わらび

わらびさんの1月の読書メーター
記録初日
2013年04月05日
経過日数
1425日
読んだ本
213冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
60054ページ(1日平均29ページ)
感想/レビュー
184件(投稿率86.4%)
本棚
0棚
性別
職業
大学生・院生

読書グラフ

最近の感想・レビュー(184件)

初めての純粋な料理モノ。戦時中の日本からお国のため満州に移った1人の料理人・直太朗がレシピを作ったという満漢全席の日本版・大日本帝国食菜全席。直太朗と同じく「麒麟の舌」をもつ現代の料理人・佐々木は死を目前にした人に最後の食事を作る「最後の料理請負人」として生計を立てていた。その佐々木に入った依頼は失われた日本版満漢全席の再現であった。楊を逃がした意図などはすぐに分かったが、まさか佐々木が、、、直太朗との意外な関係性。弾が飛び交い血が流れる場所が戦場であれば、厨房もまた戦場である。
★2 - コメント(0) - 2月21日

スクールカースト。平穏な学校生活を送ったもの、本作のように階層制度の中で人間関係に苦しみつつ学校生活を送ったもの。私は前者であるが、それは階層にそもそも組み込まれていなかったのかもしれない。さて、読み進めていた時にあっそういうことかと思ったのは、クラスを支配していたマキとエリカが死んだ事件から20年、当時と同じあだ名の女王が君臨していたこと、その女王エリカは再び「消えた」ことなど仕掛けが張り巡らされていた。題名「かえらない」の意味は、物語の最後になってやっと説明される。なるほど、その「かえらない」かと。
★14 - コメント(0) - 2月18日

この物語のすごいところは輪廻の泉が作中の世界では本当に存在するところである。また他の出来事は現実で起こり得ることばかりであり、あたかもこの泉が現実世界のどこかにあるのではないかと思わせてくれるところではないか。泉の力を悪用しようとしたカルト集団のせいで「いなくなって」しまった3人。泉の力の影響を受ける前の私が「私」なのか、それとも泉の力の影響を受けて世界から認識されなくなった私が「私」なのか。「私」とは何かという命題を私たちに持たせてくれる作品。
★5 - コメント(0) - 2月15日

スポーツと科学とミステリーが合わさったお話。自身が陸上をしていたこともあり、サラの競技への情熱と突然走れなくなった時の絶望感や悲壮感が痛いほど分かった。サラは常に健常者と障害者でカテゴライズされるところを一般人とアスリートという分け方で物事を考えていた。作中にもあるように日本において障害者は弱者とされることが多い。また、障害者スポーツは練習施設のなさなどから整った環境で練習できないという問題がある。本人だけ、義足だけではいけない高みにも両方の力が合わさればたどり着くことができる。翼の大きさは関係ない。
★7 - コメント(0) - 2月12日

著者の知念実希人さんは現役医師ということもあり、普通のミステリーではなく医療ミステリーに仕上がっていた。呪いなど非現実的なものも医療という論理的な側面からみると説明できる。内容は前作「優しい死神の飼い方」に継ぐ、魂の案内人シリーズ。人との触れ合いを低俗なものとして毛嫌いしていた「死神」が人間との関わりの中で信じることの大切さを学ぶ。「見えすぎる」死神の目を持っているからこそ、1人よがりな推理で問題を解決しようとするが、それではいけないことに気づき、信頼する麻矢と協力し、事件を解決に導く。
★4 - コメント(0) - 2月11日

表紙に惹かれて購入。妖、妖異、怪、怪異と妖怪のランク付けをしているところがおもしろい。後、件がかわいい。世間一般に妖怪として知られている件は半人半獣でなかなかグロテスクな存在だが、作中ではペットのように餌付けしていていいなと思った。それにしても、妖怪モノを読んでいると温泉が出てくるものが多い気がする。あの有名な「遠野物語」も東北のものであり、寒い地域が舞台になっている。妖怪と地域に何か関連性があるのか興味深い。
★3 - コメント(0) - 2月4日

蔵に住む神様、オクラサマと鬼伝説のお話。神無月というものがあるが神無月には土地神様が出雲に行ってしまうため1ヶ月神様がいなくなってしまう。それに似たようなお話なのが本作品。カミガエシがちょうどお盆にあたるのと、お盆に隠れ鬼をしてはいけない。というくだりからだいたいは流れが分かってしまった。しかし、男子禁制の夜回り講が蔵とどんな関係があるのか、、、シンプルなホラーかと思いきやラストで困窮する社会を風刺したものとなっていた。
★10 - コメント(0) - 2月4日

山猫珈琲下巻‼️上巻は短編集のような感じだったが、今回はかなえさんの生涯と脚本家から作家にシフトするまでの経緯が書かれていた。私も大学でミュージカルをすることになり、去年の五月から台本を書く手伝いをしたが、とても難しかった。かなえさんも書いているように伝えたいことは決まっていても伝え方、表現の仕方が定まらない。私たちの台本は脚本班何人かで作るが、脚本家は基本的に1人で作るため、煮詰まってしまうとなかなか抜け出せない。そんな状態でも筆をとり作品を生み出そうとするところにかなえさんの執念が見られる。
★7 - コメント(0) - 2月3日

わらびさんの感想・レビュー

読んでる本(3冊)

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最近読んだ著者:田中経一 降田天 辻堂ゆめ 中山七里 知念実希人 会川いち 内藤了 湊かなえ 一色さゆり 平木典子
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