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2024年3月の読書メーターまとめ

oku
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2024年3月に読んだ本
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  • りざーどん

2024年3月のお気に入られ登録
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  • りざーどん

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

oku
九十九ヶ丘高校のある日の昼休みの65分間に起こった出来事を綴った連作短編小説。昼休みに学校を抜け出してラーメンを食べに行く話や消しゴムを使ってポーカーに興じる話など、ものすごく下らないというか馬鹿馬鹿しいけど、こういうのに情熱を捧げるのが高校生ならでは。忘れかけていた感情を呼び起こされたようで懐かしい気持ちになった。各話は全く関係なさそうな話なのに、とある人物が暗躍していて一本に繋がるのも面白い。それにしても何と濃密な65分間だろうか。大人たちは見過ごしてしまいそうだが、高校生の日常はドラマの連続だ。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

oku

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:23冊 読んだページ数:6872ページ ナイス数:565ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1074886/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
28

oku
旧華族の名家に生まれ画家として生計を立てる鹿名田つぐみが実家からの見合い話を断るために、ヌードデッサンのモデルを努めていた久瀬葉に3000万円で契約結婚を持ちかける。よくある仮初めの夫婦が本物の夫婦になる微笑ましいラブストーリーだと思っていたら、想像以上の激重の設定で感情が破壊されそうになった。異常な環境によってボロボロになったつぐみの心の拠り所となった葉の優しさが身に沁みる。葉にはこれからもずっとストイックにヒモ道を極めてほしいですね。
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ネタバレ本来のエロゲの道筋から外れて絢奈が斗和の彼女として共に前を向いて歩き始める第3弾。絢奈と斗和のイチャつきっぷりがすごくてゲロ甘だった。燻り続けていた絢奈と母親の星奈との関係に加えて、斗和の母親の明美とも思わぬ繋がりがあることが分かったが、修復することができて良かった。そして修との決別により一つの決着がついたものの、その後の展開はとても気になる。
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恋人として認められたグレイとアリシア。学院への復帰が決まったが元のクラスに居場所はなく、問題児ばかりを集めた特別クラス行きを命じられる話。アリシアを溺愛するヤンデ令嬢・マインはアリシアと二人きりになるために、特別クラスの不良たちを自主退学に追い込むというヤバい思考と行動力の持ち主。マインとアリシアが何故停学処分になっていたのか、マインのヤバすぎる行動の裏に何があるのか気になる展開だったが、最後は真正面から問題に向き合ったアリシアとそれをアシストしたグレイがナイス。隙あらば甘えてくるアリシアも可愛かった。
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親の再婚でなんとなく家に居づらくなった成海紅太と、同じく家に居場所がない加瀬宮小白が遅く帰るためのアリバイを作る《ファミレス同盟》を結ぶ。必要以上に踏み込まない、愚痴を言い合うだけ、聞くだけというお互いにとって心地よい関係がとても良かった。特別な関係に進みつつある二人だが、最後には小白に何があったのか、続きが気になりますね。
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芸能界にスカウトされて表の道を順調に突き進むサラに対して、リヴィアはヤクザと半グレ組織とカルト教団を一手に束ねて裏社会の帝王の道を究めていく。リヴィアの方は別に望んでこうなった訳ではないのに、どんどん道から外れていくのには笑ってしまう。それだけではなく、ホストに昆虫食研究家にと物凄い勢いでジョブチェンジを重ねていく。この人の未来は誰にも予測不可能だろうな(笑)。終盤で一気に2年が経過したのには驚いたが、新キャラが異世界から送り込まれて、次回はますますカオスになりそうで期待。
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九十九ヶ丘高校のある日の昼休みの65分間に起こった出来事を綴った連作短編小説。昼休みに学校を抜け出してラーメンを食べに行く話や消しゴムを使ってポーカーに興じる話など、ものすごく下らないというか馬鹿馬鹿しいけど、こういうのに情熱を捧げるのが高校生ならでは。忘れかけていた感情を呼び起こされたようで懐かしい気持ちになった。各話は全く関係なさそうな話なのに、とある人物が暗躍していて一本に繋がるのも面白い。それにしても何と濃密な65分間だろうか。大人たちは見過ごしてしまいそうだが、高校生の日常はドラマの連続だ。
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天堂家に仕える使用人・影人は最近告白されたことを主のお嬢様・星音に伝えたところ、星音が猛烈にアプローチを仕掛けてくるようになった。一級フラグ建築士の影人とやたらと勘が良いお嬢の間で繰り広げられる古き良きラブコメ的やり取りはニヤニヤ必至。ラブとコメディのバランスが良い塩梅でとても面白かった。お嬢のやることなすこと全てスケールが大きくて、ちょっとズレているのが面白い。告白するほうが難易度低いのでは(笑)。お嬢は金に糸目をつけないし手段も選ばないが、人間的に嫌味がなくて正々堂々とフェアなところに好感がもてる。
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暁のメンバー全員を自らの手で敗北させるため、一対四の変則マッチを希望したステラ。いくらなんでもこれは流石に厳しいかと思われたが、ステラはラスボスの片鱗を見せつけてくれた。衝撃的な能力が明らかになった紫乃宮天音、そして二回戦の倉敷蔵人とサラ・ブラッドリリーの戦い。能力のインフレがどんどん進んでキャラが成長していくので、もはや展開は予測不可能。ついさっきまで強敵だったはずのキャラが急に雑魚に見えてくる(笑)。
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学校一の人気者で美少女の小戸森さんは実は魔法使いで、そのことを偶然知った園生くんは小戸森さんから『魔法でしもべにする』と宣言される。小戸森さんのことを前から好きだった園生くんは『恋人になりたい』という理由で彼女の魔法に全力で抗おうとする。最初から両想いにも関わらず、不器用な小戸森さんと超絶鈍感な園生くんのすれ違いっぷりがもどかしくて楽しいラブコメだった。魔導具のメガネと押入れで部屋が繋がる話は小戸森さんの園生くんへの想いが隠せていなくて可愛かった。
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人類観測史上最大規模の太陽フレアが発生、突然の磁気嵐が地球を襲った日本が舞台で元自衛官の星板陸が主人公。災害大国日本にあっても、通信やインフラが完全にストップするという状況は想像を絶する。そんな状況下で偶然出会った初恋の女性である水星の命が危ぶまれ、東京には人工衛生落下の危機が迫ってくる。未曾有の危機のなかでの任務遂行と、様々な人達との出会いを通じて陸と金星(水星の妹)の二人が自分の生き方を見つめ直していく人間物語は見応えがあった。タイトルに込められた意味も良かった。
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「運命の赤い糸」を幼い頃から信じて生きてきた立花颯太がついに出会った運命の相手・宝生まゆらは少し変わった「予知能力」を持つ少女だった。運命に導かれるようにして出会い、実証実験と称して親友を目指す二人。どう考えても結ばれるべき二人なのに、何故まゆらの方は頑なに颯太を拒否しようとするのかが気になるストーリー展開で、運命に抗い頑張り続けてきた彼女のことを受け止めてくれた颯太と賑やかな商店街の人々の温かさが印象的だった。各章を端的に表した花言葉がジワジワきますね。
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ネタバレ高二の夏休みに母親に追い出されるように家を出てきた陽が主人公。陽は叔母の家を訪ねるも叔母は不在で途方に暮れていたところを偶然出会った女子高生・まつりに助けられるという話。彼女のとある復讐計画に協力する代わりとして同居生活をすることになった陽だが、一緒に過ごすうちに彼女が天真爛漫な性格の裏に闇を抱えていることが分かってくる。居場所がなかった二人がお互い必要な存在として認めてくれる関係になっていくのが良かった。ところで題名に「きみ」と「だった」が入っていると悲しい結末を想像してしまいますね。
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誕生日パーティで春華が倒れて抜け殻のようになってしまうというまさかの事態に。心一郎は春華を救うために全てをなげうつ覚悟で25歳にタイムリープ。二度目の青春時代には社畜時代に獲得したスキルを存分に活かしてきた心一郎だが、今度は青春時代に経験してきたことが行動に活かされている。何よりも春華のためにという思いの強さが彼の原動力であり成長の証なのだろうな。何もかも与えられた人だからこそ自分に価値がないと悩む春華に真正面からぶつかって、幸せな未来を勝ち取った心一郎が素敵。正真正銘のハッピーエンドに拍手を送りたい。
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真昼の誕生日に周がサプライズを用意する回。真昼は何をプレゼントしても喜んでくれそう。だからこそ何をプレゼントするかの難しさはあるが、真昼のことを真剣に考えてくれたその気持ちだけでもきっと嬉しいだろうね。料理なんて全くできなかった周がよくぞここまで頑張った。そして何よりも特大のサプライズには驚いた。特別な一日にフニャフニャにされた真昼が可愛かったが、こういうのを毎年積み重ねていって当たり前の幸せになっていくといいね。ところで大学進学の話が出てきたが、ごく自然に同棲の話が出てきたのには思わずニヤニヤした。
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男子禁制のゲーム世界にお邪魔キャラ・三条燈色として転生した男が主人公。何よりも百合を愛するにも関わらずお邪魔キャラとして立ち回らなければならない燈色。ゲームの主人公である月檻とヒロインたちのハッピーエンドを獲得するために自らの命をも投げ出す覚悟ながら、迫りくる死亡フラグを回避しようと努力を重ねるうちにヒロインたちからどんどん好かれていくという矛盾した構図が可笑しかった。
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お互いの好意に気づいていながらも一向に素直になれない一颯と愛梨。二人とも自分からは告白しないけど、相手には告白してもらいたいという面倒くさい考えを持っているせいで、付き合っていないにも関わらず恋人のようなイチャつきっぷりを見せつけられて、友人たちは本当に気の毒です。そんな二人がようやく前に進んだかと思いきや、何だかおかしい。二人の認識のズレによってジレジレ関係から新たな展開が期待できそうで続きが楽しみ。『私は堕ちたりしない!!(キリッ)』はいはい頑張って(笑)
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十代にしか罹らず、左目が紫色になり次第に死に至る病≪ヴァイオレット・アイ≫。この原因不明の病で親友を亡くした高二の咲織が主人公。親友の気持ちを知るために詐病し、学校で孤立していた咲織だが、問題児だと思っていたクラスメイトの啓二にある日助けられ彼のことに関心を持つようになる。過去に大事な友達を失いながら何もできなかったことを悔やむ咲織は新たな困難に直面する。どうしようもない現実が立ち塞がっても、自分たちにできることは限られていても、決して諦めることなく行動して得られた未来はとても素敵なものだった。
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体育祭の後半とアーリャの誕生日会の話。戸惑いつつも恋心を自覚したアーリャにはニヤニヤ。中盤のイベントはあまり本編の進行には関係なさそうな話だけどマリヤのやらかしには癒やされた。さて遂に秘密を打ち明けた政近だが、それを聞いたアーリャにどんな変化が訪れるのか次巻も期待大ですね。
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明治末期から大正初期にかけて活躍した誰もが知っている文豪たちによって繰り広げられるバトルファンタジー。主人公は樋口一葉の身体に脳を移植された夏目漱石で、作家をつけ狙う正体不明の殺人鬼と戦う。こんな尖った素材でどうしてこんな物語に仕立て上げようと思ったのかすごく気になるけど、それを豪腕でねじ伏せて面白い話にしてしまう作者の力量がすごい。史実はあくまで裏設定なので、どこまでが史実でどこからが虚構なのかは特に気にしなくても楽しめる。むしろこの作品を読んで昔の文豪たちの史実をさらに知りたくなった。間違いなく怪作。
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第30回電撃小説大賞《大賞》受賞作。ファンタジーはあまり読まないジャンルだが、ストーリーもキャラクターも面白くて最後まで楽しめた。文章は文句なしに読みやすかったが、若干説明不足に感じられるところもあった。癖のある魔女たちに翻弄されながらも捜査官としてのミッションを遂行していき魔女たちとの絆を深めていく展開はなかなか良かった。
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ほぼ遠野さんの回だった。桐島が遠野さんとの関係を大切にし、福田くんが早坂さんへの恋を成就させる。浜波に任せておけば大丈夫、高校時代の恋を終わらせてちょっぴり切ないビターエンドを迎えるけれど、これで誰も傷つかずに済むはず…、とはならんのだよね。桐島の過ちは浜波の手に負えないレベルに来ていることが分かった。あとがきによるとあと二冊くらいで完結するとのことだが、これどう決着させるんですかね。
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oku
「禁断の果実」「七色の猫」「残された挑戦状」の3作の短編集。鷹央が唯一「先生」と呼ぶ御子神氷魚の不可解な死の謎に挑む3作目が面白かった。今回のトリックは簡単に予想できたが、所々に違和感がありまくりだったのでもう一段何かあるなと思っていたが、真犯人とその動機は意外なものだった。この事件を通じて氷魚と鷹央の強固な絆が感じられたが、鷹央と小鳥の師弟関係の絆も深まったようで良かった。でも最後のアレの損害賠償は小鳥先生に請求されそうで本当に気の毒です。
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タイトルからは全く分からないけど、これがシリーズ6作目の完結作。これを読みたかったが為に『[映]アムリタ』から『パーフェクトフレンド』までの前5作を順番通りに読んで本作に挑んだのだが、本作を読んでこれまでバラバラの単発作品と思われたものが一本に繋がって、壮大なストーリー構想に驚嘆した。読んでいるときには全く気が付かなかったが、読み終わってこれは恋愛小説だと気付かされるのが凄い。これは傑作。
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大阪旅行が思いがけない形で終わって日南葵の内面に迫る11巻。前巻から2年待ったが続きが読めて良かった。1巻を読んだときにはまさかこんな展開になるとは思っていなかったが、登場人物全員の力を合わせて日南が救われることを切に願う。
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ついにやって来た七星剣武祭。一輝の初戦の相手は前回七星剣王・諸星雄大。いきなりラスボス級のキャラを登場させて大丈夫ですかね。二回戦以降の展開が心配になったが、これ以上ない熱い闘いに夢中になって読んでしまった。それにしても諸星くん強いし格好いいし気さくなキャラでいいね。さて今回は出番が少なかったステラだが、次巻圧倒的に不利な状況でどんな戦いぶりを見せてくれるか。
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お隣に住む人気絶頂の女子高生アイドルをメシ堕ちさせるラブコメ。理想のアイドルでいるために厳しい食事制限を課していた優月に背徳感とカロリーたっぷりのメシを与えるという行為が拷問のようだったが、最終的には美味そうなメシに抗うことができずに堕ちてしまうところが可愛かった。彼女の気持ちの良い食べっぷりとハートマークたっぷりの食レポが秀逸で読んでいる方も笑顔になっちゃいます。過度な食事制限は良くないしたくさん食べるのは良いことだけど、お世辞にも健康的な食生活とは言えないのは気になりますね。
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未来に送り返したばかりの鈴音が一日もしないうちに戻ってきた第2巻。前巻でハッピーエンドかと思いきや雪音が過去に飛んで行方不明になったとのことで、遼太郎の過去と父親の失踪に向き合う話に。可愛い娘たちのおせっかいによって本当のハッピーエンドを迎えることができるのか期待していたが、誰かが幸せであれば誰かが不幸せになる可能性もあるわけでこれは難しい問題だ。こういう難題に直面しても支え合っていくのが家族なんだろうな。それにしても阿梨亜が高校生ながら立派に母親していて、その優しさが身に沁みる。
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ネタバレ京都への修学旅行で晃と葵の秘密のデート。違う高校に通う二人の行き先も日程も同じとはすごい偶然。友人たちのサポートもあって二人だけの大切な時間を過ごすことができて良かった。晃の転校先の友人である梨華と悠希の両片想いが小学生のようで何とも可愛らしい。この二人を見ていると幼馴染の宿命のようなものを感じる。そんな二人の幼馴染の関係を一歩前に進めることができたようだが、二人きりのときに一体どんなイベントがあったのかは気になる。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/12/12(1592日経過)
記録初日
2019/09/30(1665日経過)
読んだ本
1702冊(1日平均1.02冊)
読んだページ
524683ページ(1日平均315ページ)
感想・レビュー
1614件(投稿率94.8%)
本棚
5棚
性別
血液型
O型
職業
技術系
現住所
滋賀県
自己紹介

琵琶湖のある県に住んでいる会社員です。最近はラノベを読んでいることが多いですが、面白そうなものは何でも読みます。青春ラブコメやミステリーが特に好みです。将棋が好きなのでたまに将棋に関するつぶやきをします。

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