小説すばる新人賞受賞から10年。物語はしたたかに進化する。
好きだけど、触れあうことはできない。そんな私は異端者なのだろうか。
応募締切は7月7日(月)正午です。皆様のご応募お待ちしています!
【プルーフ本とは?】
発売前の書籍PRに使うために、最終稿前の原稿を製本したものです。非売品のため、通常は関係者以外が手にすることはできません。
*書影の画像は仮のものです。書影・原稿は、プルーフ本と発売本が異なる可能性があります。
主人公の志川は、新卒で就職した不動産会社を辞め、現在、SMの女王様をデリバリーするお店の電話番をしている。友達には「そんな職業は辞めたら?」と眉をひそめられたが、女王様の中でも美織さんという最高に素敵な人に出会い、そこそこ幸せに暮らしていた。
ある日、あこがれの美織さんと初めてごはんを食べに行く約束をして舞い上がるものの、当日にドタキャン。
そのまま音信不通になってしまう。彼女の常連のお客さんなどにこっそり連絡を取り行方を探るうちに、どうも自分の知っている美織さんとは違う面ばかりが見えてきて……。
過去、志川が不動産会社を辞めた理由は、あこがれの男性社員・星先輩と付き合う寸前に、先輩が自分に求めている性的なことが一切無理だと気づいたからだった。好きだったのに。付き合えないと正直に言っただけで、志川は同僚に悪女扱いをされ、そのまま会社にもいづらくなり、退社することになってしまったのだ。
私はアセクシャルなのだろうか? 「ない」ことを証明するのは、悪魔の証明だ。
もしかしたら、まだ見ぬピンクのひつじに会えるかもしれないのに……。
なんでも性的なことや恋愛に結びつける世の中に馴染めない主人公の戸惑いを通じて、現代社会を描く問題作。
アセクシャルの自身に戸惑い、彷徨い、清爽と一歩を踏み出す――。
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