#4月公開 漫画 ホムンクルス
1日1話📖無料で読めるとは有難いし懐かしい🤩映画も楽しみ。
ナイス ★37
不思議な話。これから先が楽しみ。
ナイス ★19
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#4月公開 エッセイ 僕が跳びはねる理由
著者が13歳の時、書き上げたこの本が、世界30言語(2016年時点で)に翻訳されていたとは驚き! 現代日本作家として村上春樹に次ぐ、”世界的ライター”だということを、もっと多くの人が知るべきだとも思った。自閉症の人が自らの体と心の”不思議”を、平易な言葉で綴った稀有な1冊。時には、哲学的で美しい表現に心を揺さぶられる。自閉症の人は、「原始の感覚を残したまま生まれてきた人間」だという。時に突飛に思われる、その行動にも意味がある。「普通」とは? 何なのか、考えさせられた。「僕らの世界は美しい」ホントそう思う。
ナイス ★429
著者の身の内に起こる様々な事柄をほとんど見開き2ページに亘って書かれています。しかし著者自身も理由としては解らず、いわゆる衝動があることがほぼ大半に亘って綴られているばかり。そしてそんな自分たちへの理解と同意を求めることが終始続きます。またあまりに多い「解ってください」の言葉は努力をしようとしている姿勢があまり感じられず、少々辟易しました。結局自閉症の家族を持つ者は気長に我慢を積み重ねるしかないのでしょうか。私自身、「困難は自分で努力して乗り越えるべき」という性格・信条故かなかなか理解ができませんでした。
ナイス ★240
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#4月公開 キャラ文芸小説 砕け散るところを見せてあげる
衝撃すぎてうまく言えない。何この着地点。流れるように書いてたらいつの間にかこんな結末、話が勝手に進んだかのような。最初いじめはあれども恋愛話でホンワカしてたら徐々にそんな平和感なくなって最後は、何が起こった?!という感じに。てんこ盛り過ぎ、何を言いたいのかも分からず辻斬りみたいな話だった。でも急展開過ぎ、一気読み。おもしろい。でも納得いかない。不思議すぎ。「俺は、誰かが友達になってくれることが当たり前ではないと知っている。誰かが俺を大事に思ってくれることも、全然当たり前のことなんかではないと知っている。」
ナイス ★368
★★★☆☆ 初読。いじめられていた下級生の女の子と、救おうとする男の子のお話し。主人公の正義感や行動力は少し衛宮君を思わせる。 UFOとかヒーローとかセリフに出てきて、何やらこそばゆいけど耐えながら読んでいくと(笑)、門限に厳しいらしいヒロインの父親とか、存在感のない祖母とか、いじめ以外の不穏なものが徐々に姿を現わす。 玻璃さんはもちろん良い子だけど、友人の田丸や尾崎姉妹も魅力的だ。もっと彼らとのエピソードを見たかった。終盤に大転換(?)が起きて「おぉっ?…おぉっ!」ってなる。えっ、誰?!
ナイス ★224
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#5月公開 漫画 藍に響け
和太鼓経験者は既に没交渉となっていますが私の知り合いに一人だけいました。一度だけ彼が余興に(割と本気で)風呂場の木桶で太鼓を演奏してくれたことがあり凄いなと感嘆したことがあります。私自身もわずかな時間神職を経験した時に少しだけ叩いたことはありますが…あれは和太鼓ではないよなぁ…神道結婚式のでの太鼓打ち…奏楽?余談ですがやっぱり神道結婚式で使う龍笛のほうも少し吹けますぜ大将。わらわは意外と何でもできるのようほーっほっほ。まぁ日常生活に全く役には立たないんですけどね。
ナイス ★7
[買]来週、和太鼓奏者の方が出演される舞台を観に行く予定なので、読んでみました。好きだなぁ、この作品♪感情は、音に出る。楽しい・嬉しい・悲しい…全ての感情が。マリアの過去が気になるけど、太鼓を叩いている時のマリアがとにかく可愛くて、楽しそうで、何だか泣けてきました。あんなにも夢中になれるものがあるって、素敵だな。あー私も太鼓、叩きたい!! 因みに、浅草 娯楽座の舞台です。楽しみだなぁ♪ヽ(´▽`)/
ナイス ★7
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#5月公開 小説 いのちの停車場
東京の大学病院で救急救命に長年携わってきた女性医師が、故郷で『在宅医療』に携わっていく様を見るこの作品。そこには、一人の医師としてリアルな医療の現場を見続ける南さんだからこそ描ける説得力のある『在宅医療』の最前線を見ることができました。医療の専門用語の数々が南さんならではの説得力で読書の障壁にならないこの作品。『在宅医療』の最後に何が待つのかを噛み締めることになるこの作品。「いのちの停車場」という絶妙な書名に南さんの深い思いを感じるこの作品。他人事でない、いのちの貴さを改めて認識されられもした絶品でした。
ナイス ★218
まもなく迎える80歳を前にして、いま元気でいられることへの感謝の気持ちと、残された人生への大きな勇気をもらいました。「ガンの子になっちゃってごめんね」と死の3日前、両親へ侘びる6歳の少女のひと言は、あまりにも辛すぎます。誰にでも、一生に一度は必ず訪れる〈死〉について、やみくもな恐怖心を取り去って、前向きに生きることへの大切さを考えさせてくれた、素敵な本でした。
ナイス ★143
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#5月公開 小説 明日の食卓
椰月さん4冊目。心安らぐ物語ばかりだったので、この作品もそのような雰囲気を期待していたのだが、1P目から裏切られた(^^; ユウという名前の9歳の少年がひどい虐待を受けている場面。そして、9歳の「ユウ」という3人の少年の母親たちが交互に語り手となって物語は進む。冒頭の虐待を受ける「ユウ」はこの中の誰なのか?それなりに幸せそうな家庭が壊れていく様はとてもつらい。彼女たちが家族に抱く不満・憎しみがとてもリアルだ。彼女たちの我慢が限界を超えた瞬間、私も子供に掴み掛る自分を見た思いがした。子供いないけど。
ナイス ★82
ものすごい共感とともに読み終えた。物語の中に、私が、夫が、息子がいた。日々の小さな苛立ちやため息を言葉にしてくれることで気持ちが整理されるし、自分を認められたようでホッとする。貧しいながらも、まっとうに生きようとする石橋親子には胸打たれるし、夫より稼ぎながら家事に子育てに夫の世話に懸命な留美子には自分を重ねる。そんな中、あすみは一番遠い所にいたけれど、世の中のありふれた家庭の一つなんだろう。それにしても、それぞれの夫の、父親としての有害さがリアルで悲しくなる。親として、夫婦共に成長したいものだ。★★★★☆
ナイス ★78
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#5月公開 100日間生きたワニ
死へのカウントダウンを知ってしまったらどうしよう。あれをしたいこれをしたいと足掻くのか。後悔をするのか。満足することはないのかもしれない。…直面すると耐えられないほど、人の命は想像以上に重い。人はなかなか死なないというけれど、全ての人は明日生きているかもわからない。…どんな人にだって居場所があり守る人がいる。どんな人にだって助け合い大切にしたい人がいる。答えのない死より、今生きていることを感じなければと思う。私という存在を私自身が感じて見つめて表現して、私を待つ人と支えあって生きていく。ワニさんのように。
ナイス ★170
1日を4コマで描くワニの100日。何気ない日常のひとコマばかり。ワニが可愛いしいいやつだった。ワニも来年も生きているのが当たり前と思いながら過ごすことも多かったろうに。私も当たり前に思っている部分がありましたが、死はいつ訪れるかわからなく、そしていつ訪れてもおかしくないんだなと実感しました。
ナイス ★129
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#6月公開 小説 Arc アーク
2013年度ヒューゴー賞短編部門を受賞した表題作を含む8つの短篇を収録。私のベストは断然、表題作の「もののあはれ」だ。訳者の古沢嘉通氏は巻末の「良い狩りを」を推しているが。これらの作品に通底するのは、いつしか失われてしまったセンティメンタリズムである。もちろん、ここで言うそれは否定的なニュアンスにおいてではなく、ある種の根源的な「哀しみ」である。他の作品にも共通するが、SFのスタイルをとってはいるが、これらの作品群の内包するテーマはむしろ古典的なものであり、その通時性が未来的な形をとったものに他ならない。
ナイス ★462
面白い訳だなと思っていたら原題もこのままローマ字で「もののあはれ」。折に触れ、目に見、耳に聞くものごとに触発されて生ずる、しみじみとした情趣や哀愁。この感覚 物語の中には芭蕉の句も登場する。ケンって日本人かと思ってしまった。チェスと碁。チェスには個性があってヒーローが存在するが碁はただの石だ。しかし もののあはれ この石 一つがヒーローであったりする。なかなか切ない。8編の短編集。不死の話であったり、量子の多重世界であったり、現代の妖怪の話であったり、表紙の狐が可愛い。「世界を救う準備はいいかい?」
ナイス ★85
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#6月公開 小説 いとみち
人見知りの高校一年生、相馬いとが意を決してメイドカフェ「津軽メイド珈琲店」でアルバイトを始める。動機はメイド服への憧れ。染み込んだ津軽弁と人見知りの為に苦闘しながらも、同僚やお客さんの助けもあり何とか成長するいと。予想外の事件で存続の危機にたつカフェを救うため、いとは祖母に習っていた津軽三味線を手にとる。まず設定が巧みだと思う。津軽弁に暖かい人々。素朴な高校生がメイドカフェでバイトし特技は津軽三味線。観光名所にもなりそうなカフェ。個人的には祖母がヴァン・ヘイレン好きな事もツボ。楽しい読書時間が持てた作品。
ナイス ★277
展開がなくて飽きてしまったけど、終わる頃に展開しておもしろくなってきたところで終了。続編見越してだろうけどもう少し1冊で広げて話を広げてほしかった。越谷さんはファンタジー要素が好きなので、やや全うすぎてそこも少し残念だった。雰囲気としてはラノベ調、青春もので良かったけどね。津軽弁がすごくて良かった!「苦しいし恥ずかしいが、自分の言葉に相手が喜んでくれるのはいやにうれしい。」「「(略)紳士協定だなんてはしゃいでいるけど、恥ずかしがり屋だからそんな悪ふざけみたいな形でしか『気にしてるよ』って言えないんだ。」」
ナイス ★239
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#8月公開 小説 キネマの神様
映画を題材にしたお話!これは面白い!!原田マハさんの今まで読んだ小説では自分の中ではNo.1かも… しかも終盤は一気に引き込まれ涙もでてしまった(T_T) しばらく映画見てないから久しぶりに映画館に行こうかな(笑) 有川浩さんの映画も放映近いしf(^_^) 再読する時は、大好きだった映画フォレスト・ガンプのサントラ盤をBGMに再読したいかな(o^_^o)
ナイス ★1252
時間と体験を共有するのが映画館。そこにはリアルな連帯感と臨場感がある。近年はDVDで観る人が多く古い映画館は次々に撤退。これでいいか?過度に「個」を求める現代は寂しくないか。40手前の歩はエリートだったが退職。父の借金に頭が痛い。そんな父がネットの映画評論で注目される。Rose Budの乱入で白熱。彼の正体は?歩が再就職した経営難の映画雑誌を救うか?ゴウたちの議論が羨ましかった。読メも見習うべきでは。どんなに遠くにいても、作品を通じて友人になれる。映画は小説と同じように人と人を繋ぐ。素直に読みたい。
ナイス ★1140
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#8月公開 小説 孤狼の血 LEVEL2
映画化もされるし広島に引っ越してきたし、という理由で読んでみた。大上役が役所広司というのはだいぶイメージが違うような…。話しの筋自体は割とシンプルで、ドンパチにドンパチを重ねて膨らましたようなところがあるものの、熱量が凄く、グイグイ読まされた感じ。エルロイを連想させる章冒頭の業務日報も、ただの雰囲気作りではなく、最後に意味を持ってくるというつくりがニクイ。ただ、それだけにもう少し陰謀小説的な側面も打ち出して欲しかった。ヤクザのやり口がまんまヤクザ。続編が連載中らしいが、どのような続き方をするのだろう。
ナイス ★959
これは恐れ入った。軽々にレビューを書くのがはばかられる、このような本は初めて読んだ。物凄く濃密な物語。読む者の心を捉えて離さない、強烈な魅力がある。先に読んだ【あしたの君へ】と同一作家の手によるものとはとても信じられない。こんな凄い物を読まされた日にはこの作家の本、追いかけずには居られない。兎に角これは、他の事を追いやってでも時間を作って、読むべき一冊だ。
ナイス ★553
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#8月公開 小説 鳩の撃退法
この物語は一体どこへ向かっているのか不思議でしょうがなかったのですが、何故かページを捲る手は止まりません。また、会話文以外はまるで紙代ケチったかのうように(笑)ページ内にギッシリと文字が詰まっていて、読みごたえがあります。上巻の残り1/5はほとんど官能小説ではないかと思いましたが(笑)、実はそれが結構重要っぽいのが驚きです(凄)。
ナイス ★198
直木賞作家・津田伸一はデリヘルの送迎ドライバーに…所持金も少なく、女の家を転々とする日々。偶然顔見知りになった一家3人の失踪と、古本屋店主「房州」老人から受け継いだ謎の大金。双方に裏社会の人物の影が…巻き込まれたのか?自ら進んでの行為か?事件を小説にしようとする津田だが…カギを握りそうな人達が沢山いる。どういう結末に向かうか楽しみ。下巻へ。
ナイス ★130
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#夏 公開 漫画 さよなら私のクラマー
Kindleで無料だったので読んでみました。とはいえ「さよならフットボール」は数年前に読了済。こちらは恩田希が高校に進学して女子サッカー部での活躍を描いてます。ギャグテイスト多めですが、試合のシーンはサッカーファンも納得のハイセンスクオリティ。漫画家さんの知識と愛をひしひしと感じます。男子よりレベルが落ちる女子サッカーは嫌だとぐずる恩田を、中学時代の監督·鮫島が諭す回想シーン。鮫島の台詞がいいですね。「もう一度女子サッカーを世界一にしてこい」·······し、しびれたぁ!!(笑) 2巻目以降も読みます!
ナイス ★68
いきなり試合で始まるし、また、その試合が面白い。ガチャガチャした感じがうるさいかなと思ったけれど、それでもページをめくりたくなる展開だった。
ナイス ★56
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#夏 公開 漫画 子供はわかってあげない
重いテーマに何とも不思議なテイストを加味。何か浮世離れした読後感があります。個人的には珍しいタイプの作品を読みました。恐らく何度か読み返すとユルい空気やギャグがはまるのだろう。下巻に突入。
ナイス ★83
マンガ大賞2015 2位の作品です。ゆる~く、ほんわかした感じの絵が好みだし、さり気なく入ってくるギャグがツボにはまります。内容としては一夏のある事件を通して、少女と少年が一つ成長していくという感じです。作者さんはこれがデビュー作品とのことなので、早く違う漫画も読んでみたいです。
ナイス ★78
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