タカラ~ム

タカラ~ムさんの1月の読書メーター
記録初日
2010年12月12日
経過日数
2271日
読んだ本
1103冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
278143ページ(1日平均122ページ)
感想/レビュー
1088件(投稿率98.6%)
本棚
85棚
性別
血液型
B型
職業
事務系
現住所
千葉県
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読書グラフ

最近の感想・レビュー(1088件)

アルゼンチンを舞台にしたサスペンス小説だ。1970年代後半から1980年代前半のおよそ10年間に起きた軍事政権下での『国家再編成プロセス』という悲劇により父と妹を奪われた私立探偵と先住民族出身の女性が彼女の親友が巻き込まれた事件の真相に迫っていく。中盤から後半にかけての展開が目まぐるしい。激しい銃撃戦、格闘戦の中で次々と血が流れる。圧巻は「第3部クラン-恐るべき女」で復讐の悪魔と化したジュナの姿。親友と愛する人を失ったと知った彼女は復讐のために立ち上がる。それはまさに“鬼神”である。
★4 - コメント(1) - 2月5日

本書は、同じ新潮クレスト・ブックスから刊行された「遁走状態」に続く2冊目の短編集で、短編25篇が収録されている。エヴンソンの小説は、安直な言い方をすると『わかりづらい』。何が書かれているか。何が語られるのか。結末はどうなるのか。どこにオチがあるのか。 何か得るものがあるのか。読んでいる間ずっとそんなことを考えてしまう。だが、行きつ戻りつしながら読み進めていくと、それがブライアン・エヴンソンの作品を読むということなのだと気づき、それがむしろ楽しくなってくる。それがエヴンソンを読むということなのだと思う。
★8 - コメント(1) - 1月29日

子どもはいつでも好奇心に溢れている。微笑ましく思う反面、答えに窮する質問に困惑することもある。本書に登場するダビードも、そんな“なぜなぜ少年”だ。だけど、ただのわがままボーイではない。なぜなら彼は“イエス”なのだ。本書はタイトルが示すようにキリスト教との関連性を思わせるが、宗教的な知識がなくても読めるし楽しめる。宗教哲学的な思索に至らずとも、ひとりのわがままな少年に振り回される大人たちの奮闘ぶりを面白おかしく読み進めていけばそれで良い。エンタメ小説と割り切る事で見えてくる面白さがある。続編も楽しみ。
★5 - コメント(1) - 1月29日

これまで、山下作品にはかなり独特な印象を受けていた。読み進めていくと、頭の中がボワンと酔ったような気分になってくる。この感じが快感で、個人的にはこの感覚を『澄人酔い』と名付けているほどなのだが、本書では最初、『澄人酔い』の感覚がなくてオーソドックスな青春小説を読んでいるような印象だった。だが、繰り返し読んでみるとオーソドックスな中に紛れもない山下澄人のカラーが存在することがわかる。この不思議な感覚を楽しんで欲しい作品だ。しかも芥川賞だし。
★5 - コメント(1) - 1月23日

エントラーラという町を舞台にした双子の姉妹アルヴァとイルヴァの物語。アルヴァが書き残した手記という形態になっている。双子はエントラーラの危機を救ったとされていて、読者は、どのような奇跡なのかと想像しつつ読み進めていくことになる。だが、そのポイントだけで読むと、何か物足りない印象を受けるかもしれない。本書は『英雄譚』というわけではなく、ちょっと風変わりな双子の人生を描いた成長物語として読むのが正しいのだろうと思う。なお、各章で掲載されているプラスティック粘土の模型は、著者本人の手によるものだそうです。
★5 - コメント(1) - 1月22日

島尾敏雄「死の棘」は、夫の不貞を知った妻が狂気の底へと落ちていく様を描いた私小説で、第29回読売文学賞を受賞した。その狂った妻が本書の主役たる島尾ミホである。本書では、「死の棘」に描かれたこととその裏に隠された現実を、ミホが遺した膨大な記録を丹念に紐解き、関係する人々の証言を積み上げて、島尾夫婦の真実を描き出して、圧倒的なノンフィクションに仕上げていく。奇しくも、本書は第68回読売文学賞評論・伝記部門を受賞した。「死の棘」と同じ文学賞を受賞したことに不思議な因縁を感じてしまう。
★7 - コメント(1) - 1月21日

明智小五郎が初登場した作品。明智というと私にはどうしても天知茂のイメージなのだが(歳がバレる(笑))、この作品ではまだ若い上にけっこうむさ苦しい人物として登場する。それにしても改めて読んでみて、こんなにエログロな作品だったかと驚いた。ネタバレになるので詳しくは書かないけど、殺人の動機がまさかの○○!いやぁ、びっくりした。と同時に、その他の作品を考えると「さすが乱歩」とも思ったりする。
★5 - コメント(1) - 1月17日

先日の「緋色の研究」に続いて、シャーロック・ホームズ・シリーズを読もうの第2弾。ストーリーについては改めて説明するまでもないでしょうね。今回は、ワトスン博士の恋模様を軸に読んでみました。御存知の通りワトスン博士はこの事件がきっかけでメアリと恋仲になって結婚します。そういう視点で見ると、あちらこちらでワトスンのデレデレぶりが見られます。
★5 - コメント(1) - 1月14日

タカラ~ムさんの感想・レビュー

最近のつぶやき

溜めていた1月分の感想を登録したのでまとめをつぶやく(笑)>2017年1月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3767ページ ナイス数:222ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ リンク
★11 - コメント(0) - 2月14日 23時13分

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最近読んだ著者:カリルフェレ ブライアンエヴンソン J・M・クッツェー 山下澄人 エドワード・ケアリー,古屋美登里 梯久美子 江戸川乱歩 コナン・ドイル チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ シャーリイ・ジャクスン
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