ちゃかぽこ

ちゃかぽこさんの2月の読書メーター
記録初日
2012年11月04日
経過日数
1604日
読んだ本
14冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
4769ページ(1日平均2ページ)
感想/レビュー
14件(投稿率100%)
本棚
1棚
自己紹介
その辺に生きる労働者/ねなしぐさ/あまのじゃく

市井の人々の考え・生き方に興味があります。

遅れてきた反抗期

読書グラフ

最近の感想・レビュー(14件)

棄教とはいままでの人生を否定することでそれが苦痛なのだろうという私の理解はあまりに浅かったのだな…とはいえ弱きものとそれを許せない自分、独自の解釈を加える日本の信徒たち、と司祭の葛藤は私にも十分理解しうるものだった。そして彼の葛藤を最も深くしたのは、弾圧にめげず殉教する強い信徒たちではなくて「転んだ」人のためだったことは、信仰というものの奥深さについて考えさせられた。そして日本という沼地に、外からやってきた司祭たちよりも先に絶望してしまった「イノウエ」はまさに私たちの写し鏡であると思った。
★31 - コメント(0) - 3月15日

コラムが面白かったので購入。59番のセリフに声出して笑った。女性をキャリアか家庭を支えるタイプかに二極分化する記述がそこかしこにあって私どっちでもないよぅとしょんぼりしたけど、そこをさっぴいてもいとおしい、ほろりとさせながらも必ずオチをつけてくるサービス精神!確固としてぶれない自分を持ってる、崇高なはずの姿が世間ずれしすぎて面白い59番が著者のトラウマを予想外の方法でぶっこわす様子にイグアナの娘を思い出した。恋愛、結婚に大切なものは人によって違うかもしれないけど、居心地よさってもっと重視してもいいかもね!
- コメント(0) - 3月1日

私にはハードルが高いと思い購入を躊躇していたけど、この人が寄り添おうとしたのはそういう人だったのであろうし私が読んじゃいけないということはあるまい。とはいえ、進歩的な両親、鋭敏な感受性、行動力、周囲の人々、どれをとっても驚くばかり。戦争について私たちは被害者の立場で語り継ごうとしているけど、それは同じ過ちを繰り返す道でしかないと思った。今こそこの人に学ぶべきところは多い。朝鮮半島についての著作が多いが、沖縄や与論島、北海道の少数民族についても調べて活動している。私達も、断層の懸け橋となろう!
- コメント(1) - 2016年11月16日

読み継がれるべき被爆者の叫びの記録。 様々な境遇の人が細々と暮らす「相生通り」。小銭を少しずつためて皆で学校を作ったという朝鮮人の男性の話に、朝鮮学校の成り立ちについて考えさせられた。「福島町」は被差別部落のルポ。被爆者の中でもさらにないがしろにされていて、様々な補償を戦って勝ちとらなければならない。ABCC(原爆の被害を調査するアメリカの機関)による実験動物じみた扱い、原爆がドイツに落ちなかったこと、「すべて差別ではないか」と、そしてすべての差別と闘わねばと、やはりみんなで集まって活動をしている。
- コメント(2) - 2016年9月24日

戦時中の受刑者、しかも女という世間からもっとも軽んじられさげすまれる立場の人々の、その一人一人が持つ尊さを見出している。ナンバーワンでもオンリーワンでもない、どこにでもいるどこかで見たような普通の人のすばらしさ。序章「蕗のとう」から大変ひきこまれる。かつて農村に生まれた女性たちが置かれた立場を思うとむねがくるしい。しかし過去のことでは決してないし、むしろ積極的にこんな人を作ろうという雰囲気が作られつつある。いま読まれるべきと思うけど、もはやお上に逆らって良心に従うということはこの国では美徳じゃないのか。
- コメント(0) - 2015年11月15日

「むかし原発いま炭坑」にて言及があった本。貧乏生活を耐え忍びながらも兄弟や弱い人への優しさを忘れず、日記を大切につけたり花を育てたりいじらしい。他の子に対する素直な羨望や肩身の狭い居候生活に胸が痛む。子どもの目から見た炭住の暮らしという点でも興味をひかれた。ただ、正直言って小学生の日記を延々と読むというのはちょっとつらいとこもあった。だからこその説得力なんだけど。
- コメント(0) - 2014年6月27日

思い出したくないという人もいる「石炭と歩んできた町の歴史」。「本当にそうなの?」という余所者ならではの視点を生かして著者はそれを掘り起こす。遺構の圧倒的なたたずまいや労働者の暮らしに魅力を覚えつつ、争議や事故、じん肺訴訟といった問題を目の当たりにして現代のエネルギー政策=原発との共通点を見出している。巨大企業を相手にたたかうパワフルな女の人たちの活動に胸が熱くなる。与論島からの移民、中国人や朝鮮人、連合国の捕虜などに対して虐待を行いつつ酷使していたことも忘れてはならない。私たちは過去から学ぶことができる。
- コメント(0) - 2014年6月4日

抗夫からの聞き書きや坑内唄、山本作兵衛氏の覚え書きも収められていて満足。北海道や常磐炭田の話は筑豊のものとはまた違った苦労がしのばれる。友子という制度を初めて知り、今まで自分は何を読んできたのかと思ったがこれも主に北海道や常磐地域に存在したものらしい(最近になって九州にもあったことが分かってきているとのこと)。北海道の原野に放り出された人たちが同じ境遇のなか一つの家族のように暮らしていたというのも興味深い。朝鮮人の抗夫や家族とも自然に助け合っている。
- コメント(1) - 2014年5月23日

ちゃかぽこさんの感想・レビュー

著者グラフ

最近読んだ著者:山田盟子 安本末子 山本作兵衛 山崎朋子 遠藤周作 藤原てい 熊谷博子 森崎和江 上野英信 山代巴
ちゃかぽこさんの著者グラフ
ログイン新規登録(無料)