方てある。もう涙無しでは読めなかった。どんなに苦しくても「約束」を守る為にクサラずクヂケず「真面目に精一杯生きて、困ったヒトや苦しんでいるヒトを助けてあげられるような」生き方を貫く。。私も見習いたいモノである。結末の〆方も非常に良きであった。

学生の頃の卒業旅行で、本来コースに入ってないのに添乗員を説き伏せ、単独で行ったBARCELONA。SAGRADA FAMILLAを見た時の鳥肌モノの感動が思い起こされた。ソレはさておき。。STORYが進むにつれて色々な伏線が回収されていく構成は見事であった。SPAINの歴史とソコでの宗教間の確執、カタルーニャ語とカスティーリャ語の違いが、LASTのドンデン返しにウマく活かされていた。死ぬ前にもう1度行って、完成したSAGRADA FAMILLAを見てみたいモノである。

まさに令和版「必殺仕事人」！こういう法で裁けない輩を始末するSTORYにSYMPATHYを感ぢるのは、それだけ理不尽で許されない輩が放任されているのが現実だからかもしれない。ある種の代替行為かと。 スカッとした読後感だった。シリーズ化を是非とも！