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2023年5月の読書メーターまとめ

oku
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9548ページ
感想・レビュー
30
ナイス
817ナイス

2023年5月に読んだ本
32

2023年5月のお気に入り登録
2

  • もも
  • カシオペア2

2023年5月のお気に入られ登録
3

  • もも
  • 秋田健次郎
  • カシオペア2

2023年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

oku
61歳で死去した大御所ミステリ作家の愛人の息子・藤阪燈真が主人公。複雑な境遇にある燈真だが、死ぬ間際に父が書いた遺稿の存在を彼の長男から知らされ、それを探すことに。タイトルにもある『世界でいちばん透きとおった物語』とは一体どんな作品なのか。なぜそんな作品を父は遺したのか。最終章直前にその意味が見えてきた段階で『そんな無茶な…』と思っていたけど、まさかまさかと思って○○してみたら大絶叫。最終章は大興奮状態で震えが止まらなかった。文学作品の枠を超えた芸術作品と言っても過言ではない。先入観なしで読んでほしい。
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2023年5月にナイスが最も多かったつぶやき

oku

2023年4月の読書メーター 読んだ本の数:28冊 読んだページ数:8623ページ ナイス数:882ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1074886/summary/monthly/2023/4

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2023年5月の感想・レビュー一覧
30

oku
「お仕事小説コンテスト」に応募した花恋に受賞の連絡がきて、渡良瀬の発案による合同センターのコンテスト参画も同時に進行する。偶然なのか運命のいたずらなのか槍羽を中心にして2つの物語が一本の線で重なっていく。世の中、正道だけで上手くやっていくのは難しいということは分かるんだけれども理解はしたくない。『面白ければすべてOK!』その言葉に救われたからこそ、その言葉は決して嘘ではないことを証明してほしい。
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生徒数8000人の超巨大学園の生徒会に無理矢理引きずり込まれた男子高校生牧村ひかげが主人公で、総額8億円もの生徒会予算を握る不登校児の聖橋キリカを手伝うという話。探偵要素はあんまりなかったように思うけど学園モノのラブコメとして面白い。生徒会の主要キャラが変人の女の子ばかりで唯一の男子であるひかげがヒロインたちに翻弄されつつキレキレの突っ込みを返すところとか、無自覚に女の子たちの好意を集めてしまう天然の女たらし主人公なところとかはやっぱり杉井光の作品だなと思う。
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動物病院で顔見知りになった藍と鴨井のじれったい歳の差恋愛ストーリー。動物たちの視点も交えて面白かった。今回は鴨井が生後2週間の子猫を拾った話から始まるが、鴨井の壊滅的なネーミングセンスに加えて『略すな』とか注文つけてくるのには苦笑い。おかげで前半はめちゃくちゃ読みづらい(笑)。それと並行して藍の大学受験と予備校でのお友達の話が思わぬ形で繋がってくる。両想いだけれども先生と高校生という難しい関係を改めて認識させられる。藍は無事卒業できて二人の関係は進展するのか。キャロルの存在感もいい感じだった。
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校外学習で訪れた田舎町の廃校で事件に巻き込まれてしまった都会の小学生4人と地元の女子(響)1人が主役。事件のせいで周囲から孤立してしまった響は名字まで変えてやり直しを図るも運命のいたずらか高校で4人と再会し、同じクラスになってしまう。周囲の人達の悪意などは決してないにも関わらず、忌まわしい過去に向き合わされる境遇はなかなか辛かった。主役の5人は戦隊モノをイメージしたとのことだが、なるほど個性的な人物たちだった。
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第6巻。激動の展開だった前巻までと比べて割りとおとなしめだったけど面白かった。次回以降への布石といった感じだろうか。二部構成で前半は『28とOL』、後半は『30とJK』なのでタイトル詐欺です(笑)。花恋と渡良瀬、全く異なる立場の二人なのに同じ企画で交わる運命に。ラブコメ的にはこれまで本格的に絡んでこなかった沙樹の参戦も期待したいところだ。
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介護福祉士を目指すためにかれんは教師を辞めて一人暮らしを始めることに。かれんと勝利は距離的にものすごく離れるわけではないが、それでも頻繁には会いに行けなくなる。そばにいてほしいけどかれんの気持ちを尊重する勝利の複雑な心境が垣間見える。かれんにとって人生の大きな岐路を迎えて、両親にはついに秘密を打ち明けた。勝利とかれんも本音でぶつかりあって9巻にして大きな転換点になった気がする。丈のファインプレーもナイス。言葉の持つ力の大きさが感じられる回だった。小指立てて『お前のコレ?』は流石に時代を感じる(笑)。
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3年生になって悠太と沙季が同じクラスになるが、友人の丸と真綾とは別のクラスに。悠太と沙季は学校にバイト先に家にと、ほとんどの時間を一緒に過ごしていて物理的にはものすごく近い位置にいるにも関わらず、それぞれの場所で異なる距離感が求められている。自然な関係を維持するのは難しいだろうね。テスト勉強にも身が入らず二人の将来のこともチラついて、切なさでいっぱいになった。それでも同居生活が始まって一年、改めて二人の考えをすり合わせして、一歩ずつ前に進んでいる感じがする。次回、両親が旅行で不在。大きな変化が訪れそう。
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『チョコレート・コンフュージョン』の続編。凶悪面の龍生とがんばり過ぎなOL千紗。前作でお付き合いを始めてこのまま順調に結婚にまで至るのかと思いきやすれ違ってしまう二人。お互いを大切に想っているからこそのすれ違いなんだけど、コントか何かかな?と思うくらいのズレっぷりには苦笑い。ほんの少しの自己肯定感と一歩踏み出す勇気があればもっと上手くいくんだろうけど、そこはご愛嬌。テンション高めな文章で最後まで楽しく読ませてくれた。
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二人の従姉妹が新たに登場。豪快なお祖父ちゃんによって齎された非現実的なハーレムラブコメっぽい展開ながら甘さとほろ苦さの塩梅が絶妙でエモい。今巻では四人の従姉妹たちとのお泊り会の夜に幹隆が誰かに涙ながらにキスをされるという事件が発生。相手と思われる人物は作中で仄めかされているけれども幹隆の思い違いだったり誰かが嘘をついていたりする可能性もあるので、もしかしたら別の人だったりするのかも。それにしても凪夏のとった行動はなかなかヤバかったけどああいうの大好き。なかなかの修羅場で面白くなってきた。次巻も楽しみ。
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CEOのアルカンフェルから直々にクビを宣告されるという衝撃的な結末だった前巻ラストから槍羽がどのような作戦に出るか。今回も面白かった。『いいぞ、JKは!』この台詞ここで使うんだな…。どんな苦境に立たされても最後まで仲間のために全力を尽くす槍羽は今回も最高に格好良かった。でもラブコメ的にはヒロインたちからの好意を集めまくりでハーレムみたい。意外だったのはハム太郎課長。憎まれキャラだったけどちゃんと父親をやっていてすごく好感が持てた。
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急性の脳腫瘍で倒れて入院した河野夕夏の元に「悪魔」を名乗る不思議な青年が現れる話。『君の命を助ける代わりに君の最も大切なものを一つ奪う』そう取引を持ちかけられた翌日に夕夏の腫瘍は良性に変わり、その代償として2年間の記憶を失っていた。自分が失った大切なものとは一体何なのか、取引を持ちかけてきた青年は何故アフターフォローと称して夕夏の元を訪れるのか。最終盤までファンタジーと思わせながら意外な真相が隠されていた。大切なものは確かに失ったけど、手に入れたものはそれ以上に大きい。優しくて心温まる結末が素敵。
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秘密の恋の物語、完結編。いやすごい話だった。誰かが誰かを好きになる、ただそれだけのことなのに、まるで猛毒のように5人の友情を蝕んでいく。読んでいて胃が痛かったけど、綺麗な感情も醜い感情も余すことなく描ききってくれた。秘密に秘密を重ねた関係は長続きするはずもなく案の定爆発してしまうけれども、それで終わりにはしなかったのが流石。最後まで友情モンスターを貫いた古賀くんが格好良かった。
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義肢のリハビリ専門病院で事務スタッフとして働く佐藤真白は外見が生身の女性だが実はある研究機関から送り込まれたアンドロイド。そんな彼女は院内で佐藤響という青年に出会い、人間で言うところの所謂恋のような感情が生まれる。この感情は恋なのかどうか、人間のようで人間とは違う不器用なところに心を揺さぶられた。中盤から終盤にかけて物語は二転三転するけれども、そこにあった甘くて切ない感情は本物だったと思う。
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新年度を迎えて村瀬たちは2年生になり伽耶も入学してきた。新2年生4人とも同じクラスになったのには笑った。これまで以上に賑やかになって女子メンバーから色ボケ総攻撃される村瀬くんとキレキレの突っ込みが見られると思いきや、本業の充実ぶりとは逆にスランプ気味なのかいつもの突っ込みの切れ味まで低下してしまう。そんな中で華園先生と凛子の本気の戦いは熱かった。失うために戦うとはどういうことなのかを悩み抜き、今回のダブルブッキング騒動では一皮剥けた感じがする村瀬くんだけど、何だか重要な転換点を迎えそうな終わり方だった。
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かれんと付き合っていることが花村のおばさんの耳に入ってしまうアクシデントが発生する第8巻。『優しい秘密』のタイトルどおり秘密にまつわる話だったけど優しいかどうかは考えさせられる。過去にも色々あったけど流石に今回の星野の行動はやりすぎなのではないだろうか。あと勝利が星野を家に上げたところは良しとしてもそのあとにかれんに嘘をつくのも何だかなあ。優しすぎるがゆえに後ろめたい秘密がどんどん増えていく。どこかで爆発してしまわないか心配。『秘密は、増殖する』という言葉が重くのしかかってくる回だった。
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朱音の抱擁で涙を流してしまった才人の感情の正体は何なのか。才人の家庭事情が明らかになる第7巻。蔵の整理のために訪れた北条家で朱音は才人の両親に会うもこれが想像以上のクズで才人が異常な環境で育ったことが浮き彫りに。本当に救いようのないクズだっただけに朱音が両親に叩きつけた言葉にはジーンとくるものがあった。それにしても幼い頃から存在していた才人と糸青の絆は素敵。糸青と朱音の本心に迫った今回の話を経て才人は自分の気持ちにどう向き合うのか次巻も楽しみ。
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学校一モテると言われる少年・隼と学校一ゆるいと噂の少女・日和がお付き合いする話。噂とは真逆で交際経験すらない初心な二人が自分磨きに勤しみすぎてしまった結果、「ヤリチン」「ヤリマン」などという不名誉な称号を手にしてしまうが、相手に見合う自分になるためにとさらに背伸びをして見栄の張り合いをするのが滅茶苦茶可愛かった。ノリでお付き合いを始めたように見えて、実はお互いを誰よりも大切に想い合っているところがすごく素敵。友人キャラたちの恋模様も気になるところだ。
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小倉まりぃの新作のイラストレーターとして、ネットで人気の絵師《白砂》が抜擢される話がメイン。イラストレーターの緩い日常が多めだった前巻までの展開と比べて真面目にお仕事にフォーカスした話で、趣味でやっていく人とプロでやっていく人のちょうど境目くらいの悩みがリアルに感じられた。プロとしてやっていくには捨てなければならないものもある。イラストレーターとしてひと皮剥けた白砂が今後どのように成長していくか楽しみ。さて、今回の騒動がきっかけで次回マリィがどのような行動に出るか。またまた気になる終わり方だった。
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クリスマスまでの期限付きでお試しの恋人になる拓海と夏帆の物語。冒頭から夏帆が男二人の会話に割り込んで拓海に話しかけて、翌日に履歴書(笑)を持ってくる謎の行動に度肝を抜かれたが、きちんと理由があるのが良かった。“恋人とやりたいことリスト”を通じて距離が縮まって惹かれ合っていくところが最高。糖分高すぎの場面が多くて何度か死にかけたが、個人的に一番のお気に入りは手洗いで袖を捲らせるヤツ。夏帆がバーゲンセールのように『私の彼氏、〇〇』を連発するところも、思春期男子を困惑させる壊滅的なワードチョイスも可愛い。
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oku
旧友の剣野と再会した槍羽が新八王子センター長として与えられた初仕事が彼の審査の元でリストラを断行すること。センター長という槍羽の立場を利用することで槍羽を孤立させる剣野の手段がえげつない。会社としては経営を安定させることは最重要課題でもあるし、従業員の雇用を守ることも最重要課題である。従業員のことを何より優先させた槍羽の考え方には拍手を送りたい。とはいえ、何らかの手段でコスト削減は達成せねばならない状況には変わらない。起死回生の策に、槍羽と剣野の戦いはどうなるのか。花恋と真織の友情も気になるところだ。
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oku
異常気象によって「冬」が続くという世界で生きる高校生男女の物語。外出もままならず授業はオンライン、人々の交流が制限されて観光業は廃れる。まるで新型コロナによって人々のライフスタイルが様変わりした現代の世相を表しているような世界観だった。そんな世界で秘密の交流を続ける幸久と美波。今までどおりとはいかなくともほんの少しの幸せに癒やされ、自分たちなりの生き方を見つけていく姿が印象的だった。長くて暗いトンネルの先には必ず光がある。そんな暖かさが感じられる結末がとても良かった。
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oku
若手女性声優・仙宮すずねの所属事務所に新人声優として元アイドルの鐘月かりんが現れるというガールズラブコメ。推しの卒業によって喪失状態だったすずねの目の前に突如本人が現れる状況に浮かれつつも、先輩声優として一定の距離を保たなければならない。グイグイ距離を詰めてくる推しの供給過多に悶えつつ、ガチ恋勢ではない自分が元アイドルの何を推しているのか、そこから距離感が少しずつ変わっていく様子が丁寧に描かれていてとても良かった。それだけにクリスマスイブの生放送後の話はじっくり読ませてほしかった。続巻に期待したい。
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61歳で死去した大御所ミステリ作家の愛人の息子・藤阪燈真が主人公。複雑な境遇にある燈真だが、死ぬ間際に父が書いた遺稿の存在を彼の長男から知らされ、それを探すことに。タイトルにもある『世界でいちばん透きとおった物語』とは一体どんな作品なのか。なぜそんな作品を父は遺したのか。最終章直前にその意味が見えてきた段階で『そんな無茶な…』と思っていたけど、まさかまさかと思って○○してみたら大絶叫。最終章は大興奮状態で震えが止まらなかった。文学作品の枠を超えた芸術作品と言っても過言ではない。先入観なしで読んでほしい。
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ネタバレ瑠衣メインの第4巻。瑠衣の父親の勘違いによって瑠衣と恵太が偽装カップルを演じるところから瑠衣と恵太のコラボイベントに発展。幼馴染の絢花にそのモデルを依頼するもまさかのお断り。その理由やらとった行動やらが可愛い。恵太の色々と誤解を招く発言はお約束だけど、絢花のお悩み解決のためのアレは流石にアウトなんじゃ(笑)。瑠衣と恵太の共同作業によってお仕事的にもラブコメ的にも今回は瑠衣の魅力が爆上げ。最後にはまたまた爆弾発言で幕を閉じて次回への期待が高まります。
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世界一可愛い美少女モデル・hikariの正体である男子高校生の晴間光輝。クラスメイトの女の子の雨宮さんにhikariであることがバレてしまい交流が始まるラブコメ。一見すると雨宮さんは地味で服装のセンスも壊滅的だけど、実は自分よりも可愛いのではないかと光輝の審美眼が反応する。現役モデルである光輝の力と人脈を駆使して、雨宮さんが蛹から蝶に変化するのを見ているのがとても楽しかった。二人の距離感が近づいていく過程が微笑ましい。文章も読みやすくてラブコメのお手本のような作品で読んでいて楽しい作品だった。
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幼馴染の智美と涼子が大喧嘩して絶交してしまった第2巻。メインヒロインの彩音そっちのけで幼馴染メインの話で、彩音は可愛らしくて悪役令嬢感ゼロで、もはやタイトル詐欺では…と思わなくもない。さて今回の話、3人の幼馴染はいつまで同じ関係を続けられるか。幼馴染であることが失われることはなくとも変わるものは変わる。逃げるだけでなく変化を受け入れて前に進むことも大事。一つの転換点を終えて浩之と彩音の関係はどう進むのか楽しみ。
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俺(鍵坂)にだけ毒舌全開で口喧嘩ばかりの友利さんが裏アカで俺へのデレツイートを垂れ流しているのを偶然発見するというラブコメ。いわゆる相手の好意が透けて見える類の話だが、目の前で相手と会話しながらポケットに入れたスマホをタッチタイピングしてリアルタイムにデレツイートを垂れ流すという友利さんの超絶技巧がすごい(笑)。あまり細かいことは考えずにこれは異能かなんかだと思った方がいいかも。表では優等生なのに、恋愛ごとになるとアホになる友利さんのギャップが可愛かった。タイトル通りに言ったらホントにどうなるんだろう。
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ヨシの帰国が迫る中、ロンドンからブーディシアの先輩・シュガーがクルーを引き連れてブリストルに襲来する第3巻。グラフィティの文化的側面と犯罪的側面、その狭間で自分たちは何のために戦うのかという問いを突きつけられた格好で、ヨシの帰国の件もあっていつも以上に弱りきってしまったブーディシアがどのように困難を乗り越えていくのかが見所。クライマックスにかけて上がっていく熱量に圧倒された。お互いを尊敬し、高めあっていく、そんな二人の関係性がとても素敵。それだけにあのエンディングの後で二人はどうなったのかとても気になる。
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oku
面白かった。1巻の時点では未来の花嫁・トウカの目的や行動に謎が多かったのだが、今巻で明らかになる。コミカルな雰囲気で進む前半パートから一転、全ての事情が明らかになる後半はシリアスで重い雰囲気。でも最後はハートウォーミングな話で涙腺緩みっぱなしだった。トウカとの出会いによって未来はいくつか変わってしまったけど、白馬は冬花と新しい物語を進めてくれるはず。そう思わせてくれる締め方で良かった。
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oku
ヨシの元にかつてのバンド仲間だったネリナがやってくる第2巻。「魂がない」と言われたことでヨシがギターを弾けなくなる原因になったというネリナ。わざわざ日本からブリストルにやってくる行動力もすごいがこれがまた天然のトラブルメイカー気質で読み手をイライラさせてくれる。でも最後まで読むとなかなか熱いものを持っていて泥臭くていい感じのキャラだった。好きになれるかというとちょっと苦手なキャラだが…。その他の登場人物もイキイキとしていて魅力的。今という瞬間を全力で生きる、その熱量が存分に伝わってくる作品だ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/12/12(1752日経過)
記録初日
2019/09/30(1825日経過)
読んだ本
1840冊(1日平均1.01冊)
読んだページ
566825ページ(1日平均310ページ)
感想・レビュー
1750件(投稿率95.1%)
本棚
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自己紹介

近畿地方に住んでいる会社員です。最近はラノベを読んでいることが多いですが、面白そうなものは何でも読みます。青春ラブコメやミステリーが特に好みです。将棋が好きなのでたまに将棋に関するつぶやきをします。

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