「ワトソンなくしてホームズなし！」これはワトソンが主役の物語。　スランプ中のホームズは引きこもり、宿敵・モリアーティとは＜スランプ仲間＞として意気投合。なんとか復帰させようとするのだけど、途中から笑えない摩訶不思議な展開に。モリミーワールド全開、最後は煙に巻く。楽しい読書時間。

三度の飯より解剖！解剖！解剖大好き！な、光崎教授率いる愉快な仲間たち。今回も死体は語る。引きこもりを抱える家族、もっと早い段階で何とかならなかったんだろうか？プロローグとの繋がりも予想通り。

久々の長編で読みごたえがあり。　まったく別人の作品のように思えるが、ぞくりとする最後なんかは既読作品と同じにおいがする。　薄氷の上を走るような危うい計画、氷はいつか割れてしまうのに。二転三転、謙介は仰天、茫然、愕然、唖然としていたが（笑）、大体予想できるからさほどの驚きはない。

こっわ～～～！怖すぎ。　孤島に集められたミスコンのファイナリストの女たちが、次々と殺されていく！誰が？なんのために？？　無事に生き残り救われた女の＜言い分＞が幕間に出てくる構成がいい。　驚きの女たちの共通点！！戦慄の結末！！！

「ゆうずど」という呪いの本。　１行でも読んだら＜アレ＞がやってきて殺されてしまう！　怖い！　本に挟まった黒い栞の位置が進んでいる。　最終章の主人公の名前が私の名前に！！！　ああ！！たくさんのカミが、カミが！！！きゃあ～～～！！！

カメの銅像が動く！？さすがにこのトリックはわかったけど、これを謎だとする天馬たちがこどもらしくていい。＜犯人＞の＜犯行動機＞がさらに素敵ｖｖ挿絵にヒントがあるよ。お転婆さんの美鈴ちゃんも、虫は苦手なんだね。そこがまた可愛らしい。

＜ＡＩ裁判官＞。とうとうＡＩが人を裁く時代に。人の運命をデジタルに判断することの不安と脅威。＜法神＞は薄気味悪かった。人が人を裁くのもどうかと思うけど、やっぱり血の通った裁判がいい。

「ワトソンなくしてホームズなし！」これはワトソンが主役の物語。　スランプ中のホームズは引きこもり、宿敵・モリアーティとは＜スランプ仲間＞として意気投合。なんとか復帰させようとするのだけど、途中から笑えない摩訶不思議な展開に。モリミーワールド全開、最後は煙に巻く。楽しい読書時間。

タイトルに騙される（笑）。おいしいバイトにつられて奇岩館にやってきた佐藤。そこでは推理ゲームが行われていたが、自分が実際に＜殺される＞役なのがわかって大ピンチ！ゲームを運営している側の事情も書かれているのがおもしろい。犯人役が死んでしまい、筋書きが破綻。ハチャメチャ、すったもんだで笑える。生還できるのできないの？最後も笑ってしまう結末に(笑）。続きがでるならまた読んでみたい。「カメラをとめるな」を思い出したわ。

館四重奏シリーズ３作目。高校生だった葛城たちが大学生になっている。荒土館で起こる連続殺人。壮大なトリック。だけど犯人がわかりやすくて残念。もし、あの土砂崩れがなかったらどういう展開になってたんだろうか？落日館の話も出てきて＜紅蓮館の殺人＞の続編のようだった。結構なボリュームだけどあっという間。

作者の＜自邸＞が舞台。こんなバイオハザードの洋館みたいな家を建ててしまうなんて、儲かってますなぁ！！！　ネットの館内の映像を見ながら読み進めていくとさらに楽しめる。ワクワクの読書で大変面白かった！！最後の１行では作者のウインク♪がありそうで笑ってしまった( ´艸｀)　遊び心がいい。　すごい洋館だけど、私はちょっと住めないな。怖くて眠れない。トイレにも行けない( ´艸｀)