2014年のウクライナを舞台に、さまざまな人々の人生が交錯する。そして最後にお互いの関係が読者には明かされるのだけど、登場人物たちは気付かないまま。 東部の分離独立派は形式上内政問題だったから仕方ないけど、クリミア併合だけでも当時の国際社会がちゃんと対応できていれば、今の状況もなかったなじゃないかと思いつつ読んだ。

20世紀初頭の科学界の巨人たちをめぐる物語。史実をベースにはしているけど基本的にはフィクションだそうだけど、シュヴァルツシルトがシュヴァルツシルト半径が世に知られる前に戦病死してたとか、シュレディンガーとハイデルベルクの関係とかなかなか面白かった

2014年のウクライナを舞台に、さまざまな人々の人生が交錯する。そして最後にお互いの関係が読者には明かされるのだけど、登場人物たちは気付かないまま。 東部の分離独立派は形式上内政問題だったから仕方ないけど、クリミア併合だけでも当時の国際社会がちゃんと対応できていれば、今の状況もなかったなじゃないかと思いつつ読んだ。