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2025年6月の読書メーターまとめ

tamami
読んだ本
5
読んだページ
1322ページ
感想・レビュー
5
ナイス
682ナイス

2025年6月に読んだ本
5

2025年6月のお気に入られ登録
4

  • 良さん
  • 木漏れ日
  • おいしい西瓜
  • 山口透析鉄

2025年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tamami
「ほっこり温かい。」「ゆっくり、ゆっくり、癒やされよう。」という帯の文句に誘われて手にした本書は百三刷り。多くの読者に迎えられた本書だけど、正直自分はこの物語のような状況で、なぜ主人公が不登校から回復していったのかよく分からなかった。おばあちゃんとの生活は、自然の日差しの中で営まれたごく普通の生活だったように思うから。それだけ現代の子ども達は、自然と乖離した生活を過ごさざるを得ない、と言うことかもしれない。主人公とは二世代以上も年かさの自分にとっては、その心情の奥底に迫るのは難しいことなのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2025年6月の感想・レビュー一覧
5

tamami
偶々訪れた隣の市の図書館で手に取り、本に関する本というテーマに合致していたので、書店で購入。多分大方の読書体験とは真逆なコースかも知れないが、本書の最後で言われる「モノとしての本の魅力」に取り憑かれている身としては、よくある話。ただし本書がそれ程魅力的であるかどうかは別。前半でグーテンベルクに始まる西洋印刷術の歴史と、人類社会への影響を大掴みに記し、後半では2003年当時の精興社印刷工場と牧製本工場を取材し、その詳しいルポという形をとる。印刷、製本と言った本作りの現場においても、日進月歩の技術革新の波が押
tamami
2025/06/19 23:07

し寄せ、ここ数十年の間にも技術的な面で大きな変革を迫られ、大変な努力の末にそれを乗り越え、現代の華やかな出版文化を担っていることがよく分かる。子供の頃から手にしてきた本と現在の本は、一見それ程違いがあるようには見えないけれども、そう見えないところにこそ、技術革新の意味があるのだろう。ただし、活版から写植デジタル化の現代まで、専門的な用語や内容が列挙されていて、ジュニア新書と銘打つ限りは、もっと精選し大掴みでも良かったのではないか。本作りの現場の声が、多くの図版と共に記されていて、一冊の本を改めてみつめる。

が「ナイス!」と言っています。
tamami
「ほっこり温かい。」「ゆっくり、ゆっくり、癒やされよう。」という帯の文句に誘われて手にした本書は百三刷り。多くの読者に迎えられた本書だけど、正直自分はこの物語のような状況で、なぜ主人公が不登校から回復していったのかよく分からなかった。おばあちゃんとの生活は、自然の日差しの中で営まれたごく普通の生活だったように思うから。それだけ現代の子ども達は、自然と乖離した生活を過ごさざるを得ない、と言うことかもしれない。主人公とは二世代以上も年かさの自分にとっては、その心情の奥底に迫るのは難しいことなのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
tamami
『スマホ脳』等の著作で世界的に有名なスウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセンによる、ADHDの解説本。ADHDの症例、ADHDと遺伝子、人類の歴史におけるADHD遺伝子の果たした役割、現在におけるその長所や短所について等々、多くのデータを元に解説する。筆者自身、幼少の頃からADHD的傾向の強さを自他共に認める所であるので、全ての症例について自分と比較し、対話しながらの読書となった。今はその存在を肯定的に捉え、日常生活における自分の行動について、半ば愉しみながら分析をしている。読書傾向にもその一端が!?
が「ナイス!」と言っています。
tamami
2015年刊。積ん読本の一冊。書名から、老年に至る迄の読書指南書?と思いきや、全体を通しての内容は、老年に差し掛かった著者と、演劇その他の文化活動で知り合った友人知人が織りなす書物いろいろ物語と言ったところか。著者の人生そのものが、間接的な部分も含めて、戦前・戦後の出版事情を体現している感があり、今は忘れられた作家や作品、本を巡るトリビアに出会える。文中、幸田露伴が語ったという、様々な方面に手を伸ばしていると、いつしかそれが引き合い己の知識となる過程、「八方にひろがってパッと凍る」という表現を面白く読む。
が「ナイス!」と言っています。
tamami
以前にも書いたけれども、この作家さんのいわゆる小説はほとんど読まずに、エッセイ本を中心に彼のユニーク(私からすれば)な生活スタイルや、これもかなりへそ曲がり(あくまで私からすれば)な思想信条を楽しませてもらっている。理科系の研究者として一家をなし、小説家としてもかなりな成功を収めた(私からすれば)著者の、工学系技術者としての遊び心を縦横に発揮した生活は、感嘆に値するものでもあり、真似はできない。ただ著者が若い頃から壊れた機械類を集め、修理に心血を注ぐ姿は、対象こそ違え多くのマニアに共通するものではないか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/12/09(2047日経過)
記録初日
2019/07/26(2183日経過)
読んだ本
1058冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
267596ページ(1日平均122ページ)
感想・レビュー
1052件(投稿率99.4%)
本棚
9棚
性別
自己紹介

半世紀にわたって買いためた積ん読本に囲まれる日々。少しずつ減らそうとするものの、新刊・古本が同じくらい入ってくる。

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