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2023年8月の読書メーターまとめ

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2023年8月に読んだ本
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2023年8月のお気に入られ登録
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  • 絵 夢 @ や み あ か 大 切 さ ん 募 集 中

2023年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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市役所に開設された「2020こころの相談室」のカウンセラー二人が新型コロナによって人生を狂わされた人たちの悩み相談に乗るという話。初めて緊急事態宣言が出た2020年の4月頃は本当に大変な時期だったし、人々の暮らしが一変してしまったという事実が本作を読んで改めて思い出された。連作短編の形式だが、各編の登場人物がお守りを軸にして緩く繋がっている(青山美智子さん風?)。カウンセラー二人による会話で相談者の秘密が解き明かされるミステリー的な仕掛けが面白い。辛い話もあるけど心が晴れるハートウォーミングな話だった。
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2023年8月にナイスが最も多かったつぶやき

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2023年7月の読書メーター 読んだ本の数:35冊 読んだページ数:10347ページ ナイス数:850ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1074886/summary/monthly/2023/7

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2023年8月の感想・レビュー一覧
25

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市役所に開設された「2020こころの相談室」のカウンセラー二人が新型コロナによって人生を狂わされた人たちの悩み相談に乗るという話。初めて緊急事態宣言が出た2020年の4月頃は本当に大変な時期だったし、人々の暮らしが一変してしまったという事実が本作を読んで改めて思い出された。連作短編の形式だが、各編の登場人物がお守りを軸にして緩く繋がっている(青山美智子さん風?)。カウンセラー二人による会話で相談者の秘密が解き明かされるミステリー的な仕掛けが面白い。辛い話もあるけど心が晴れるハートウォーミングな話だった。
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ネタバレシリーズ2作目、新米知財部員だった亜季の奮闘ぶりに成長が確かに感じられる。侵害調査の件、社内には知財に理解のない人たちばかりで同情してしまう。知財部を製品化の邪魔をする悪者にしか思っていないのだろうか。それでも法を盾にして突っぱねるだけでなく相手の言い分を考えて代案まで準備する北脇は流石だった。何事もなかったというのはもっと評価されて良い。最後の拒絶理由通知書への対応の件、亜季と審査官の冴島とのやり取りはお見事。そして最後はこれまた気になるところで終わりますね。
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シリーズ5作目ではあるが今回は短編集。本編よりも脇役の人物の出番が多くて楽しめた。特に電柱と岩男は挿絵付きで登場。電柱と岩男の会話の内容は相変わらずバカだなあと思いつつも、愛すべきバカという感じがしてとても良いキャラに思えた。個人的にお気に入りは「大バカ任侠入門編」。知人の誘拐事件という結構シリアスな話なのに、おバカなヤクザどもとのドタバタコメディという感じが面白かった。鳴海のツッコミも本編よりもキレがあった。
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田舎町に暮らす中学2年生の眞田寛樹が主人公。夏休みに自分を助けてくれた謎の美少女・伊東ノアに恋心を抱くようになるひと夏の青春物語。淡く切ない恋心を描いた正統派のボーイミーツガールで、真夏の夜空に打ち上がる花火のように鮮烈で忘れられなくて、だけど儚い恋の物語だった。本作とほぼ同名の作中作が鍵となって物語が進行するのがなかなか面白かった。ただ主人公のスケベ心が若干気持ち悪かった。中2男子なので仕方ないのかもしれないけど。ノアの外見以外に惹かれる要素があるともっと良かったかも。それでも全体的には自分好みの作品。
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霧島透子とは一体何者なのかが気になる第13巻。前回の続きで、岩見沢寧々が重要な鍵を握っていることには間違いなく、彼女の重要人物の話も含めて面白かった。ただ、霧島透子の謎は依然残されたまま。「霧島透子=桜島麻衣」であるという夢の中での麻衣の発言のことや「#夢みる」で麻衣が夢を見ていないことやら、色々と不安要素が残っており、麻衣に何らかの危険が及んでいる状況は変わっていないが、変えられない未来というわけではなさそう。4月1日のイベントは次回に持ち越され、物語はいよいよ最終章へ。どんな結末を迎えるか楽しみ。
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200万字の本を読むことでたった1秒だけ、時を止めることができる一族“時載り”の少女・リンネ。誰にも読めない本を見つけたことから始まる冒険物語。キャラクターやストーリーはラノベっぽいけど、文章はあんまりラノベっぽくない。12歳とは思えない主人公の大人びた口調と独特な文体が自分好みの作品だった。『わくわくする大冒険がしてみたいな。〜中略〜 前よりも少しだけ世界が輝いて見えたら素敵よね!』そうそう、こういう作品が読みたいんです。謎めいた一冊の本から見知らぬ世界へと広がっていくストーリーに魅了されました。
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生徒が経営者を疑似体験する授業、マネジメント・ゲームに取り組む回。ゲームといえども経営者の卵である生徒たちのほぼ現実に即した設定になっていて、経営手腕を問われる重要な取り組みであるというのが面白い。新キャラの住之江さんがなかなかヤバい性格。伊月がゲームでピンチに陥るも安易な方法に流されることなく乗り切ったところには経営者としての才能が垣間見える。『なんとなく』でできることってすごい才能ですね。これまでよりもビジネス寄りの内容だったが、前回で恋心を自覚した雛子の可愛さは突き抜けていた。
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平坂組を立ち上げた四代目ともう一人の男について語られる第4巻。とあるガールズバンドの音楽イベントを平坂組が手掛けることになり、そのプロモーション活動を鳴海が手伝うという話。活動を通じて知り合った錬次という男と四代目の間に何やら因縁があるようで、平坂組の活動に対して妨害工作が繰り返される展開。その中で明らかになっていく四代目の過去は壮絶なものだった。今回は身の危険を顧みず立ち向かう鳴海がとても格好良くて、組長の器に相応しい立ち回りだった。アリスの無知による自爆からの『この恥知らず!』の流れも可愛くて面白い。
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ネタバレ死に至る「宝石病」を患う理奈と受験を頑張る翔太の青春物語。紹介文に「2度読み必至」とあるので警戒して読んでいたけど、この仕掛けには驚かされた。というか全然気付かなかった。ただし、この仕掛けが判明する前後であの人の口調が別人のように感じられるのはちょっとずるいと思った。でもこの仕掛けを抜きにしても恋愛小説としてとても良い話だった。人の幸せを優先できない理奈の悩みに対して、自分の幸せのために生きることを肯定してくれた美里の話は説得力があって心に響くものがあった。切ないけれど希望に満ちたラストはとても良かった。
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クリスマスから始まり年末年始に二人の誕生日にバレンタインというラブコメ定番のイベント。亜利沙と藍那の二人とも隼人への依存度は天井知らずでイチャつきまくり。学校ではこの関係を秘密にしていることもあって、家では猛獣(姉妹)の檻の中に生肉(隼人)を放り込んだような光景に。隼人の理性がどれだけ保つか心配。バレンタインのアレは絶対やるだろうなと思っていたら予想通り(笑)。さらに母親の咲奈さんまで参戦?とまではいかなかったけど、この人の言ってること冗談に聞こえない。表紙の著者コメントでは二人ともノリノリで笑った。
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図書室の魔女と称される本好きの文月葵と読書自体オワコンではないかと考える清水奏太。全くの正反対の二人が本を通じて交流していく物語。とある事情があって誰とも関わらず一人でいるようにしている葵だったが、彼女におすすめの本を教えてもらったり、図書準備室で一緒に本を読んだりで、少しずつ仲良くなっていく様子が微笑ましい。読書を心の拠り所にしている彼女にとって中盤の事件は耐え難いものだったが、彼女の本当の気持ちに向き合って行動した奏太はとても格好良くて、本好きには心にくるものがあった。
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彩夏が戻ってきたけど記憶を失ったままの状態。『藤島さん』なんてよそよそしい呼び方がグサっとくる。そんな中でナルミと彩夏の居場所である園芸部が廃部の危機に。それを調べるうちに四年前の生徒死亡事件が浮かび上がり、その事件にテツ先輩が加担していたという話が…。ここまで読んでようやく1巻の事件にケリがついた感じ。事件の真相は意外なもので、これが正しいかどうかはともかく優しい結末にホロリときた。全てが元通りとはいかなくてもこれで良い。アリスのツンデレには思わずニヤリ。ニート探偵を全知無能とは上手く言ったものだ。
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遂に陽花里と恋人関係になった夏希。これまで付き合うことを目標にしてきたので、改めて何をすれば良いのか分からない二人が初々しくて可愛かった。一方で美織も怜太と付き合い始めたことで夏希と美織の協力関係も解消される。夏希と美織の二人とも望んだとおりになれたにも関わらず、モヤモヤしているのが何とも言えない感じ。次回あたりで爆発してしまいそうで怖いけど、続きを楽しみにしています。船山さんと鳴の二人も青春していてとても良かったです。
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高校二年の二学期が始まり木佐谷樹とロンドという美少女二人に挟まれる学園生活が何だかこそばゆい。三角関係だけど木佐谷樹が堂々としていることもあってあんまりギスギスしていないのがいい。『超能力者は恋をするとその力が失われる』らしいが、ログの能力は失われていないという事実が物語にどのような影響を及ぼすのか、またロンドが魔女会合で無事後継者として認められるのかが気になる展開。終盤はやや駆け足気味だったけど最後は爽やかに締めてくれた。こういう青春ラブコメが読みたいという期待に応えてくれた一冊で大満足だった。
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2023/08/13 20:44

p219で木佐谷樹が瞬間移動していて混乱してしまいました(笑)

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誰もが知るトップアイドルグループのメンバーで、俺(天宮啓太郎)の推しでもある『ゆき』こと雪菜のぞみ。登録者数一桁のゲーム配信者の啓太郎が彼女に推されるという夢のような物語。それだけでなく超人気VTuber(幼馴染)と伝説のコスプレイヤー(義妹)にまで推される展開はもはやファンタジーレベルで啓太郎の周りの人間関係どうなってんのと笑ってしまった。本人を目の前にして限界化する彼女たちがとても可愛かったし、それが自分の推しでもあるという関係がまた良い感じ。
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小学2年のときに自分(辰巳千樫)が嫌いなエビクリームコロッケを食べてくれたことがきっかけで好きになった女子(市ヶ谷すず)に想いを伝えきれずにその後離ればなれになるも高校で運命の再会。彼女は月の一部を吹っ飛ばすほどの異能兵器になっていた。地球規模の存在になってしまった普通の女の子として生きられなくなった彼女の願いは『ラブコメのような学園生活がしたい』。国家間の戦争のようなかなりスケールの大きい話だったけど、笑えるし泣けるしキュンとくるしで物語の芯の部分はキッチリとラブコメしていて面白かった。
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廃部寸前の弱小吹奏楽部で、吹奏楽の甲子園「普門館」を目指す、幼なじみ同士のチカとハルタの青春ミステリ。日常の謎系のミステリだが背景部分は意外と重め。冒頭で三角関係の存在を匂わせているが、この三角関係は予想外だった。表題作を含む4つの短編はチカとハルタの漫才みたいな掛け合いと脇役の変人キャラが面白い。解説の『磁石が砂鉄を引き寄せるように変人が増えていく』という表現がピタリとハマる感じだった。吹奏楽部のメンバーが順調に増えているのはいいけど曲者ばかりだな。謎解きの方も知識というか雑学が豊富で楽しめた。
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内気な大学生・空野かけるが同じ大学に通う女性・冬月小春と出会い恋をする青春物語。目が見えないという大変な障がいを持っているにも関わらず良く笑い、自分のやりたいことを諦めない小春。どうしてそんなにも前向きに生きられるのって思わず問いかけたくなるような、彼女の真っ直ぐな生き方が心に響く作品だった。好きだと伝えたいけれども容易には口にできなくて、あえて突き放そうとしたところは切なかった。『花火のように心に焼き付くような生き方をしてみたい』という彼女の想いが確かに感じられる結末はとても良かった。
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八一の帝位防衛戦とあいVS天衣の話。背景に将棋とAIというテーマが入っているが、作中の対局がもはやSF異能バトルのようになっていて何だかわけの分からない闘いになっていた。将棋の深淵に迫ると言ったら大げさかもしれないけどそれに近いような感覚だったかも。AIが人間よりも強いのは常識になってしまったが、だからといって人間が将棋を指す価値がないなんてことは決してない。AI編は今回で一区切りで残り2巻。出番の少なかった姉弟子も気になるが、あいに気になる兆候が…。残り2巻でどのような結末を迎えるのか。
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面白かった。クラス一の美少女・木佐谷樹軍乃に強引に誘われて『鉄塔に登って絶縁碍子を撮影してこい』とか無茶苦茶なオープニングだったけど序盤からガッツリ心を掴まれて、読みやすい文章でそのままラストまで一気に読み切ってしまった。超能力とか異能とか正直あんまり好きじゃないけど思ったよりもラブコメしていて楽しめた。直球のボーイミーツガールも大好きだし、ヒロイン二人の可愛さに翻弄される三角関係も大好き。ぐんのんの最後のアレは破壊力高すぎる。
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『無色透明』で地味な女子高生の山田良菜が自分と同じ声の超人気声優・香家佐紫苑から替え玉声優を頼まれるという話。きっかけは無茶苦茶だったかもしれないけど、思いがけずに飛び込んだ声優の世界で自分なりに一生懸命取り組んでいく良菜がとても良かった。意外と根性もあって才能あるかも。替え玉は所詮替え玉で本家を超えることはできない。『無色透明』だった良菜が自分でやりたいことを見つけて限界に挑んでいく展開はとても熱いものがあった。声優・山田良菜として今後どんな物語を見せてくれるか楽しみ。
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父親の再婚で義妹ができたが、その人は最近転校してきたクラスメイトの隣の席のギャルで、しかも自分が激推しする神絵師だった。両親の顔合わせをする前に高校生二人きりで同居生活させるってどうなのって突っ込みたくなったけど都合のいい設定のおかげで面白いものが読めた。学校でのクールな印象とは真逆で家では生活力皆無な妹キャラという涼風のギャップが凄くて、いつ事故が起こってもおかしくないシチュエーションで新太の理性をゴリゴリと削ってくるのが可笑しかった。色々と気になる設定があるけど正直最後のネタバレはどうかなと思う。
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サラが中学生活を満喫して演劇祭で主役を務める一方でリヴィアの人生は益々混迷を極めていく…。演劇祭の『飛騨に不時着』、美濃と飛騨の不毛な戦いっぷりには大爆笑。ディスり気味だったけど岐阜県への愛の深さが感じられる。主役選びの大喜利も面白かった。でも今回はリヴィアの回だった。相変わらず何処へ向かっているのか分からないジェットコースターのような人生。リヴィアは元主であるサラの人生が一番の波瀾万丈であると言っていたが、自分は現世のリヴィアの人生こそが一番の波瀾万丈であると思う。
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NEET探偵事務所に駆け込んできたタイ人の少女・メオを匿い、行方不明の彼女の父親を捜し出すという話。2億円もの大金を詰め込んだボストンバッグを娘に託して行方をくらます父親は一体何が目的なのか、横領事件にしては不可解な点が多いところが気になる。きな臭い話から始まってヤクザとマネーロンダリングというヤバそうな世界に足を踏み入れる展開で、半ばヤケっぱち気味の鳴海が生きて帰って来られるか緊張感があった。そして最後は気になる終わり方だったけど、彩夏は意識を取り戻すことができるのか。
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学校一の美少女ギャル・葉月葵と平凡な高校一年生・湊寿也。同じマンションで同じ高校に通う友達同士だが、湊から葉月への友達としてのお願いがどんどんエスカレートしていく。想像以上に過激な内容だったけど面白かった。ちょっぴり嫌がる素振りを見せながらも満更ではない感じで湊のお願いに屈していく様子がグッときますね。中盤から清楚系の美少女・瀬里奈も参戦。恋人ではなくて友達同士だから浮気ではなくて友達が増えただけ?恋人同士では実現しないシチュエーションが楽しめる。続きを楽しみにしたい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/12/12(1752日経過)
記録初日
2019/09/30(1825日経過)
読んだ本
1840冊(1日平均1.01冊)
読んだページ
566825ページ(1日平均310ページ)
感想・レビュー
1750件(投稿率95.1%)
本棚
5棚
自己紹介

近畿地方に住んでいる会社員です。最近はラノベを読んでいることが多いですが、面白そうなものは何でも読みます。青春ラブコメやミステリーが特に好みです。将棋が好きなのでたまに将棋に関するつぶやきをします。

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