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読書データ

プロフィール

登録日
2023/03/03(423日経過)
記録初日
2023/03/03(423日経過)
読んだ本
16冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
5834ページ(1日平均13ページ)
感想・レビュー
11件(投稿率68.8%)
本棚
0棚
職業
無職
現住所
東京都
自己紹介

「ケテ、、タスケ、、、。」


初めてその声を聴いたのは、某YOUTUBE大学と、岡田斗司夫の切り抜きから構成された情報を元に友人にホモサピエンス全史を読んだ前提で解説している時の事でした。


高校2年生のころでしょうか「カラマーゾフの兄弟」を読み終えた私は自分が「読書家」なのではないかという疑念を抱きました。
翌週「地下室の手記」も無事に読破したときには疑念は確信に変わっていたのです。

以降私はそれであることを隠さなかったしそのように振舞って来たように思います。

それはたとえば、
自己啓発本を無邪気に称賛する人を軽蔑し、ラノベはちょっと、、という顔をしたりするのは序の口です。
常に知的好奇心に突き動かされてるかのように「面白い」という相槌をうち、息を吐くように逆張りをする。
まるで膨大な教養に裏打ちされたゆるぎない美学的基準が背景にあるかのように確信に満ちた、それでいて不快そうな面持ちで、バッサリと断定系で酷評する瞬間などは、至上の愉楽とでも言いましょうかある種のエクスタシイを感じたものです。そうそう、「ある種」は頻出ですね。勿論「大衆」もです。

ボルヘス、カルヴィーノ、フォークナー、ガルシア・マルケス、ユイスマンス、ピンチョン、ジョイス、埴谷雄高etc
これは私の本棚の一部です。

古くさいこじらせたステレオタイプ?
ええ、確かにそうかもしれません。
ですが私が言いたいのはそこではないのです。

問題はこれらの本を一冊も読んでいないという点なのです。

一冊もです。

ああ、もちろん内容は知ってますよ。
千夜千冊はチェックしてますので。

しかし読んでない。


重厚な背表紙たちが、毎夜、無言で私を急き立てるのです。ちょうど成長しすぎたペットショップの犬のように。
わたしは読書家だと自分でも思い込んでいたんですが、どうやらそれは思い込みにすぎなかったようです。
いや、実際そういう時期もあったかもしれませんが、今では新書でも序文で投げ出します。

実際、1年間で1冊も読まなかったこともありました。


これは自分でも驚くべきことです。
残ったのは異常発達した純度100%混じりっけ無しのスノビズムの怪物だったのです。

名も知らぬ流行りの芸人の
「おまえのこと誰が好きなん?」といの常套句を聞いた時などは、なぜか心臓が止まるような思いでした。


これでは趣味の欄に読書とかくことさえ許されないでしょう。
では私は何なのでしょう。

確かに分厚い本は筋力トレーニングには最適です。
本の種類を使い分けることで
かなり細かいところまで重さを調整できますので
そのフレキシブルさにおいては、高性能な可変式ダンベルを凌駕するでしょう。

ジムの会費払いたくない奴ら
ダンベルかさばるの嫌う奴ら
広背筋や、三角筋でっかくしたい奴ら
肩にもろ 重機載せたい奴ら

そんな奴らには大胸筋を張ってオヌヌメ

「、、、、チャン、、、、チャン、、、。」




ん?なんだって




「テ、、、チャン、、、、、テ」




チャン、、て

テッド・チャンだ!


正解は、テッド・チャン。あのばかうけの原作のね




「おにいちゃん」


「お兄ちゃん、もうやめて、それ以上、自分を傷つけないで!」


はぁ、はぁ、兄さんおかしくなぶ

痛てっ、、、思いっきり舌かんだわ、、。興奮しす

え?

これモノローグで実際に聞こえてるのはかぎかっこ内だけなはずでしょ。なんで噛むの?
ひょっとして全部口に出してしゃべってたってことかい?




本は持つものじゃないしダンベルじゃない。
ましてや、ドアストッパーではもちろんない。

人生は一度きりで不可逆。
よめるやつからでいいんだ

そんな簡単な事がわからないなんて、、
そう。これは、体の無い羊の骨格を組み、肉付をしていくものがたり
「羊をめぐる冒険」なんだ。(←読んでない)


以上がこのサイトに登録した顚末である。


惨めな結果になるかもしれないが、私は未来の自分を信じたい。


2023年3月20日


追記
すでにペースが落ち始めていた最中
このサイトで、一日最低20ページを義務付けるだけで、
変わったという先達を見た。すばらしい。
私もそれを採用してみたいと思う。

ダメだ、、やはり私には、、。

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