もう少しひとつずつの観光地やエピソードについてじっくりと読みたい。ページ数が倍くらいあれば良いのに。企画が面白いだけにもったいない&物足りない。一都市に10日間滞在でシリーズ化されるのは楽しみ。
- コメント(0) - 2013年5月7日

やっぱり海外の方がエピソードの面白さや意外性の度合いが強くて比べ物にならないくらいに面白いです。
★2 - コメント(0) - 2013年5月7日

冬眠する人々という独特の世界観は面白かったのだけれど、どうも入り込むことができないまま読了してしまいました。一番楽しめたのは第1話目。そこで想像力を膨らませ過ぎると、答え合わせするようなその後の物語たちにちょっと入り込みづらくなっちゃうのかな・・・
★4 - コメント(0) - 2013年1月2日

合唱がテーマということで期待したけど、全く合唱が描かれない小説だった。潔く演奏シーンの描写をばっさりカットしたのは英断だったと思う(色々な意味で)。 1人の生徒がみんなに影響を与えていくという「桐島〜」スタイルで描かれた青春小説としては、なかなか面白かったですよ。自然発生的に生じた合唱の持つパワーが描かれてたのは、自分の高校時代のエピソードを思い出したりなんかして、懐かしかったです。
★10 - コメント(0) - 2012年11月13日

美術史の有名画家達の名作の裏には彼らを虜にして破滅に追い込む女性と謎の絵の具売りの影が常にあったという設定のもと、19世紀パリを舞台に2人の画家ロートレックとルシアン(架空)が、自身も謎の女性と絵の具売りに翻弄されながらもゴッホの死の謎に迫るお話。時空を越えて存在する絵の具売りと女性のアイデアは面白いのだけど、色々な画家たちを絡めたサブのエピソードを盛り込みすぎて、メインのストーリーがもたついてしまったのがちょいと残念。あと、ちょいちょい出てくる絵の具売りの視点になる場面はない方が良かったと思う。
- コメント(0) - 2012年10月30日

フィンランドの作家の中編集。あくまで子供達の日常を描いているんだけれど、わりとずっしりと哲学的なファンタジーSF。小田扉とか、カルヴィーノとかに似た雰囲気。
★1 - コメント(0) - 2012年10月4日

序盤、船舶用語や、子供達のキャラクター設定に慣れるまで時間がかかりましたが、上巻の終わりくらいになると一気に作品世界に引きこまれました。大人たちが子供たちの想像力を壊さずに、温かく見守っている感じがとても良い。
★3 - コメント(0) - 2012年10月4日

この本を読むために、仙台に行く新幹線をわざわざ「はやて」に変更。その甲斐あって、ものすごい臨場感で楽しめました。
★14 - コメント(0) - 2012年10月4日

オースター、初リタイア。
- コメント(0) - 2012年10月4日

待ちに待った第2巻。今回は移動のハードさが際立ってます。それそれに異なる萌えポイントで各自が勝手に萌えてるのが面白い。2周目のコミックは本編に写真が入るようになったけど、自分は全部がイラストの方が好きかなぁ。そして是非DVD化と3周目を!!!
★2 - コメント(0) - 2012年6月20日

哀しみと共にキャッチーな題材を描くのは野ブタと同じですが、どうも乗り切れないまま最後まで読んでしまったという感じ。最後に主人公が新たなスタートを踏みだすことに説得力がなかったかなぁと。幽霊の設定や、作品を包む孤独感なんかは面白かっただけに物足りなさが際立ってしまったように思います。
- コメント(0) - 2012年6月20日

エッセイを読むのは初でしたが、伊坂氏の自意識過剰なところが微笑ましい。
★3 - コメント(0) - 2012年6月4日

ざわわ、ざわわ、ざわわ赤い高粱畑は~♪ というメロディが脳内ループ。圧倒的な語りの力も、五感のすべてをこれでもかと刺激してくるのも、これまで読んだことのある莫言作品と同じなんだけど、時空を超えてふりまわしてくることでクラクラ感が倍増。ただ、語られる物語そのものにあまり没入できなかったので消化不良感が著しい。
★3 - コメント(0) - 2012年6月4日

物語を楽しむというよりかは語り口を味わうという感じですが、脱線つづきを開き直られるのはまだ良いとして、一章まるまる下らないギャグだけで終わらせてしまったりと、死んでいるのを良いことにやりたい放題で信頼できない語り手にもほどがある。最初は結構楽しんで読んでたけど、細切れな断章が続くとはいえ、結構長い作品なのでちょい疲れました。
★4 - コメント(0) - 2012年6月4日

誰かが部活をやめるってのは部員にとっては大ニュースで、その後の様々な波乱が予感されるのだけど、このタイトルは過不足なく見事にそれを表現していて、シンプルながら非常にうまいタイトルだなぁと感心。文化系少年だったものとしては映画部の2人に親近感を覚え、彼らの姿が野球部の少年の背中を押す場面が非常に爽やかで心地良かった。ここだけで終わらないその背景にある世界の広がりが感じられる良質の群像劇でした。
★14 - コメント(0) - 2012年5月20日

ドイツ旅行のお供に。
★1 - コメント(0) - 2012年5月20日

夢占いとか夢から自分の状態を探ろうとするのはよくあることだけど、国家レベルで夢を収集・分析し、夢という極めて個人的なものに国家の存亡を託すことの怖さや滑稽さがそのままこの機関の巨大な組織や官僚的な体質にも反映されていて、その中で異例の早さで出世して行く主人公と共に我々読者も不条理な世界に呑み込まれていくなかなか面白い作品でした。
★2 - コメント(0) - 2012年5月20日

ドイツに行く前にドイツ人気質について学べて良かったです。
★1 - コメント(0) - 2012年5月5日

ブラック・ジャックを愛し、自らもブラック・ジャックになろうとした少年の成長物語。母との話、転校して不思議な少女と出会う話、図書館と学芸会の話、クリスマスの話とそれぞれのエピソードが結構テイストが異なっていて、個々には面白いのだけれ長編として考えるとチグハグな印象が残ってしまった。ブラック・ジャックは子供の頃からの愛読書なので随所に現れるBJネタにニヤリ。
★2 - コメント(0) - 2012年1月12日

大戦中のユダヤ人少女と現代のジャーナリストの物語が交互に展開され、 少しずつ事実が明らかになっていく書き方が巧く物語にのめりこめたんだけど、途中から現代パートだけになってしまったのが非常に残念。最後まで交互に語りながらサラの人生とジュリアの決断を描いて欲しかったなぁと。現代パートは主人公の身勝手さが目立って、ラストも「それは違うのでは」と言いたい終わり方だったけど、ストーリーの力強さが凄まじく、最後まで一気読みでした。英語も読みやすかったです。
★3 - コメント(0) - 2012年1月12日

冒頭からこの物語の持つ圧倒的なイメージの美しさにやられっぱなしでした。
★8 - コメント(0) - 2011年12月14日

1話ずつゆっくりと読んでいたら半年ほどかかってしまいました。壮大な時間を描いたり、人生の中のほんのひと時を切り取るだけだったり、哀しさにあふれていたり、幸せを感じられたり、収録作品のそれぞれが味わい深い個性を持っていてとても面白い短編集でした。中国語は分からないけれど、英語という言語を通して中国人の描く中国をダイレクトに感じることができたのも良かった。一番よかったのは1話目の「Extra」かなぁ。あとは、「Love in the Marketplace」、表題作がお気に入り。でも概してどれも面白い。
- コメント(0) - 2011年12月14日

ある日突然イケメンになってしまった男を描く物語。変わってしまったのは顔だけでそれ以外は元のままなのに、主人公は周囲の人々から自分であると信じてもらえず、アイデンティティが揺らいでいく。化粧や仮面などをすると人格も変わるというようなことも聞いたことがあるけれど、顔というのがその人物のアイデンティティに占める割合は極めて大きい。「ハンサムスーツ」なんていう映画もあったけれど、この作品ではイケメンになっても彼の生活が華やかになるのではなく、ユーモアにあふれながらも全体のトーンはあまり明るくないというのも面白い。
- コメント(0) - 2011年11月25日

各物語に3つの結末を用意して読者がどのように物語を終わらせれば良いかを考えながら読めるというユニークな作品。ロダーリが良しとするパターンは意外と真面目で教訓的。この本を題材に皆でオリジナルの結末を持ち寄る読書会とかあったら楽しそう。
★3 - コメント(0) - 2011年11月25日

ポンペイから発掘された「カイウスはばかだ」という落書きに着想を得たという古代ローマが舞台の少年探偵もの。古代ローマの暮らしがキーとなる場面を織り交ぜつつ、いつの時代も変わらない好奇心旺盛な子供たちの姿が何とも言えず微笑ましい。もうちょい少年たちの個性がはっきり出てると一人一人に愛着が持ててもっと楽しめたかなぁ。
- コメント(0) - 2011年11月25日

作中に登場する電化製品という切り口で様々な文学作品や映画、コミックを語るという面白い評論集。まず取り上げられてる作品に読んだことのあるものが多いのが嬉しい。長嶋有はサブカル的なものを語らせると猛烈に巧いですよね。大満足。
★2 - コメント(0) - 2011年11月25日

待ちに待ったシリーズ第2弾。旅チャンネルの番組をベースにした世界一周コミックエッセイの2周目版。ボンクラ3人組にしては順調すぎる旅のスタートですが、この先どうなるのかがとても楽しみ。紀行ものは変に美化したものよりもこういう失敗や本音に溢れたものの方が旅の空気や現地の様子が強く感じられて面白い。是非DVD化も!!!
★2 - コメント(0) - 2011年11月25日

世界は広い。マサイと共に過ごす著者の力強い生き方がカッコいい。アフリカ行ってみたい。
- コメント(0) - 2011年11月25日

このところの川上作品の生活感溢れる庶民的な艶っぽさはどうも苦手。でも心に残る台詞やエピソードの多い連作短でした。あいかわらず空腹時に読むと危険なほどに食べ物がどれもこれも美味しそう。
★2 - コメント(0) - 2011年11月25日

長かったけどなかなか面白かったです。「魔王」はあまり好きじゃなかったんだけど、この作品を読んだら、先に書かれた「魔王」がこの作品のスピンオフみたいに感じられて、何故か「魔王」も好きなってしまったという不思議な続編でした。事件を違う立場から見てみたら、とか、監視社会というのは「ゴールデンスランバー」にもつながるテーマですが、こっちはもっと果敢に「システム」に挑もうとしているアプローチなのが面白かったです。
★12 - コメント(0) - 2011年10月30日

なかなか先が見えてこないままに淡々とエピソードだけが進んでいきますが、下巻でどうまとめるのかが楽しみ。安藤だの犬養だの「魔王」と同じ世界の物語のその後というのも面白い。井坂好太郎なる男が結構お気に入り。
★3 - コメント(0) - 2011年10月23日

イケメン求婚者を気に入らないパパとの間で板挟みになる器量の悪いヒロインのお話。冒頭からこれでもかってくらいに酷く描写されるヒロインがなかなか新鮮。そんな彼女をとりまく人々はとても個性的なのだけれど、なんといっても、恋人たちを応援してるペニマン夫人が空回りすぎて、当の恋人たちからにさえ疎まれてるのが結構ツボ。彼女がおいしいところを全部持って行ってますね。完全なる神の視点の語りがメロドラマの奥に潜む人間心理を見事に描いていて、大して起伏のないストーリーなのにしっかりと面白いのがジェイムズの上手さなのだろうね。
★4 - コメント(0) - 2011年10月23日

食べることが好きなのでこういう料理エッセイ(+短歌)は読んでいるだけで楽しいです。東さん小説は読んでいたけれど、短歌は初。なかなか味わい深くて良いですね。
★3 - コメント(0) - 2011年10月23日

同窓会の3次会、いつまでもやってこない田村を待ちながら参加者たちがそれぞれの人生を語るという連作短編。久々に集まった仲間たちがどうしても田村に会いたいと思う理由がしっかりと感じられたのが良かった。連作ではあるけれど、最初の短編だけでもしっかり完結していて面白い。ラストはなんだかきれいにまとまってしまって田村を待ち続けたまま終わるってほうが個人的には好きかなぁ。
★13 - コメント(0) - 2011年10月23日

ある短編の登場人物が別の短編では同じ名前だけど異なるキャラとして登場する手塚治虫オールスターシステムのような連作短編なのですが、人物のみならずそれぞれの短編のモチーフやテーマも微妙に形を変えながら他の作品に入り込んでいたり、とても面白い。作者が注で茶目っ気を見せたり、登場人物が勝手に動いてしまったりと遊び心にもあふれているのだけれど、そういう技術的なところ以前に幻想的空気が漂う物語がとっても面白い。「アイデンティティ」、「物乞い」、「財布」、「チネラートの人生」あたりがお気に入り。
★7 - コメント(0) - 2011年10月23日

武道としての剣道かスポーツとしての剣道か、主人公の1人を転校させるという技が、2人が交互に語るという作品のスタイルに見事にマッチして、面白く描かれてました。しかし、前作の勢いは感じられなかったのも事実。それぞれに新しいキャラクターが出てくるけど、どちらもいまいちキャラが立っておらず、香織のパートも早苗のパートも何かが物足りない。この作品の面白さはやはり相反する2人が実際に会って交わすやり取りの中にあることを再確認。
★16 - コメント(0) - 2011年9月22日

本文80ページくらいなのに、TOTOの便器の話が14ページくらいあるっていうまさに「極私的」な東京案内。見慣れたはずの東京の風景がとても新鮮なものに感じられる1冊でした。この本片手に山手線一周したいな~。ガイドブックとしては全然役に立たないだろうけど。「あはれ」はローマ字で書くと英語の「aware」と同じになる、などハッとするような内容も多くて、非常に楽しめました。
★2 - コメント(0) - 2011年9月18日

冒頭からニヤニヤを通り越して声を出して笑ってしまった自分は完全にこの作品の虜です。
★2 - コメント(0) - 2011年9月18日

名声ばかりが勝手に一人歩きする中、心理学者が我こそは名探偵とばかりに、空回り気味に事件に挑む姿がなかなか愉快。1つ1つの事件の描き方がちょいと冗長な感じもしたけれど、どの話も、事件の真相は解けても一足遅かったというお決まりの展開が、ドラえもん、水戸黄門的な良い意味のマンネリ感を生みだしていて、それが見事なまでの伏線であったことが分かるラストにはすっかりやられてしまいました。
★4 - コメント(0) - 2011年7月29日

「ダーバヴィル家のテス」読みました。かなり昔に観た映画は、もはやナターシャ・キンスキーが美しかったことしか覚えておらず、新鮮に読むことができました。現代の価値観ではなかなか考えられない展開で、彼女の過酷な運命にどんどんと引き込まれ、うっかりオースティンのような軽い気持ちで読み始めたために、割とハラハラしながら読んでしまいました。物語の展開上重要な部分がどちらかというとサラリとしている一方で、日常生活の中に現れる心理描写のようなものをとても丁寧に描いていて、詩的な文章をゆっくりと味わえたのも良かったです。
★1 - コメント(2) - 2011年7月26日


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