はじめまして。
好きな作家さんはだれと呼べるほどまだ一人の人の作品をじっくり読んでみたことがほとんどありません。
子供の頃から小説が好きで、学校の休み時間はいつも自分の席で眉村卓のSFをよく読んでいました。
お気に入りの本は、レモニー・スニケットの『世にも不幸なできごと』シリーズで、図書館で予約をして借りては部屋にこもって読みふけっていました。
始めからハッピーエンドが想像できるような心温まるストーリーよりも、どちらかというと結末が見えないような、一見救いのない話に惹かれます。
人間的に未熟な主人公には自分を投影しやすく、その人生がどう転んでいくかを一緒にハラハラします。どん底に突き落とされ、苦しくて続きを読みたくなくて涙がこらえられなくて、残り数ページにでも、「どうか・・」と祈るような気持ちをこめて。
それが報われないほど悲しい結末だとしても、心に深く切り込んでくるような思いが伝わってくると思うからです。
要約すると、とにかく暗い人間なので選ぶ作品も暗いものが多いです。
みなさんのレビューを読ませていただきながら、私も言葉で表現して共有できるようになれたらと思っています。
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