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2024年3月の読書メーターまとめ

のん
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感想・レビュー
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1328ナイス

2024年3月に読んだ本
19

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • 白ねこ師匠
  • のんちゃん雲に乗る
  • miyaaomyam

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

のん
ネタバレポッドキャストの『ツキのない話』に寄り添いながら生きている彼ら。会うこともなくひとを助けていることあるかもね。知らないところで誰かの支えになっているって、月みたいに。大人には何でもないかもしれない日々の若い人たちの悩みを月と寄り添い見守りました。看護師だった女性が退職をして内省するシーンが好きです。「リセット」という言葉が胸にしみる。新たなスタートに希望があります。地方から上京したばかりで不安だったり、親とうまくいかない、夢を叶えたいけどままならないとか、ちょっと迷える子羊たちにおすすめできる優しいお話。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

のん

私のお気に入りのみなさんへ、 ポカポカ陽気の東京です。 本日、大安吉日の良き日に、私事で恐縮ですが、みなさまには長いことお世話になりましたし、お別れのご挨拶をさせてください。 心がすっかり殺され、読書メーターを続けるのが嫌になった。でも、おとなしく消えるなんて資本主義社会で狡く生きる者に負けた感がして理不尽。でも、私にはそれに対抗するだけの知識を持ち合わせていないので消えることしかできないんですよね。

のん
2024/04/06 21:55

ミエルさん、ようこさん、宵待草さん、ミカママ、どぶねずみさん、レモングラスさん、嬉しいコメントありがとうございます。

どぶねずみ
2024/04/06 23:42

いつでも待っているよo(*・ω・)ノ

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2024年3月の感想・レビュー一覧
17

のん
ネタバレ第九代徳川将軍・家重と、家重を支えた大岡忠光を描いた時代小説。家重は生まれ持った病で体が不自由であり、言葉を発することが難しかった。まいまいつぶろ(かたつむり)と疎まれていたが、唯一、家重を理解できたのが忠光でした。大岡忠光の優しさと生き方に心があたたまる実に良いお話。
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のん
ネタバレ影響力のある立場になると危機管理上、訂正しない人間にならざるをえないのかもしれない。政治家だけではなく日本人全体に足りない"訂正する力"という盛り沢山なお話。相手の話を聞き、意見を変える力がない。訂正することができないので聞くこともできない。最初に言った事が間違ったと言えない。言えば徹底的に攻撃されるから?警戒するし結果的に放置という幼稚な対応。一方でヨーロッパの人々の訂正する力の強さに舌を巻く。興味は尽きないのですが、文系と理系の話題が難しかった。私にはそのような概念を持ち合わせていないからなのでしょう
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のん
ネタバレ当初は経済界から評価されたらしい。2%の物価上昇目標達成の大規模の金融緩和を続けた日本銀行や政府、与党などの動きを、政治、経済に非常に詳しい、ベテランジャーナリストの西野氏が丁寧な取材により、事実を明らかにする。目標達成が見えず黒田氏の苦悩が綴られる。黒田氏を見る著者の目は厳しく後任の総裁についても生々しく描かれる。読んでいて思わず面白いと思ってしまうほど興味深く、読み応えがありました。
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のん
ネタバレ本屋さんで、とても売れていると聞きました。ラテン語はイタリア半島中西部の、一都市の言語として産声を上げ、古代ローマの勢力拡大に伴って通用する地域を広げた。フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ルーマニア語などの元になっているし日本語にも、英語の語彙にも影響を及ぼす。そして、世界史、政治、科学、現代、日本の6つのテーマでラテン語の関わりを解説されている。企業名や、身近なところでも実に多くのラテン語由来の言葉を使用していたことを知り面白いと思いました。古代ローマの魅力と影響力の強さを感じます。
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のん
ネタバレ『夕暮れに..』奈倉有里×『同志少女...』逢坂冬馬。言わずと知れたキョーダイの真情あふれる実に面白い対談本。小さい頃のこと、いまの社会、戦争のこと。ふたりの情報の種類は違うけれど、何処かで同じ問題意識を持っておられる。じぶんのしていることは、なんにつながるのか。よく考え、無力感にさいなまれることがあったとしても文学を忘れません。社会のなかには、できあがった暗黙の了解が心にのしかかることがある。いま言えないことがあったとしても、本の力を借りてたどり着けるものがあったりする。また、おふたりの作品を読みたい。
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のん
ネタバレ頭のやわらかい人、柔軟な思考力を持った人というのは、往々にして見た目、やる事が変人だったりする。他人と違うことをしている。同じと違うということの対比。出る杭は打たれるが、それに対抗するには、確固たる哲学が必要。頑固な変人と思われている人の方が自分の考えを持っているようだ。単に他人と同じことをするより、柔軟な発想ができるのかも。一律という言葉より、常に違うことをやる意識を持つことで自分の頭を使って考えることの練習になる。最後のポイント自由について。良い結果が出る反面、悪い結果も出る。自由は必ず責任が伴う。
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のん
ネタバレポッドキャストの『ツキのない話』に寄り添いながら生きている彼ら。会うこともなくひとを助けていることあるかもね。知らないところで誰かの支えになっているって、月みたいに。大人には何でもないかもしれない日々の若い人たちの悩みを月と寄り添い見守りました。看護師だった女性が退職をして内省するシーンが好きです。「リセット」という言葉が胸にしみる。新たなスタートに希望があります。地方から上京したばかりで不安だったり、親とうまくいかない、夢を叶えたいけどままならないとか、ちょっと迷える子羊たちにおすすめできる優しいお話。
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のん
ネタバレ男がいる時のほうが、いない時より不幸になる確率が高い。ひとり暮らしで夫も彼氏もいない女の人は、人から見たら寂しい人生に見えるかもしれない。でも、自分の生活は自分で決められます。独り身は、ローリスク、ローリターン。一方で、男でしか得られない爆発的な幸福感はある。夫と彼がいる人は、かけがえのない幸福感を得られる半面、男がもたらす不幸も、一緒に引き受けることになる。ハイリスク、ハイリターン。ほんと、株みたい。私たちは、つきあってるとか不倫じゃない、ワザがあるし別格とか思ってる方におすすめ。先生に叱られてください
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のん
ネタバレ"自分だけは特別だと信じる馬鹿な女にいつしか私はなっていた。" 馬鹿になるほど、というセリフに痺れた。まだ二十歳なんだし、もどかしいものがあります。反抗するも落とされてゆく初々しさに想いを重ねて心が揺さぶられる。好きになった男は写真家。笑うと黄ばんだ歯が見える父親より歳上。若い娘に嫌って思っちゃって、まさか?まさか?え?となり、軽い抵抗があったものの、著者の恋の終わらせ方が見事。別れは切ない。でも、いつか素敵な恋をしたと思えるものを男は遺した。"神様の暇つぶし" ひさしぶりに心が洗われる物語を読めて嬉しい
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のん
ネタバレ『築地魚河岸ブルース』入り口が素敵。写真家の沼田さんが、かつての築地市場で働く人々を撮影した写真集。写されていたのは魚ではない。帯のひと言がそのものです。「特上のオヤジ市場!」ほんとソレです。年を重ねれば重ねるほど、お手入れ無しの「そのまま」では大概マズいことになるけれど、ここに写し出された男たちのありのままの姿は魅力的。顔に刻まれた深い皺、赤黒い肌、鋭い目からは築地で働く男のプライドが伝わる。力仕事で鍛えられた体、内面から滲み出る色気があり過ぎる。男の中の男、ちょっと言い過ぎてしまう。2017年出版本。
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のん
ネタバレカレーライスに纏わるエッセー。片岡さんの尽きないカレーライスのネタにひたすら感心しなが読みました。カレーライスと拮抗するテーマとして、「僕には餃子ライスしか持ち合わせがなかった」だからカレーライスに続いて後半は "餃子ライス" 。カレーライスを食べたいと思ったし、下北沢にもひさしぶりに行きたくなった。京都もいい。そうだ、帰りに神保町のカレーを食べに行こう。なのに読み終えたら後半戦に感化されて餃子ライスを食べてしまう。という気持ちの変わりよう。良い感じに片岡さんの雰囲気に流されて気分転換になる。
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のん
ネタバレ大きく変貌を遂げつつある国際情勢の中、外事警察は、我が国の存立及び国益を護るための任務を密かに遂行し続けている。著者は、インテリジェンスに携わり平成の裏面史を形成してきた。外事警察の有り様を、現場を知る者として、信憑性が高い。様々な任務を帯び、目の当たりにした情景が沁みた。ラタンー人の温もりを残す学生向け安宿、防弾仕様のSUVで疾走した早春のベガーヴァレー、ベイルートー月夜に浮かぶ漆黒の廃墟、高麗ホテルー夜明け前、群青の平壌市街、南山が睥睨する厳寒のソウル、灼熱のバンコクー極彩色の大渋滞、などなど...
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のん
ネタバレ"バカかもしれない"と常々思って生きてきたひとにオススメ。人気サイエンス作家が、バカをこじらせないための思考法をやさしく伝授。集中力に欠けるなら目標を持つのが良いようだ。人生に目標を持たずに生きてきて、ようやく目標を持つのが面白くなってきた。それと拘りがあること。それに向かって集中しなくてはならない。運動するなら大会へ。舞いなら舞台へ。語学は検定を。仕事しながらなので大儀な日もあるけれど全てを達成させたい。今年はひとつクリアした。今またひとつ。これが終わったら、また次へ。こうして私も2024年は挑戦の年。
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のん
ネタバレ著者のエッセイ、評論、インタビューをまとめられたもの。静かな笑いが起きました。一番ツボってしまったのは、父親について語るエピソード。「だんだん赤ちゃけてゆく父親」「だんだん影が薄くなる父親」「エグザイルに似てゆくお父さん」には大概、違和感でしかない(?)。でも、「父親がどんどん左とん平に似てゆく」それは微笑ましくて好きです。"どんどん似てゆく" この進行形に平和な未来を感じられるというものです。表題作「きょうはそういう感じじゃない」は、確かに「...って感じじゃない」言っちゃう。良い意味で力が抜ける一冊。
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のん
ネタバレ文学が花開いた平安時代。紫式部とも交流があった歌人『栄花物語』の作者と言われる赤染衛門が主人公でした。冒頭、56歳で夫を亡くし、気だるい感じの初老赤染衛門を登場させて、なんだか冴えないなぁと不安になりました。が、三条天皇の中宮姸子の女房として再び宮仕えをすることに。藤原道長と三条天皇をめぐる宮中の模様を見事に描かれている。華やかに見える一方で、嫉妬や陰謀、傷つき涙を流す人々。貴族たちの喜びと悲しみ、色々なことが染み入る良い物語でした。しっぽりと、流るる月を愛ながら登場人物たちを偲びます。
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のん
ネタバレ戦争や事件が、いきなり起こるものではないように、政治テロも同じ。はじめは見えなかったものも突きつめれば必ず見えてくる。政治家、富裕層が狙われ、殺害されてしまうこと、昔も今も。政治テロというのは続いて起こる特徴がある。起こしてしまった弾みが正しければ何をしても許されるものではないのに、国民の中には、それを正義の行動と持ち上げる雰囲気を醸し出すことが本当に異様。未来ある普通の若者によるテロが増えるのではないか、著者は危惧する。安倍元首相殺害事件、岸田首相襲撃事件と続いたとき、著者と同じ様な恐怖を抱いた。
が「ナイス!」と言っています。
のん
ネタバレ過日に、元総長・溝下秀男が描いた極道の世界を読了。情が深くユーモアに溢れ笑えました。が、本書は違う。工藤會はなぜ、かくも、暴走するにいたったのか。命の危険を感じてくるほど、笑えず震えながら読んじゃった。「カナラズヤル」と脅迫文が送られたら最後。必ず実行の工藤會。他の暴力団と同じマル暴対策じゃダメ絶対。テロ集団と化した、特定危険指定暴力団・工藤會組員を、法と証拠にもとづく刑事手続きにより逮捕、有罪にするのがいかに難しいことか。市民や企業を守るため刑事や検事は心血を注ぎひとまず頂上作戦は成功に見えた。が、
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/09/01(1690日経過)
記録初日
2019/09/01(1690日経過)
読んだ本
1068冊(1日平均0.63冊)
読んだページ
285541ページ(1日平均168ページ)
感想・レビュー
848件(投稿率79.4%)
本棚
78棚
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