例えばp.327「アイダホ州の短大の助教授でさえ怒り出しそうな、薄汚れた物置(という表現)」とある。ここでなぜアイダホ州?と思う必要はない。「とにかく」薄汚れているのだということだ。こうした表現は二度と使われない。日本人が短歌・俳句を思いつくと書き記すように、彼らもこんな文句を思いついたらメモして仲間内で発表したりしているのだろうか。「そりゃ上出来だ」と膝を叩いて笑っている姿を想像しつつ下巻へ。
ミステリが大半。
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