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緑虫
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破戒

破戒

島崎 藤村
★★★ 差別をする人の性格・容姿など個人の属性が悪く描かれがち、作品全体として…続きを読む
暴走族のエスノグラフィー―モードの叛乱と文化の呪縛

暴走族のエスノグラフィー―モードの叛乱と文化の呪縛

佐藤 郁哉
★★★☆ 暴走族を参与観察の上書かれたエスノグラフィー。チクセントミハイのフロ…続きを読む
親密な手紙 (岩波新書 新赤版 1993)

親密な手紙 (岩波新書 新赤版 1993)

大江 健三郎
★★★☆ 大江の最晩年(といっても亡くなる10年前くらい、「晩年様式集」が出た…続きを読む
ヤンキーと地元 (単行本)

ヤンキーと地元 (単行本)

打越 正行
★★★ 沖縄の暴走族と元暴走族、その周辺のエスノグラフィー。入り込み方が深くて…続きを読む
ひみつのしつもん (ちくま文庫 き-30-3)

ひみつのしつもん (ちくま文庫 き-30-3)

岸本 佐知子
★★★★ 岸本佐知子のエッセイに外れなし。独特のセンスオブワンダーが感じられ、…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/10/09(5306日経過)
記録初日
2008/07/03(5769日経過)
読んだ本
901冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
307400ページ(1日平均53ページ)
感想・レビュー
733件(投稿率81.4%)
本棚
57棚
性別
年齢
38歳
血液型
O型
職業
大学生
現住所
神奈川県
自己紹介

時間というのは、うしろ向きになにかから歩き去っていくようなものだと思う。たとえば、キスから。まず最初に、キスがある。そこから一歩下がると、視界にふたつの瞳が映り、もっと下がると、その瞳を含む囲む顔が見えてくる。顔はやがて体の一部になり、体はそれを囲む戸口におさまり、戸口はそのわきの木立のあいだにおさまる。戸口へとつづく径が長くなり、戸口は小さくなり、やがて木々が視界いっぱいに広がって、もう戸口は見えなくなり、それから径は森の中に消え、そして森は山々の中に消える。それでも、中央あたりのどこかにキスはまだある。時間というのはそんなものだ。(ジョン・クロウリー『エンジン・サマー』より)

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