ネタバレ学生時代大好きだった駒子シリーズ。特に2作目の『魔法飛行』がお気に入りで、擦り切れるほど読んでました。あれから20年が経ち、自分も母になって7才の子を育てている今、同じように『ななつのこ』を育てる駒子の話が読めるとは！感無量です。2匹のわんこを中心とした優しい優しいお話。ワンが玲名を守ったシーンには思わず涙。シリーズファンに嬉しいフレーズもたくさん。何より駒子と瀬尾さんの変わらない仲睦まじさに頬が緩んでしまいました。とっても幸せな読書でした。

ネタバレいきなり不穏なシーンから始まる第4巻。ずっと謎だった小山内さんとの出会いや小市民を目指すことを決めたきっかけがわかり、どきどきしながら読み進めました。まだ未熟だった中学生小鳩くんがしたことは褒められたものではない。きっとこれからも思い返して後悔することがあるでしょう。でも日坂くんが生きていて、また話ができて本当によかった。小山内さんの最後のセリフがいじらしい。本編はこれで完結だろうけど、また番外編として京都での出来事も書いてほしいです。京都にも甘いもの、たくさんたくさんありますね！