梅昆布茶

梅昆布茶さんの1月の読書メーター
記録初日
2005年05月01日
経過日数
4321日
読んだ本
776冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
219836ページ(1日平均20ページ)
感想/レビュー
59件(投稿率7.6%)
本棚
0棚
自己紹介
読書は好きだけど感想書くのはめちゃくちゃ苦手

読書グラフ

最近の感想・レビュー(59件)

武家屋敷というタイトルからもっとおどろおどろしい戦後くらいまでの因縁話を想像していたが、ほぼ現代の男女の金と痴情のもつれ話であった。生みの親を探す捨て子が実は旧家の…という掴みも、暗闇坂の人喰いの木と狂骨の夢を足したような話も題材的にはよかったが、文章表現に問題がある。伝聞や告白が小説風だったり会話が説明口調だったり、聞いた言葉を一言一句覚えていたりというのは不自然すぎて、全員が台本片手に話す姿を想像して途中から白けてしまった。トリックの「やりすぎ」を目指すのはいいが、くどすぎるのは疲れる。
- コメント(0) - 2月20日

「よふさぎさま」に衝撃を受けて読んだ。出だしがコメディタッチで合わないかな?と思ったのも束の間、自然な流れでがらりと空気が変わってはっとする。ゾッとする・背筋が寒くなるというより、頭の中にひんやりしたものがじわじわ広がっていくような読後感。怪異に関わる人々の機微だとか、ギャグ漫画みたいにのびのびした絵柄なのに意外とシリアスなストーリーに親和しているところに魅力を感じるのかもしれない。「死と彼女とぼく」のように、怖いだけではないホラー漫画以上のホラー漫画だ。
- コメント(0) - 1月18日

単に○○に聞いた話とかでなく、体験者とのインタビューを再構築したような文体がいい。体験者の主観的な話を一歩引いて観察しているような雰囲気や、怪異自体がはっきりとしたものではなく勘違いにも思える、日常の中のささやかだけど無視できない違和感のようなものが多いのが好みに合って読みごたえがあった。これまで大人向けの怪談本は好きではなかったけれど、こういった良作もあるのだなぁ。
- コメント(0) - 1月16日

「不安の種」のような話が多くなかなか面白かった。全体的にレベルが高いと思ったがどこかで見聞きしたようなものも多い。幽霊譚というより人の怖い話が多かったのも現代的だと感じる。六話 十四話 三十一話 六十六話 九十八話 が良かったが、特に三十一話はそれほど怖さはないのに不気味な上にビジュアルが想像しやすく印象的。九十八話も昔話のような話と思わせ一転、混乱させるのがいい。よくあるパターンとは言え、友人知人の行方不明率と話者が最後に会った人物率が高いのにどれも事件化しないのか気になってしまう。
- コメント(0) - 1月16日

先に怪異の真相を科学的検証で解明していくスタイルと勘違いしてしまったせいか、評価の高さに期待したわりにあまりストーリーに入り込めなかった。オカルト前提でむこうとこちらの折り合いをつける営繕かるかや怪異譚的な設定なのか。主人公の女性言葉が受け入れ難く、いまいち文章が理解しづらい。ページ数が200程度と短いためか、設定を頑張っているのに反して奥深さを感じない。恋愛方向に持っていこうとしているのも余計だと思う。
★6 - コメント(0) - 1月11日

掲載誌の関係なのか、無印に比べると不気味さが減ったと思う。連作形式のオチョナンさんは家系に纏わる因縁めいた話が面白かったけど、全体的にクリーチャーのビジュアルにインパクトがない。やはり遊ぼうおじさんとか抱っこさせて…なんかと比べてしまう。
- コメント(0) - 1月10日

終盤、妄想オチじゃないだろうなあとハラハラしながら読んだ。 ラスト2ページのある意味どんでん返しより、後半からの流れが「ドッグヴィル」そのままなことの方が衝撃的だった。 彼女の王子様についてはもう、そういうことがあっても不思議じゃなさそうな青森らしくていいんじゃない、と思う。
★1 - コメント(0) - 1月10日

のぞきめが気に入ったので読んでみたが、同じ実話風民俗学ホラーでも向こうはミステリ要素が強かったのに対してこちらはオカルトメインでなかなか不気味。全体的に「残穢」感が強いのも面白かったが、怪異の主の出自はスタンダードな異類婚姻でありながら、ラヴクラフトの「ダンウィッチの怪」を思い起こさせた。参考文献のページすら虚実入り乱れたこの本を構築する一つとして利用している点がうまいなぁと思う。
★1 - コメント(0) - 1月9日

梅昆布茶さんの感想・レビュー

著者グラフ

最近読んだ著者:川上弘美 小島正樹 米澤穂信 九井諒子 小松左京 京極夏彦 よしもとよしとも アンドレアス・グルーバー 荻原浩 三津田信三
梅昆布茶さんの著者グラフ

お気に入り(2人)


お気に入られ(1人)


ログイン新規登録(無料)