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2025年1月の読書メーターまとめ

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
読んだ本
22
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感想・レビュー
17
ナイス
429ナイス

2025年1月に読んだ本
22

2025年1月のお気に入られ登録
3

  • fumikaze
  • 紫陽花
  • hoven

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
本好き垂涎のお仕事でしょう。何十万冊の蔵書を管理するシステムは奈良県立図書館だそうで、図書館システムとは思った以上に巨大でした。図書館のスタッフの基本は接客業であること、カウンターの舞台裏は表の本の整然ぶりとは裏腹に仕事量の多さを想像させる雑多さ。扱うものは何であっても、それを利用する人との距離感、いかに求められるものを提供するか、それに変わりはないと思わされました。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

どうしてみんなそんなにいっぱい本が読めるの?どうしてそんなにいっぱい色んなこと知ってるの?読友さん一人一人にインタビューしたい。

えか
2025/01/13 07:50

今庄さん、おはよう、ございます。僕も、いつもそう思います。みなさん、一か月の読了数とかすごい数ですよね。何かつぶやくと、必ず、その事について詳しい誰かが現れるし、偉いものです。

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2025/01/13 08:05

ですよねー。1ヶ月どころが1日で複数冊の感想をあげてる方の多いことにまた慄きます。えかさんのノートにまとめながらの読書も「すげー!」「真似したいけどできない!」となってます。

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2025年1月の感想・レビュー一覧
17

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
初著者さん。4篇の短編集。それぞれ作風が異なるので、1話1話「え?」ってなりました。押し付けられる理不尽に、潰されるでもなく戦うでもなく、少しでも息がしやすい場が見つかることを諦めない人たちの物語。主人公はみな誇り高い。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
巻頭リレーインタビュー、高野寛さんのYMO愛が胸熱!気づいていないだけで誰にでも高野さんにとってのYMOのような存在があるのでは/ノーベル平和賞を受賞したマララさん、彼女の体験は特殊なものではない、世界の女性は確かに過去と比べれば自由を獲得できているだろうけれど、実はとても綱渡状態のもので、それを維持するために決して歩みを止めてなならないというのがなんとも/そして続く特集「世界をつなぐ文学」、マララさんの記事の流れで人の営みは例え言葉が違っていても、共通無意識のようなものを作り上げていくのではと思わされた
THE BIG ISSUE JAPAN495号
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
離小島に1人住む年寄りトカゲ。年に一度、海鳥たちがやってくるのが唯一の楽しみ。船から漏れた油に絡め取られ身動きできなくなっていた子どものウミスズメを助ける。トカゲを慕い、島にずっといたいというウミスズメの子に「また帰っておいで」と言葉をかけ旅立ちを促す。島にただ1人というトカゲの姿の寂寞を思うと、灰色の空に押しつぶされそうに感じた。スズメが戻ってくるところで終と思いきや、待ち侘びるものの姿が現れるのは後の方がいいこということか。実際のムカシトカゲは絶滅の危機に瀕しているとのこと。本来はトカゲにも仲間がい↓
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2025/01/14 12:58

っぱいいたのだろう。淡々と描枯れた仲間が減ったトカゲの孤独に、ウミスズメという希望の日が差したよう。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
リュウジさんのスープ記事目当て。徹底した自己管理とストイックさ。やはりベースになるのは知識。それが自分への信頼となる。久々に手にとったら文春新潮以上に読めるとこが多かったけど、旧ジャニーズ系のタレント(アーティストだなんて言わないよ)の多用ぶりが鼻につく。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
「占い」は間違っていない。「すがる」が難あり。ということで(どういう?)「すがる」対象は占いに限らず。すがらせてしまうもの、何かにすがらざるを得ない状態に陥ることが問題。「すがる」のではなく「頼る」がいいかな。ちゃんと目的地までたどり着かせてくれるヨスガとなるもの。占いでもなんでも、その手段でお金ばっか使わせられて解決してないのに辞められないものは、すがっている状態なんだと思って、早々に手を切ることがオススメ。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
絵本以上図鑑未満というボリューム。優しい語り口は子どもの興味をそそってくれるだろうし、菌類初心者の大人には十二分すぎる内容。絵がかわいい!実物とはややギャップがあるかもしれないけど、もしも菌類にネガなイメージを持っている人がいるならそれを払拭してくれるでしょう。菌類の進化の工程を見ると、なんと偉大な積み重ねを人間は安易に潰してしまっているのか。人間という生き物が存在していること自体、ほんのたまたまの産物でしかない、自然のシステムに組み込まれている一部してしかないことを肝に命じなくては。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
本好き垂涎のお仕事でしょう。何十万冊の蔵書を管理するシステムは奈良県立図書館だそうで、図書館システムとは思った以上に巨大でした。図書館のスタッフの基本は接客業であること、カウンターの舞台裏は表の本の整然ぶりとは裏腹に仕事量の多さを想像させる雑多さ。扱うものは何であっても、それを利用する人との距離感、いかに求められるものを提供するか、それに変わりはないと思わされました。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
製本所の業務が女性スタッフの1日として紹介されています。山と積まれた本に、大規模マニュファクチャリングかと一瞬思わされたけど、実に繊細な手作業の連続でした。本好きが丁寧に一冊一冊を仕上げる様子が目に浮かぶよう。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
無料で1巻読んだら我慢できず続きを課金(最近このパターン多いな)。高スペック男性とやわやわ癒し系女性との、よくある「なんでこの女性が選ばれるのかわからん」系かと思いきや、全く想定外に気持ちを揺さぶられまくった。うっかり戦地から生きて帰ったがために、己が不要な存在であることを改めて思い知らされ、他者が望むままに生きることを決心した軍人婿。男子の後継が生まれなかったために婿を取らざるを得なかった嫁。求められる役割を生きることばかりしてきた二人が、互いの穴を埋めるように結びつく。山の暮らしの描写がとても丁寧↓
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2025/01/11 18:56

こんな暮らしをしてみたいと思わされた。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
尊い。帯にある「気高き青春小説」、気高い。気高いという感覚、きょうび誰がいつ持つことができよう。ロリータに潔く身を沈めた少女が主人公の3作、既出のものは馴染みのブランド名の登場に「そう、そう、そうだよね」と読み進められたけど、書き下ろしの「ピクニック部」なんと練りに練られたセッティングか。ディテールで埋められた行間に間などない。積み重ねられたピースが作り上げる山は、ピースの量によってその形を変える、読者に読み違えなどさせない。「下妻」にあった20ページ以上のパチンコの説明を思い出させられましたね。自分の↓
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2025/01/10 14:29

「好き」を語るに躊躇しないだけの語彙を持つことの大切さを思わさせられました。伝える手段があることは自信になる。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
タイトルに異議あり。人類によって本来の生き方を変えさせられてしまった鳥、が正しいのでは。人類の関与が他の生き物にとってメリットになるケースは希少なのでは。ほとんどは人間が生き物を消費/犠牲にするばかりなのではないかと。なぜクリスマスに七面鳥を食べるのか、考えたこともなかった浅薄な私をお許しください。雀の項は読むが辛かった。ナチスの行った民族浄化に例えられるような残虐行為、対象がユダヤ人かどうかの違いで、やってることは同じなのだな。鳥インフルは人間にとってタンパク質としか見なされない鳥たちからの報復では。
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2025/01/09 09:15

全然関係ないんですが、海外の方にキンドル本をプレゼントしようと思ったのですが、手続きがややこしすぎて断念しました。

Caribou
2025/01/09 09:33

ありがとうございました! 今年もよろしく〜!

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
この方のいう孤独とは、寂しいなどという生温いものではなく。うっかり人に触れて温かさを感じてしまったら、自身を支えているものが一瞬にして崩れ落ちてしまうのだろうなあ。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
阪大院卒AV女優さんがnoteに綴ったものの書籍化。院卒ということが話題になるということは、AV女優という仕事は院卒の人間がするものだとは思われていないということ。鑑賞に値する体であることと、そしてセックスが好きだったということが適性だったよう。バレエでトップを目指せなかったのは発育が良すぎる体のせい。そのために摂食障害となり家族のバランスが乱れた。あまりそのへんには触れてないけど、これはもっと強く訴えてもいい要素なのでは。家族の物語にせず、自身が切り開いたものに徹したかったのかなあ。どんな仕事もプロは↓
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2025/01/06 09:21

すごいということはよくわかったけど、精液(なぜか精子と書かれていた)を飲んだり顔にかけられたりする表現の必然性を私は全く感じられない。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
手にとって、ピンクのフワフワした雰囲気の装丁にちょっと驚き。フワフワ装丁とは打って変わって、荒んだ家で育ち早々に独立を余儀なくされた少女と、穏やかな家庭でスクスク育ったものの社会の壁に打ち当たり心が折れた少女、幼なじみの二人が精一杯支え合って世の荒波を渡っていき、それぞれの屋台骨となるものを見つけていくという堅いガッツのお話。終わりには福島の震災とコロナが将来世の中を荒ませることが匂わされているけど、何が起きようとブレないものを少女たちは獲得しているということが示されていた。「その女ジルバ」同様、生きて↓
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2025/01/04 09:27

いくことで得られる逞しさを見せつけられた。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
図書館で予約したらえらいこと待たされました。人気本なのね。おかゆがそれほど消化が良くないというのが意外でした!(知らなかったの私だけ?)
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
加藤浩次が「正義の反対は相手の正義だ」と発言したことにインスパイアされて編まれた書籍。童話寓話のリフレーミング集。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
ちょっと長いですが序文の引用を。「ホロコーストの話は数多くあるが、この話は特別だ。中略。ナチスの強制収容所を1930年代末という最初期の大量拘束から”最終的解決”とその後の解放まで、すべてを経験したユダヤ人はほとんどいない。そして、父と息子がこの地獄のすべてをはじめから終わりまでともに乗り越えた例は、わたしの知るかぎりほかにない」。ホロコーストの物語では”いつ”ということがとても重要に思います。複雑なヨーロッパの勢力地図で、拘束と解放のタイミングは様々で、川を隔てた彼岸と此岸の距離で喜びか絶望か降り注ぐ↓
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2025/01/02 21:53

ものが家族どころか個人単位で異なります。クラインマン父子はその時差をトータルで体験されたということが唯一無二の例ということで。オーストリアにもナチスの影響力が増していく様は、今の日本に近しいものがありゾッとしました。戦争ってこんなふうに始まるんだ、って。

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ユーザーデータ

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
165お気に入られ1月の読書メーターまとめ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/10/01(5254日経過)
記録初日
2010/10/03(5252日経過)
読んだ本
4817冊(1日平均0.92冊)
読んだページ
973670ページ(1日平均185ページ)
感想・レビュー
3574件(投稿率74.2%)
本棚
11棚
性別
職業
自営業
現住所
兵庫県
外部サイト
URL/ブログ
http://connectron.love/
自己紹介

母が本を読みながらゴハンを食べる人だったので、私も本がないとゴハンが食べられない人になってしまいました。

2大あがめる物書きさん
・小田嶋隆センセ(東京まで講座うけに行ってました)
・重松清さん(コタツの上のみかん1個からでも滂沱の涙のストーリーにするその力、爪の垢が欲しい)

仕事:気持ちと身体のモツレをほどきます。「気持ちが治れば身体が治る,身体が治れば気持ちも治る」がモットー。気持ちと身体の2つのベクトルからお悩み解決のお手伝い。

気持ちツール:NLP/ビジョン心理学/四柱推命/易/タロット 

身体ツール:氣鍼医術(鍼灸/経絡治療)

持病:多発性硬化症(特定疾患)

聞くもの:70年代ブリティッシュロックから始まり、パンク、ニューウェーブ、マンチェ、ブリットポップと一貫してイギリスもの。国内ならコレクターズ 、グルーヴァーズ 、カーネーション、モンスターロシモフ 、ワイルドチルン、PIGGS

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