登場人物たちの運命と、自分自身の人生。比較して、線を引いていくのに良い小説でした。少なくとも自分は、へールシャムを捨ててしまったなぁとか、しみじみ。
★18 - コメント(0) - 2月13日

村上春樹を3冊連続で読んだ後、緩やかに他の作家に移行するために、村上春樹が繰り返し語っていたレイモンド・カーヴァーの本を読んでみた。偶然なのか、自分で引き寄せたのか、仕事でくたくたになっている時に読む本としては良い一冊だった。「大聖堂」が特に良かった。でも本当に感動したのは、巻末の作者の年表かも。お父さんのことを書いたエッセイと合わせるとしんみりできる。
★1 - コメント(0) - 2016年12月27日

それ以外どういう人が読むのかわからない本だが、素直に(?)自分のように物を書くのが好きが人間が読めば、これ以上に楽しい本もないだろうと最高の読後感だった。物を書くということに、これ以上に夢を感じる本を読んだことがない。最初から最後まで、物を書くことについてネガティブな記述が一切ない。小説を書くことがどんなに素晴らしくて楽しいことなのか、それしか語っていない。徹頭徹尾、どこを切り取っても幸せな気持ちしか込められていない。こんな本ってあるだろうか。
★15 - コメント(0) - 2016年12月15日

村上春樹の長編を全て読んでからの本でしょうか。読んだ当時では釈然としなかったことに、軽い答え合わせができるかもしれません。何か一冊くらい読み直そうか、それとも読んでないあの作品にしようか。それにしても、もう還暦越えてるんですね。自分も歳を取るわけだ…。30年書き続けてきて、というフレーズに目眩がしました。そんなに時が経っているわけがない。
★2 - コメント(0) - 2016年12月8日

最後のお話がとてもいいですね。きゅっとここまでの話をまとめていく感じで。帰って奥さんとハグしたくなる小説でした。
★7 - コメント(0) - 2016年11月27日

ぐいぐい引き込まれますね。ページを進める手は、後半にいけばいくほど早まります。しかし、登場人物に感情移入しようとすると、それを死神のドライっぷりに引き剥がされて、なんだか自分をどこにも置いておけない不思議な感覚で着地することになりました。面白いと言えば面白いし、この小説でなければ感じられない何かは確かにあるのですが、次はもう少し素直に感動できる小説なり何なりを読みたくなったのも事実です。凝ったフランス料理を食べた後に、お茶漬け食べたくなるような読後感でした。
★21 - コメント(0) - 2016年11月23日

タイトルからイメージされる冷たい感じや、見たくない現実感は捨て去った方が良いです。今ある厳しい現実の「その先」を見据えた本です。おおよそ想像つかない暖かい気持ちになれる読後感です。あるいは最後の章から読んでもいいかもしれません。ただ現実を嘆くばかりの筆者ではないと知ってから読めば説得力も変わってくるかもしれません。選挙の時期にはよく耳にした、奨学金の問題もよくわかりますよ。これから受験を控える子供を持つ親として、心から読んで良かったと思いました。子供が育つまでは親が守らなければいけないですから。
★4 - コメント(0) - 2016年11月8日

ただただ感銘を受けました。元は酒に詳しくなりたいという思いで開いた本ですが、偉大な先輩に酒を通じて人生を教えて頂くことになろうとは。真面目にモノを作ることの難しさと素晴らしさが存分に語られています。何かに行き詰りを感じている方には、打開のためのヒントを得られるのではないでしょうか。肝心の酒については、私には難解で半分も理解できなかったのですが、ある程度知識のある人であれば、とても楽しめる内容なのでしょう。本当に読んで、出会えて良かった一冊です。美味しい純米酒を飲んで、故人である作者を偲びたいと思います。
★1 - コメント(0) - 2016年11月2日

鷹村さんの試合はいつも面白いですね。シリアスとコメディの揺れ具合がジェットコースター状態。会長がタオル投げた瞬間のシーンでは、爆笑してしまいましたが、その直前ではうるうるしてたので、もうわけわからん感じに。エピローグはいつもの安定感でほっとしました。
★1 - コメント(0) - 2016年10月26日

リバイバルの部分だけ、世界観的な説明がないまま終わってしまったのが気になりました。
★4 - コメント(0) - 2016年10月26日

面白かったし、共感できる部分も多々ありましたが、私小説風なのが残念な気持ちにも。私って変でしょう?とアピールする女子のツイート感が若干邪魔くさくなりました。完全に創作物と割り切って読みたかったです。
★24 - コメント(0) - 2016年10月24日

いわゆる技術教本ではないので、それを期待しない方がいいです。反面、難しい概念やマニアックな説明はないので、一般のビジネスマンから創作に関わる人まで広く読める本です。筆者の1つのことに長年打ち込んできた真摯な心構えは、受験を控えた学生さんにもお勧めできそうです。最後の「黄金の道」のくだりはシビれました。
★8 - コメント(0) - 2016年10月21日

19巻から流れで読みました。ZQNとは何か?が、巻の進みと共に明らかにされていってますね。いわゆるゾンビものは、この辺をざっくりとしか語らない方が多いと思いますが、アイアムアヒーローはそのセオリーの逆に行こうとしているのかしら。あとこれは自分の記憶力のせいですが、クルス編に出てきた人たちはいまいち思い出せず、一同に会している「さあ来たぞ来たぞ」感が、私には薄く…。もう1回読み直した方がいいんだろうな、とか思いつつ(苦笑)。終わってほしくないので考えたくはないのですが、ひょっとして完結近いのかな?
★1 - コメント(0) - 2016年10月15日

ネット検索と比較して、本屋で本を探すことの楽しさが語られています。「知りたいことを知る」「知らないことを知る」この2つの違いを掘り下げています。情報を受け取る側としての心得として読み進めましたが、ふと情報を発信する側として考えるとどうなんだろうと思い始めると、それはそれで気づきがありました。良書であると思いましたが、1つ気になる点も。トーキョーの人感覚なんですよね、とても。歩いて書店に行ける土地に住んでいる人の語りであって、車に乗らないと書店に行けない地方民とは、微妙に肌感が合わないな、とも感じました。
★5 - コメント(0) - 2016年10月14日

エンタメを求めるか、純粋に時代小説を求めるかで印象が変わりそうですね。前者だと満足、後者だとなんじゃこりゃ、になりそう。私はエンタメとして楽しく読ませてもらいましたが、妙にマンガチックな描写には若干違和感も。なんだかるろうに剣心の戦闘シーンを読んでいるような気持ちになりました。地の文だけでは人物に凄みを感じにくく、映画化されたらあの役者さんが怪演しそうだな、とか妄想で補いながら、無理矢理自分を奮い立たせながら読んでました。小説というより、面白い戯曲やシナリオを読んでる方に近いかなー。
★18 - コメント(0) - 2016年10月6日

これは推理小説として読める!という持論を展開しているブログがあって、それを合わせて読むとなかなか面白い小説だなと思います。そうでなければ、んー、マンネリ感は否めませんね。10代の頃に読めばつくる君に憧れも抱いたかもしれませんが、アラフォーの自分には「ないないない」とつくる君のファンタジー具合に苦笑してしまいますね。
★1 - コメント(0) - --/--


まっささんのページに戻る
ログイン新規登録(無料)