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2024年9月の読書メーターまとめ

佐島楓
読んだ本
27
読んだページ
7907ページ
感想・レビュー
27
ナイス
1893ナイス

2024年9月に読んだ本
27

2024年9月のお気に入り登録
4

  • くるみ
  • 杜のカラス
  • isayhmky1
  • 1959のコールマン

2024年9月のお気に入られ登録
4

  • 杜のカラス
  • isayhmky1
  • 1959のコールマン
  • あまみや

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

佐島楓
ネタバレ主人公がとてもまっとうな青年で、まっとうな発想でまっとうに生きていこうともがいていて、逆に現代におけるその困難さを思い知らされる。誰しもがまっすぐまじめに生きられるわけではないし、多かれ少なかれねじ曲がったひとのほうが大多数だろう。ただ、まっとうなひとの近くにはまっとうなひとが集まってくる。それは運かもしれない。けれど同じにおいのするひとにひとは惹かれるのだろう。かれのまえにはこれからも困難は訪れる。着実に、そして幸多く生きていってほしいと願うばかりだ。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

佐島楓

いつもありがとうございます。台風と猛暑に翻弄された8月でした。どうぞ皆さまご自愛ください。うちで一番元気なのは白文鳥のチョピさん。換羽期が終わったと思ったら発情期に入り、ひとりでダンス(止まり木の上でのジャンプ)を繰り返しています。かわいい。 2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:24冊 読んだページ数:7768ページ ナイス数:1834ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/105222/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
27

佐島楓
ネタバレ刊行順の都合があるのはわかるけれど、これから3巻まで1か月以上空いてしまうのか……。なかなか焦らしてくれる。香君が想像していたような悪人ではなくてよかったし、想像していた方向性とも違った物語だったけれど、この先2巻でほんとうに終われるのだろうかと思ってしまうほど問題が多い。楽しみに待つか、単行本を買うか……。
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佐島楓
ネタバレページを開いた瞬間から物語につかまれる感じが久々。4巻までそろえてから読もうと思っていたけれど待てなかった。2巻へ。
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佐島楓
ネタバレあんまり朝ごはんはしっかり食べない、というか食べられない派なのだが、温かいものを少し摂るだけでからだが活動してくる感じは感覚的に知っているので、これから冬にかけてスープくらいは作ろうかなという気になった。物語も押しつけがましくなくカフェでの朝食によって自分を取り戻していくひとたちの日常が描かれている。ちょっとサービス過剰で経営は大丈夫だろうか、と思わないでもないが。今後はあさひさんが何者なのかにスポットが当たるのかな。
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佐島楓
ネタバレほんとうはCDではなくテキスト版。何度検索しても出てこないのでこちらに登録。動詞ing形とto不定詞に接続する表現がメイン。もうこういう区別はロジカルに理解するというよりもフィーリングでぱっと出てこないといけないだろう。自信のない分野であったため復習は助かるが、どこまで自分のものになっているかというと……?
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佐島楓
ネタバレ手紙は距離と文字をつづり受け取るまでの時間というクッションがあるから余計心に残る。よくわかっていらっしゃるうえでの演出、ばっちり泣かされてしまいました。こういう何かイベントがないと手紙を書かないという習慣はよろしくないなと自覚したので、筆まめで美文字になる方法を模索しようかな。せっかく万年筆好きだというのに。
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佐島楓
ネタバレ気になっていたアンソロジー。読みながら、最近とくに夜半に目覚めたりしてものをガツガツ食べてないなぁと思い出す。ストレスとの付き合いかたを覚えたのかな。「罪悪感」というワードもわかるよわかる。一定年齢がすぎると着実に体重が増えます。改めてこんにちはの作家さん、初めましての作家さん、どちらもよかった。けれどみんなやっぱりほろ苦いのね。難しいなご褒美って。
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佐島楓
ネタバレ独り暮らしをして、自分で自分の食べるものをすべてまかなうようになってから、初めて親のありがたさに気づく。主人公の渚もそんなひとのひとり。ゆで卵さえまともに作れず、ただ台所のまえで呆然とするだけ。実家に帰れば母が完璧な料理を作ってくれるため、ついつい甘えてしまうが……。自炊することで遅れてきた反抗期に突入する渚。お母さんがいかにも毒親のように書かれているけれど、彼女も彼女なりの愛情があってこそ。娘をいつまでもかわいがっていたいし、自立していくのが寂しくもある。母子両者の気持ちがわかる作品だった。
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佐島楓
ネタバレ久しぶりのパ・マル。人間の先入観に「こんな見方もあるんだよ」と諭してくれる三舟シェフ。ミステリ色は薄く感じましたが、こんな寛容な職場だったら働いてみたいな。その一方で、これほどお客さんを観察されていたらやりにくいとも感じてしまいます。人によるのでしょうし、ホスピタリティに反映させるのですからいいのですけれども。
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佐島楓
ネタバレシリーズ完結。同僚やお客様への愛情、好きな人へのぬくもり、そしてお料理への情熱でできた物語だった。きっとこれからも、猫番館は守られて続いていく。次世代のお話も、読んでみたいと思ってしまう。
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佐島楓
ネタバレ前作と同じ作家陣。新たな気持ちで読むことができた。男性のひとりぐらしも混じるようになり、感想を読んでくださったとは思わないが書いてよかった。結婚はしてもしなくても、どうせ人間最後は独り。ただ加齢で失われていくものは確実にある。体力も気力も読解力も。最後まで残るものはなんだろう。いろいろと考えざるをえない。
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佐島楓
ネタバレ他人のしあわせは比較対象にできるものではないと諫められているようで、ドキッとした。個々人それぞれの暮らし、思い、それらが積み重なっていまがあるのだと。ときどきそれを忘れて自分の痛み苦しみに埋没してしまうことがあるけれど、それも人間。難しいなと思いつつ、人間でよかったと心から思える日が来るならば、それを待ちたい。同じ著者の『ひと』と併せて読むのもいいが、別のひとの物語なので、好みに任せるのが一番かもしれない。
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佐島楓
ネタバレ帯から、夏のカレーをテーマとしたアンソロジーなのかと思っていたら、全然違ってバラバラだった。習慣として解説から読み始めたら、内容に引っ張られて、多分に先入観が大きな読み方となってしまった。その二点が残念だったが、どの作家も実績のあるかたがたなので、ご自身の特性を発揮した短編作品ばかりであった。おもしろいかどうかは、お読みになるかたがたに委ねます。
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佐島楓
ネタバレこの本のいいところは、東京以外にある書店を積極的に紹介しているところ。地方に住んでいるかたには不便だろうなと思う書店紹介本が多かったので(旅する楽しみはあるかもしれないが)、こういうふうに各地の書店を紹介してくださるのはありがたい。それだけ津々浦々まで個人で書店を経営したいと思ってくださるかたが増えた証かな。薄利小売で大変な商売だが、場としての大切さをおっしゃっている書店主さんが多く、なんとか続けていっていただきたい。わたしももっと積極的に動きたい。
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佐島楓
ネタバレこのレーベルの作品としては、対象年齢が高め。酸いも甘いも噛みしめてきた、大人の女性が主人公。文具店とあるが、アイテムの話題がメインではなく、あくまでも主人公とかのじょをめぐる人間関係がメイン。地に足のついた感じがとてもよく、しっかりと読めた。あとをひくような気がかりなことが多すぎるので、続編を希望します。
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佐島楓
ネタバレ主人公がとてもまっとうな青年で、まっとうな発想でまっとうに生きていこうともがいていて、逆に現代におけるその困難さを思い知らされる。誰しもがまっすぐまじめに生きられるわけではないし、多かれ少なかれねじ曲がったひとのほうが大多数だろう。ただ、まっとうなひとの近くにはまっとうなひとが集まってくる。それは運かもしれない。けれど同じにおいのするひとにひとは惹かれるのだろう。かれのまえにはこれからも困難は訪れる。着実に、そして幸多く生きていってほしいと願うばかりだ。
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佐島楓
ネタバレデパートの大食堂が舞台。わたしの世代でも懐かしい(そごう有楽町店でおごってもらったなあ)。メニューもオムライスやクリームソーダなどのベタベタなもので、お店で出してもらえるから美味しいのよねなどとしばし思い出に浸った。ちょっとコンプラ的にそれはどうなの? と疑問に思うところがしばしばあったが、それも小説の味になっている。ナポリタンってそうやって作っていたんだというところが一番の衝撃でした。この手のお仕事&飯テロ系小説としてはかなりおもしろかったです。
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佐島楓
ネタバレ書店で購入。特集「国会図書館で調べものを」とあったので、買わないという選択肢はなくなってしまった。といっても、学生時代に一回団体で見学に行っただけという体たらくである。本気で調べものをしようとすると絶対に外せない施設であることはわかっているのだが、閉架式ゆえの煩雑さがあり、足が向かない。本書の特集では、利用の仕方が細かく書いてあるが、ネットでアクセスしやすくなったとはいえやはり煩雑なのだった。ピンポイントで調査したいテーマがあるとき、正確性が必須なときには行かないといけない(義務)知の集積所である。
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佐島楓
ネタバレ話題になっていたし、純粋に知的好奇心を満たしたくて読んでみた。最初はその予想以上の汎用性の広さに驚いていたが、ひたすら並べ立てられる単語の応酬にだんだん読むのがつらくなってきた。章ごとに分類はなされているが、正直もっと法則を整理して説明したほうがわかりやすくなったのではないだろうか。教科書的にならないよう模索したのかもしれないけれど、そのうえでもっと読者に興味を持たせるように書くことは可能であろう。
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佐島楓
ネタバレなんだか危ない橋を自ら進んで渡るひとが多いなあという印象を受けた。ほかにもっと賢いやりかたがあるだろうに。人間が理屈通りに行動しない・できないのは承知しているのだが。湯川もそのひとに似てしまったから、そういう性格に育ったといえば得心がいくかな。あまり本作はがつんと来るものがなく、人生についてもやもやと考え込んでしまうタイプのミステリだった。
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佐島楓
ネタバレ主人公のみのりに自分を重ねて読んでいたので、途中から冷静でいられなくなり、涙が出てきて読めなくなってしまった。みのりはわたしだ。でももっとずっと勇気がある。人生に対しての態度が間違っていない。わたしもそうありたい。また別のタイミングで再読したいと思う。角田さんのファンでよかった。
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佐島楓
ネタバレ万年筆をメインテーマに据えたライト文芸は珍しいので、以前から気になっていた作品。文庫になったのを機に購入。就活生の砂羽が悩みながら「万年筆よろず相談 メディコ・ペンナ」に出会い、店主の透馬のもとで働き始める。万年筆やインクを愛用しているものにはなじみのあるメーカーの名前がたくさん登場してうれしくなった。さりげなく万年筆の使い方についての知識が得られるのもいい。あんまりすらっとうまくいかない砂羽の生き方も。お店のその後が気になるので、続編の予定があるといいな。
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佐島楓
ネタバレわたしのなかでもショートケーキは「Theケーキ」といった特別感がある好物で、このケーキが美味しい洋菓子屋さんはほかのものも美味しいとだいたい判別できる。「灯台のようなお話を書きたいと思う」と文庫版あとがきでおっしゃる坂木さん。ケーキも、人生に必須のものではないが、あると心とからだに灯がともる。これからも、小説を読んでいこう。
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佐島楓
ネタバレ導入部がとてもおもしろく、読み進めているうちに転生のメリットがわからないなーとハテナマークが激しく脳内に点灯してきたのでちょっと手を止めて考えた。そもそも島田先生はパロディストを名乗っていらっしゃり、これもその作品群のひとつ。転生ものライトノベルのパロディーなのだった。それにとどまらない発想が突き抜けていてかなりびっくりしながら読んだけど、いつもどおり先生の自己主張が強すぎて小説としてはどうなのかな。こちらもちゃんと購入させていただいて律儀に読んではいますが。
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佐島楓
ネタバレ高校生規格外カップルの物語、ついにフィナーレ。未羽ちゃんのジレンマが「あー、あの年頃はそうよねー」と納得してしまうものだった。ちゃんと自分で落としどころを見つけられてえらいぞ。しかし高校生って世界がシンプルにできていたんだなあ。人生経験が薄いぶん、ひとつひとつの比重が重くなってしまうのだが。こういうふうに考えてしまうのも、自分の年齢のせいだな……。
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佐島楓
ネタバレ宇喜多直家というひとを名前しか知らなかったが、本作を読んで身近な存在になった気がした。武士の子でありながら、商人の生き方に惹かれるという規格外の存在。彼がもし現在に生きていたら、このような生き方は選ばなかったのではないだろうか。歴史にifはないし、彼の心情までが史実だとは思えないが、そんなことを考えてしまう。彼を取り巻く女性たちがいずれも当時の女性に求められなかった能力を有していることも、そうだろうな、それでいい、そうであってほしい、と思う。
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佐島楓
ネタバレ時代小説でも、目の前に明瞭な世界が開けていくような感覚が気持ちよい。詳しい感想は下巻で。
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佐島楓
ネタバレ遠くの大型書店に足を運んだ際、気になっていたテーマだったので購入。ブルーバックスでも易しくはなく、丁寧に読み解いていかないと理解できない印象を受けた。スケールが大きい話のため、フィードバックが難しいというか。ただもう近年の災害を見ていると、無知でいられないのも事実。何度か読み返す前提なので、ゆっくりやっていこう。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/23(4964日経過)
記録初日
2011/04/24(4963日経過)
読んだ本
9337冊(1日平均1.88冊)
読んだページ
2588798ページ(1日平均521ページ)
感想・レビュー
9328件(投稿率99.9%)
本棚
176棚
性別
血液型
B型
職業
クリエイター系
現住所
東京都
URL/ブログ
https://note.com/bunchosan
自己紹介

小説を書いておりました。いまはいろいろと模索中。
好きな本は日本近現代文学、国内ミステリ、本に関する本、食文化についての本、(食べ物系の)ライトノベル、
歴史、哲学、医学、心理学、生物学、社会学などジャンル問わず読みます。
最近はケアという領域とコミュニティーという概念に興味あり。
みなさんの投稿が大きな助けになっています。
一応図書館司書資格持ち。個人的にはとても役立っています。

本のほかは、アニメ、ゲーム(RPG、ビジュアルノベル)フィギュアなどの立体物、映画、
スキンケア、ヘアケア、服を見ることが好き。
文房具好きは大昔から。万年筆インクとノートを集めています。
マイブームはゲームセンターCX。DVD収集中。
きちっとゲームをクリアしたい。途中で止まってしまうことが多い……。

佐島楓名義でnoteはじめました。
https://note.com/bunchosan
更新が止まっていますが、充電中。

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最後までお読みくださってどうもありがとうございました。

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