年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

ひなこ

2023/01/28

ネタバレ終わりは眩しいほどだったなぁ…。結珠と果遠が子供の頃に出会い、お互い母親との間に問題を抱えながら大きくなってる。通り雨のシーンがとても印象的だった。

が「ナイス！」と言っています。

小鳥遊たちが出てきて、あの辺り一帯の医療ミステリは全部ひとつながりの世界なんだなーと染み染み思った。どの作品もほのぼのとした雰囲気で気分良く読めた。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ殺人事件の調査と、ついに東京に押しかけてきた李奈の母親の件。それに宗教じみた企業も関連してきて、途中何が大筋なのやらわからないまま読んでたけど、結局シリーズ中で過去一番楽しく読めたかも。

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川 (角川文庫)

が「ナイス！」と言っています。

20年以上経過した今読んでも色褪せない、やっぱり凄い作品だなと再認識しました。女子高生の一人称なので、その言葉遣いにやや懐かしさも感じましたが、とにかく一糸の乱れもない出来事のパズルがSFとしてもミステリとしても、迷いなく楽しめると思います。今考えれば、私のミステリ好きの原点はここにあったのかも？　と、読みながら思い当たりました。