伊良部先生、お久しぶり。相変わらず面白い。なんやかんや大変だけど、結局みんな幸せそう。

ずっと読んでいたいような、美しくて生き生きとしていて、そして、少し憂鬱でちょっと皮肉っぽくて、とにかく好きです。

アーヴィングが最高でした。熊といえばアーヴィング。他はブレイディみかこさんが良かった。ピンキーとくればそうですよね。『猿の仕事』ちょうど私も同じこと考えてまして。ほんとに同感です。

小動物に纏わる掌編集。小鳥を多い時で5０羽も飼っていたとは驚き。祖父も数羽飼っていて、擦った餌を手ずから与えていたのを思い出す。鶯は藪鶯は鳴き方が不味いとのこと。確かに野良で聴くと時々下手くそなのがいるとは思っていたけれど、師範までつけて鳴き方を矯正すると知って面白かった。

面白かった。登場人物、皆ちょっとずつ嫌な人ばかりだなあと思ってたら、ちょっとどころでなくなっていく。さて誰が一番罪深いのか。

伊良部先生、お久しぶり。相変わらず面白い。なんやかんや大変だけど、結局みんな幸せそう。

映画も面白かったです。